表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/70

10.「違う人生」「秋の夜」「叫び」



「違う人生」


あなたと同じものを見て

あなたと同じことを感じ

あなたと同じ道を歩いて

あなたと共に生きてきた


それなのにいつから

何故、どうして


私達の視線は交差することなく

もはや擦れちがうことさえなく

違う人生を歩み始めたのだろう

手を携えることすらかなわずに


私達は違う人生を歩み

別々に死にゆく

それが運命










__________________



「秋の夜」


誰も気配すらない秋の夜

彼の人に逢う為に

秘密の書を紐解く


頁を捲れば

優しいあなたが

私に笑いかけてくる


けれど

それは昔

遠い遠い過去からの贈り物


あなたの面影はとうに薄れ

わたしの写真はセピア色に若く


あなたもわたしも二人共に

幸福だったあの頃……










__________________



「叫び」


わかってる

そうみんなわかってる

でも理性では割り切れない

のが感情だ












評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ