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7.「夜はいつのまにか」「涙の行方」「君の躰」



「夜はいつのまにか」


いつのまにか

夜が長くなった


あなたからのメールを

待つ間にも

夜はしんしんと更けてゆく


真夜中の蒼く透明な時間が

白と黒に溶けて流されていく


あなたは

あなたは

何処<に行ったの


この薄明るい闇の中で

唯、あなたの

あなたの面影だけを探しながら


今日もまた夜はいつのまにか

空々しい朝を迎える


あなたのいない朝を

永遠にあなたに逢えない朝を……










__________________



「涙の行方」


あなたを想うと笑みが零れる

あなたを想うと幸せになれる


そして


あのひとと共に生きている

あなたを想うと


私の胸は締め付けられ

はらはらと涙こぼれる










__________________



「君の躰」


君の躰を汚して

何度でも犯して

僕は、毎朝毎晩

妄想ゆめの中で

君という楽園の果実を

どこまでも貪り食べる













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