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異世界で絶望する  作者: 希望と絶望
5/5

力の話

 貴方は自分が圧倒的な力が手に入れるとしたらどんな反応をするのか?どんな顔をするのだろうか?今から始まるのは1つの例、圧倒的な力を手に入れる少女の話。よく聞いておくように···


 神聖さを感じる大きな建物の前に2人の人が立ち尽くしていた。


「へーここが教会かぁー。おっきいなー。」


「あぁ、冒険者や商人などがスキルを確認するためにお金を寄付するからね。」


 咲とハルだ。


「あぁー私のスキルがやっと分かると思うとドキドキするよ。」


「僕も未だにスキルが分かるのはドキドキするよ。」


「あぁー怖い。」


 咲の体身体が震えた。そこに後ろからハルが覆った。


「大丈夫。たとえ何もなくても僕は君を見捨てないよ。僕は君のことが好きだからね。」


「もぉーそうゆう事気安く言うのやめてよ。恥ずかしいから。」


「あぁごめんごめん。でも嫌じゃないんだろ?」


 咲の顔はまた、真っ赤になった。


「うん、そうだけど···恥ずかしいのは恥ずかしいの!!」


「あはは、じゃあ緊張もほぐれたところで入るか。」


「うん!!」


 協会の中はステンドグラスの多い、いかにも神様が現れそうなところだった。


「わぁー綺麗。」


「スキルの可視化ですか?」


「はい。そうです。こちらの子ですが。」


「分かりました。では、寄付を。」


「どうぞ。」


 ハルが協会の人に銀色のコインを渡した。


「確かにいただきました。では、こちらにどうぞ。」


「は、はい。行ってくるねハル。」


「行ってらっしゃいサキ。」


 咲は奥の四角形とひし形の重なったようなシンボルの前に連れてこられた。


「では、始めます。」


「はい。」


「《神よ、貴方の子の為に力をお貸しください。貴方の子の力を教えてください。私達は貴方を信じます。可視化。》」


「終わりましたか?」


「はい。終わりました。戻っていいですよ。」


 咲は再びハルの元に帰ってきた。


「ただいま。」


「おかえり。さぁスキルを確認しようか。」


「うん。《ステータス》」


 咲の前にステータスの板が出てきた。


________________________


 名前:サキ サクラ

 種族:人族

 性別:女


 LV:13

 HP:59/59

 MP:52/52

 体力:83/83

 攻撃:78

 物防:207

 魔力:83

 魔防:216

 速さ:139

 賢さ:196


 固有スキル:絶望成長 拒絶(封)

 スキル:精神攻撃耐性LV:MAX

 称号:強きトラウマを持ちし者

  世界神ソラキの寵愛

  絶望を糧にする者

________________________


「どう?」


「よく分からないのが多い。」


「スキルをよく見ると詳しい情報が分かるよ。出来れば説明して、僕にも教えて欲しいな。」


「うん、ます固有スキルで···」


「固有スキル!?サキ、ほんとに固有スキル!?」


「え、うん。そうだよ。」


「サキ、やっぱり君は強いよ。固有スキルを持ってるだけで冒険者ランクCが確定されるぐらいだからね。」


「そうなの!?やった!!これで私はハルの役に立てる?」


「もちろんだとも。」


「やったー。」

スキル内容は次回。焦らしますよぉー。

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