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プロローグ1~二葉翔の日常

 二葉翔(ふたばかける)十五歳。キャラ属性、職人肌。


 二千百十五年、世界でとある一つのゲームが話題を呼んでいた。fantasy(ファンタジー)()sword(ソード)と言う名前で発売されたそのゲームはリアルと変わらない感覚で遊べるゲームとして(またた)()に注目を集め、そのゲームは今では世界中(せかいじゅう)でスポーツと呼ばれるほどの人気を(はく)していた。


 「四葉香(よつばかおる)です。入部希望できました。」

とやってきた白髪の少女に対する第一印象は珍しいなとおとなしそうだった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 四月十七日。そろそろ部室に通ういつもどうりが出来てきた頃、それは突然(とつぜん)やってきた。

「え、本当(ほんと)に入部するの!?」

「はい。…入部希望です。」

 早速(さっそく)といった感じで部長(ぶちょう)が駆け寄っていくのを見てまず思ったのは。

(珍しい髪色だな。)

まず目に入っていくのは白髪と白い瞳だった。すっと入る鼻につやつやの髪なんてのがある通り美形で将来成長したらすごい美人になるんだろうなと言った美少女だった。

 美形、そして異色の雪みたいな白髪、

(新人類か。)

 新人類とは完全なVR環境で活動する事による突然進化(とつぜんしんか)的に生まれた人類で、髪や目の色の差異や身体能力の向上などの特徴がある。

そんな内にも部長が。

「ありがとう~ちょっと先生に印鑑いんかんを押して(もら)ってくるから先に部活の見学とかしてて。」

と走り去っていったので。

 「……。」

「……。」

「……」

なんとなく気まずい雰囲気(ふんいき)になっていた。

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