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第二話~ 部室
その後先生から入部の許可を貰ってきた部長が、
「自己紹介しよう!」
と言ってきたので、若干の目くばせの後。
「二葉翔。」
「鴉取優華十五歳。」
「狐邑菘、十六歳!」
と言った後あちらが。
「四葉香、十五歳です」
と名乗ってきたので部長が、
「じゃあ部活の説明するね。」
と言ったので部活の説明をすることになった。
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まず部長が部室のど真ん中に置かれた筐体を指さし、
「これがこのゲームの筐体のfantasy&sword。ゲームね。」
「はぁ。」
「まあまあすぐ慣れるから。まずアバター決めからやっちゃおう」
「あの私このゲームのこと良く知らないんですけど。……これを着ければいいんですか。」
と四葉が筐体についたヘルメット型ディスプレイを指さすと部長が。
「うん、それ着ければVRに入れるから後のことはゲームの中で話そうか。」
「よろしくお願いします。」
四葉と部長がVRに入ってしまったので、
「えと、ゲームやる?」
「……」
その日はゲームをするだけで部活が終わった。