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67.「あの夏」「もう何も」「夏の夜」



「あの夏」


あなたが突然いなくなった

私の前からいなくなった

あの夏


どれほどあなたを恋い

どれほど我が身を責め苛んだか 

あなたは知らない


尽きせぬ千すじの涙を流し

あなたを探し求めて

あなたの帰りを待ち侘びた

あの季節がまた巡りきて……










__________________



「もう何も」


あんなにもときめいて

あんなにもかがやいて  

あんなにも幸せだった時は

もう戻っては来ない……


あなたはもう私に

何も語りかけてはくれない










__________________



「夏の夜」


こんなに蒸し暑い夏の夜は

あなたへの想いが溢れだす

もう遠い彼方のあなたへ

逢うことは叶わないあなたへ











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― 新着の感想 ―
[良い点] 私は蒸し暑い夏の夜はひたすらストレスでしたが、何か想いがあれば気も紛れるのかな……などというちょっと主旨とは違うことを思い浮かべてしまいました^^;
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