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60.「約束」「目眩」「その想い」



「約束」


それは既視感


あの日あなたにきっと出逢った

十七歳の遠く離れた地で

あなたとすれ違って

でも、振り向きざまに

私はあなたに言っただろう


"あなたが好き"


だから今

私は初めて出逢ったあなたに

同じ言葉を言う


"あなたが好き"


それはあのときから

約束されていた言葉










__________________



目眩めまい


真夜中に溶けてゆく

蒼い静寂しじまに身を任せ

唯、想う

あなたのこと

私の過去

二人の行く末

それはどこか仄暗く

そしてどこか秘密めいて

私は軽い目眩を覚える……










__________________



「その想い」


愛してる

愛してる


心の内から沸き立つ想いは

この胸に迫り来て

我が身を苛む


あなたには届かない

届けない

届いてはいけない

その想いは……












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― 新着の感想 ―
[一言] 静かに、しかし強く 心に染み入りました。
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