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D-Life!!  作者: てぇぽん。
新人戦編
50/85

決戦 Ⅱ (虹渡side)

今回は虹渡視点でお届けします。

「じゃあいつも通り頑張ろうね!」

「はい!でもやはり格上だと緊張感が違います…」


 編入生と言っても相手2人はAクラスとDクラスの2人。早速エースの神城くんが出てくるところを見ると、このLEGは勝ちに来てるっぽいな…聞けば一般枠での編入をしてきた空閑(くが)くんは趣味ですでにダーツをしばらく投げていたらしいから要注意!

 ルールの都合で1人目の選手は編入生枠の人って決まっているけど…とにかく見てみないとわからないし、ボクなりに頑張ればいけるよね!多分!


 本来なら強い人が1人目で投げるっていうのを昔透から聞いていたけど、今回は例外、って言ってた気がする。よーし!今日も必殺技レインボーショット見せちゃうぞー!!


『501 GAME ON !』


 ボクたちのチームは後攻でスタートすることになった。


『ROUND 1』


 …パシューン『BULL』

 …ピュン『SINGLE 16』

 …パシューン『BULL』


『LOW TON』


 …ピュン『SINGLE 15』

 …ピュン『SINGLE 9』

 …ピュン『SINGLE 5』


           385


 (D)空閑 (はじめ)  385     (I)日下部 樹 472

          886           973

 (A)神城 綾斗(あやと) 501     (C)光倉 虹渡 501


「あぁ…ごめんなさい!」

「大丈夫!ちょっと力んでるみたいだから少し肩回しとくといいよ!」


 本当ならここまで差がついちゃうと後攻からゲームを勝ち切るのはキツいけど…

 樹も頑張ってるからここは耐えるしかない、かな?


『ROUND 2』


 …ピュン『SINGLE 19』

 …バギュン『DOUBLE BULL』

 …パシューン『BULL』


『LOW TON』


 最初は3ROUNDでの上がりを目指した19狙い。外したみたいだけどカバーは決めてきてる。やっぱりAクラスの人たちって上手いんだなぁ…!


 色々と珍しく考えている虹渡だったが、投げる瞬間になって持ち前のメンタルの強さを発揮する。


 …パシューン『BULL』

 …パシューン『BULL』

 …パシューン『BULL』


『HAT TRICK』


『お見事ー!!光倉選手がここで綺麗なHAT TRICKで素晴らしいスタートです!!』


「やったぁ!!!」

「もう流石です!助かります!」


 3本入った瞬間に観客たちが一気に盛り上がる。いやぁーこの感じ…最高!やっぱりダーツは楽しいな!


 気楽に投げているのが幸いしたのか、虹渡はその後も順調に点数を減らしていった。格上である神城相手に虹渡はなんとか食らいついて、なんと神城よりも1ROUND早くFINISH圏内へと点数を減らしていた。

 しかし大舞台というかつてない環境からくる独特の環境に、樹は振り回されていた。相手チーム、そして虹渡が淡々と点数を削る中、樹だけが一歩で遅れていた。


           232


 (D)空閑 肇  210     (I)日下部 樹 271

          382           442

 (A)神城 綾斗 172     (C)光倉 虹渡 171


『ROUND 8』


 …バギュン『DOUBLE BULL』

 …ピュン『SINGLE 6』


「すみませんータイムアウトとりますー。」


 ここで神城くんが考え出した。多分BULLじゃなくてTRIPLEとかでも狙うのかな…?点数計算はあんまりできないからわかんないけど!


 しばし考えた神城は先ほど外した19へと再び狙いを定め―――


 …ピュピュピュン『TRIPLE 19』


『LOW TON』


 今回は決めてきた。


『おっとー!ここで神城選手は19を選択!神楽坂さん、これはどういった意図が…?』

『神城選手がタイムアウトを取った時に残っている点数は116点よね?ここで選択肢は2つ。勿論BULL2本とSINGLE 16を1本とも考えられるけれど、ここでBULLを入れても光倉選手はFREEZEしない。特に光倉くんはここまで突然いい数字を叩き出したり、土壇場でひっくり返す力を秘めているわ。ここで上がられる可能性もある。


 だからこそのもう1つの選択肢である19よ。もちろん外してしまえばBULLを狙って投げた時とほぼ状況は変わらないけれど、TRIPLEに入ると光倉くんは凍ってしまう。そのギリギリを責めたのね。


 59点残っている状態なら、9のSINGLEでもTRIPLEでもいい数字が残せるし、多少リスクが減らせる、というのもあるわね。』

『おぉ…さすがですねぇ…少しでも相手のリズムを崩して安全に勝ちに行く、ということですか!中等部でもずっとトップクラスだっただけありますね!』


 むぅぅぅ!!上がれそうな感じがしたけど予定変更!でも…


「どう減らせばいいかな…?」


 数字に関してはからっきしなんだよね…いつもなら点数を表示する画面に上がり方が書かれているからそれを見て投げているけれど、今はFREEZEしててそうは投げられないし…


「4点残しでいけますか?」

「…!?」


 悶々とする虹渡に樹がサポートに回る。


「BULL-TRIPLE 20-TRIPLE 19で残り4点。私が足かせになっているのは自覚していますが…少しでも相手をFREEZEさせる可能性を増やすならそれが最善です!」

「なるほど!!!樹やっぱりすごいね!」


 色々と考えていたけど、道筋が見えたことで心がスッキリする。見えていた景色がさっきとまるで違う。

 それに感じていた絶対に入る感覚が戻ってきたきたみたい。また見せちゃおうかな!


「必殺!レインボーショットー!!!!」


 …ピュピュピュン『TRIPLE 20』

 …パシューン『BULL』

 …ピュピュピュン『TRIPLE 19』


「やったね!」


 やっぱりチームメイトに樹を選んで正解だった!

いかがでしたでしょうか。チーム"KNIT"は勝つことができるのでしょうか。神城くんは次回も再び登場します!互いのチームのエース対決を見逃すな!!


評価、ブックマークなど、色々よろしくお願いします…!


このご時世でも「自分は大丈夫」と高を括ってコロナに感染する人が多いようですね…一人一人の自覚、そして自衛が大事です。

かくいう私は1週間に一度、食料を買い出しに行く以外でほとんど外には出ていませんし、出るときはマスク、そして帰ってきてからは手洗いやうがい、服も着替えてすぐ洗濯、を心がけています。

皆さんの中でも何か心がけていることはありますか?感想にでもいいので書き込んでくださると大変励みになります。


良い1週間を!

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