恋慕 Ⅱ
「うぅ…あんまり動けないのにぃ…」
「ほら!頑張るよー!!」
お腹いっぱいで動けない英さんをずるずると引きずりながら舞台へと虹渡は向かう。
『これからやっていただくゲームは…SEVENS HEAVENです!』
『ルールの説明をしまーす!
リールに得点が加算されていきます。その特典はダーツで当たった点数です。そして3つの桁のうち1つでも7になると、その瞬間に当たっていた点数が自分のチームの得点となって入ります。7が2つ揃ったら2倍、そして見事777と揃った場合はJACK POTを獲得できます!!
7が1つも揃わない場合は得点はPOOLされます。その得点は次に7を揃えたプレーヤーに全て得点が入ります!』
実況しつつモニターの画面で説明されていたのでルールを大方理解した。しかし当の虹渡と英さんは…
「ねぇ…ルールの意味わかった…?」
「んーボクとりあえずやってみたらわかるかなーって!!」
どうやらちんぷんかんぷんだったようだ…
『それではゲームスタートです!!』
『SEVENS HEAVEN GAME ON !!』
『ROUND 1』
陽気な音楽とともにモニターにスロットが大きく映し出される。
JACK POTは200点、初期スロット点は498点。
ルールと得点を考えると圧倒的に虹渡と英さんが不利であることがわかる。
「ボク計算できないし得点もルールもよくわかんない!」
「あーしもー!ってどうすんのぉ!!?」
頭を抱えたくなる。相手のペアはというと…
「僕は男だ!!」
「もーガヤなんて気にしねぇでさっさとやるぞっ!」
向こうも向こうで大変なようだ。
ガヤも新人戦の時と違ってかなり多く、得点を叫ぶ声もだいぶ聞こえる。
「「みーちゃんがんばれぇーー!」」
「「あぁぁ薫クン今日もかっこいいわぁ…!」」
性別を間違えて認識しているものも多数いる。
いろいろな波乱を生みそうなLEGだが、ゲームは少しずつ動き出す。
先攻1人目は青野。
…ピュン『SINGLE 19』
…ピュン『SINGLE 20』
…ピュン『SINGLE 20』
557
(D)青野 未来 (C)光倉 虹渡
59 0
(B)水谷 薫 (C)英 泰乃
…ピュピュピュン『TRIPLE 5』
…ピュピュピュン『TRIPLE 10』
…ピュン『SINGLE 15』
「んーごめん!!20が入らなかったよー!」
「だいじょーぶ!あーし何が悪くて何がいいのかもわかってないから!あ、でもPOOLの分は取れたし大丈夫っしょ!」
「そーなんだ!ならOKだね!」
617
(D)青野 未来 (C)光倉 虹渡
59 60
(B)水谷 薫 (C)英 泰乃
1投目と3投目で7が出たため得点が入る。
かなり複雑だ…
そして互いに777が射程圏内に入ってくる。
また、JACK POTはPOOLされた点数の分だけ加点されるようで、230点に増えている。これはさっきの虹渡が2投目に7が揃わなかった時にPOOLされた分だ。
先ほどの編入生たちの真面目なプレーも良かったが、ガヤの影響もあってかかなり盛り上がっている。
このゲームはおそらく人気になりそう…点数についてしっかりと考える必要がある分戦略性もあるし…
『ROUND 2』
…ピュピュピュン『TRIPLE 20』
…ピュピュピュン『TRIPLE 20』
…ピュン『SINGLE 20』
「「あぁぁぁーー!!!」」
苦笑いを浮かべる水谷さん。
これでDOUBLE 20を入れられていればJACK POT獲得だったが…
757
(D)青野 未来 (C)光倉 虹渡
259 60
(B)水谷 薫 (C)英 泰乃
…ピュピュピュン『TRIPLE 20』
『OVER!!』
「「あ゛!!!」」
こっちもこっちでSINGLE20がよりにもよってTRIPLEへと逸れてJACK POTを逃す。
『777が出た場合と777を超えてしまった場合はまた小さい数字にリセットされます!
また、1000点に到達したチームはその場で勝利となります!』
659
(D)青野 未来 (C)光倉 虹渡
259 120
(B)水谷 薫 (C)英 泰乃
互いにプレーでミスを連発するがその度に大いに会場を盛り上げたのだった。
いかがでしたでしょうか。次回は大注目、翔舞良ペアの出場です!!
一通を逆走する車と正面衝突しそうになりました…標識はみんなしっかり見て欲しいです…(愚痴ってどうすんだ)
ブックマークや感想などなど諸々よろしくお願いします!
では良い一週間を!




