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56.「砕ける」「離れゆく人」「叫び」



「砕ける」


あれほど熱く囁きあって

あれほど甘い時を過ごし

ふたり未来を夢見ていた


けれど

現実は残酷で

もう二度と愛を交わすことも

見つめ合うことすらできない


残るのは

心が砕けた痛みだけ……










__________________



「離れゆく人」


あなたの姿が見えない

あなたの心が掴めない


あの遠い夏の日に 

出逢い

語らい

ふたりずっと

互いの瞳を見つめていたのに

今はただ偲ぶれど面影もなく


あなた私にはもう

何も語りかけてはくれない










__________________



「叫び」


私を見て

私を愛して

私だけを見つめていて

幾千と呟けど届かない

心の奥底の魂の叫び……










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― 新着の感想 ―
[良い点] 短い文章の中に、もう戻らない時間の流れのつらさを感じました。 愛が強ければ強いほど、心におった傷は大きいです。 とっても素敵な作品をいつも読ませていただき、ありがとうございます。
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