恋慕 Ⅲ
虹渡達は僅差で敗北し次の試合はとうとう俺の出番となった。
幸か不幸かペアを組むのは星宮舞良さん。
あんまり表情を変えないけど時々微笑むのが可愛いんだよなぁ…いかんいかん。試合に集中しないと!
男子からの嫉妬の視線が痛いが気にしない。
そして対戦相手は東雲さんと猿飛。
フワフワした雰囲気の東雲さんに対して猿飛はどんな試合でも変わらんと言わんばかりに目を瞑って精神統一をしている。
エキシビジョンということもあり、かなりガヤも多く、新人戦のピリピリとした試合とは違って、この感覚もまた新鮮だ。
後夜祭の会場は十分に盛り上がっていた。勿論エキシビジョンをみて楽しんでいる者もいれば食事を思い思いに楽しむ者、新たなプレーヤーとの交流や、交友関係を広げる者もいる。
中にはダーツとは関係なくカードゲームをする者もおり、かなり自由ではあったが、後夜祭という場で皆思い思いに疲れを癒していた。
会場全体を軽く見渡し気持ちを落ち着け、試合内容を聞く。
『今回の試合は701 DOUBLESのTRIPLE IN TRIPLE OUTです!』
TRIPLE OUT…?????
アレンジを徹底的に特訓した俺たちの理論を全て崩すということか…??
今まで聞いたことがない。自分たちで理論を構築しつつ、互いに作戦を立てろということか。
「………よろしく…お願いします。」
おずおずと頭を下げられて妙に緊張してしまう。星宮さんがガチガチに緊張してるのがわかるだけに俺にもその緊張が伝播してきてしまう。
「こちらこそよろしく!」
先攻の俺から投げてゲームスタートとなった。
『701 GAME ON !!』
…シュッ『SINGLE 20』
…ピュピュピュン『TRIPLE 20』
…パシューン『BULL』
『LOW TON』
TRIPLE IN、すなわちゲームの始まりがTRIPLEでないと永遠に点数が減らないという鬼畜仕様だ。
「………NICE TON。」
ぼそっと言われて手を出される。普通にタッチをするだけなのに妙に意識をしてしまいどぎまぎする。
DOUBLESの試合では普通のことなのに女子の手に触れると考えるだけで…手が冷たくなってくるのを感じる。
今まで女子とコミュニケーションを取ろうとすると緊張してしまうので今まで極力避けてきたことがあだとなっているみたいだ。
猿飛は3本目でTRIPLE 19を捉えて57点を削る。
その後は普段の試合と変わらぬLOW TON合戦となった。
舞良さんはセットアップがない。しかしリリースの時の手の形はほとんど同じでダーツの飛びはとても安定している。
猿飛はそれでどうやって飛ばしているのかと思うほどダーツを握り込んでいるが…よく飛ばしていると思う。どれだけ修行わ積んだのだろうか…
東雲さんはサウスポー。肘を中に入れて体の重心はかなり前にかけて投げている。フォームはお手本にしたいくらいに綺麗だ。
その後ゲームは少しずつOUTできる点数にさしかかり、互いに200点を割ってきた。ここからしっかりと点数を考えつつ削らないといけない…
翔たちの頑張りに目が離せませんね。
外にいけないために料理をするようになったらどハマりしてしまいました…笑
ちゅうかをいろいろ今はた試してがほかの料理にもどんどんチャレンジしていきたいなーとおもっています。(どうでもいい)
ブックマークなど諸々よろしくお願いします!!
良い一週間を!




