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69.「聖バレンタイン」「散歩道」「浅き夢みし」
「聖バレンタイン」
寒風が吹き荒んでいても
街は女の子で溢れていて
男の子はどこか気もそぞろ
あなたの好きな
ビターチョコを手作りして
あなたに食べてもらえる日
一年に一度巡り来る季節
幸せなスイートバレンタイン
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「散歩道」
冬の木漏れ日の中
ふと振り返りあなたが
笑みながら私に手を伸べる
私は枯葉を踏みしめて
あなたの許に駆け寄る
ふたり幸せな散歩道
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「浅き夢みし」
あなたの胸に体を預けて
あなたの隣で眠る夜
夢の中でもあなたに逢える
そんな夜は
夢さえ浅い
