インド仏教の発展の系統図
ヨーロッパ系のアーリア人のインドへの侵攻と原住インド人との混血が進み、今に通ずるインド人の原型ができる
BC 1000頃 リグ・ベータ。古ウパニシャッドの成立。
BC500頃 釈迦の覚悟と成道と布教の開始 「転法輪」 原始仏教教団の成立
この頃インドでは「自由思想家」が輩出して様々な思想が花開いた、
仏陀も広義の「自由思想家」であったのだ。原始ジャイナ教の成立。
BC300頃、 その教えに感化された仏陀の教えを口伝で伝えてきた弟子が集まり
第2回結集を行う。アーガマ(原始仏教経典,律蔵)の成立
BC200頃, 釈迦没後見解の相違から原始仏教教団は上座部と大衆部の2大分派する。
このころ「ミリンダ王問経」が成立。阿毘達磨の研究がこのころ始まる。
上座部 、、、釈迦の戒律の厳守 これが東南アジアに伝わりいわゆる南伝仏教となる。
この派には説一切有部。正量部、トクシブ。経量部などの分派があった。
アビダルマ哲学の研究が始まる。「阿毘達磨発知論」の成立。
大衆部、、、、時代に合わせて改めてもよい、ここからのちに大乗仏教が生まれる。
大衆部はやがて「ボ-ディサッタ」を祭るという団体が現れた。これを菩薩団という。
菩薩団からのちの浄土教系の教えが生まれる。
BC100頃 セイロンに仏教が伝わる。このころヒンズー教の聖典「バガバッドギーター」の
原型ができる。
BC AD前後頃、大乗仏教運動が巻き起こる。
西暦前後になると、この大衆部からさらに般若系の思想が生まれ
、いわゆる「般若経」が創造される。このころ盛んに大衆部の各教団から、その教団独自の 信仰規範としての独特の「経典」が続々と生み出された。いわゆる大乗経典である。
維摩経。華厳経、法華経。、浄土教などの、のちの日本仏教の最高経典として
もてはやされるものもこうしてインドで生まれたのである。
このころ「バガバッドギーター」完成、キリストの誕生。
AD100頃 説一切有部からはその総まとめである「阿毘達磨大毘婆舎論」がこのころ完成する。
このころ徐々に仏教が中国に伝わり始める。
ガンダーラ寺院の建造が始まる。仏教詩人のアシバゴ-シャの活躍。
このころ「マヌ法典」できる。
AD200頃、ナーガルジュナが「般若経」の研究と理論的研究を始める。
「中論」を著し、空の哲学を完成させる。ちなみに、、このころ日本は弥生時代、空の哲学どころか、テツガクなど全くありえずに、毛皮をまとってイノシシを追い回したり稲作に汗を流したりしてたんですね。弥生人に空の哲学を教えたら?どういう反応を示したか?ちんぷんかんぷんでしょうね。
AD300頃 唯識思想の萌芽が始まる。人間の意識についての世界最初の深い洞察がここに始まる。つまりこれが世界最初の心理学です。人間の意識をのさらに下部構造としての阿頼耶識。末那識を発見したのですね。
AD400頃、「勝髷経」「解深密経」「などがこのころ成立。
アサンガ「摂大乗論」を著す。マイトレーヤ「瑜伽師地論」を著す。
バスバンドウ「阿毘達磨倶舎論」を著し。経量部の立場から。摂一切有部を批判する。
バスバンドウ「唯識二十論」「唯識三十頌」を著し唯識思想を集大成する・
鳩摩羅什多くの仏典を漢訳する。
「マハーバーラータ」このころ完成
AD500頃 ダルマパーラ 「成唯識論」を著す。
パラマールタ中国にわたり「唯識思想」「如来蔵思想」を伝える。
このころ朝鮮を経て仏教が日本に伝わる。
AD600頃 ダルマキールティが、仏教論理学と仏教認識論とを総合する。
このころ「大日経」「金剛頂経」(理趣経)成立。初期の密教経典が成立する。
玄奘のインド旅行、
AD700頃 瑜伽行中観派の成立 中観派と唯識派の統合成る。
このころチベットに密教が伝わる。
AD800頃 このころ後期密教の「秘密集会タントラ」が成立する。
このころのインド仏教界は密教が全盛だが、経量瑜伽派や中観瑜伽派も盛んだった。
チベットに後期密教が伝わる。こういうタントラ系の密教は日本にはつたわらなかった。
AD1000 ビルマに仏教伝わる。アンコールワットの建設始まる。
AD1200頃 インドをイスラム教徒が支配してインドでの仏教が絶滅する。
これよりのち、インドでは。ヒンドウー教とイスラム教がほぼ、席巻して
仏教は完全に消滅するのである、




