二話目:変人ばかりの子供たち(3歳)
どーん一話一話回を重ねるごとに面白くなるように頑張ります。
まだまだプロローグです
は~い♫はじめましてクロタムちゃんです!三歳です!
1歳からの記憶しかありましぇん!
育ての親から聞くとどうやら俺は0歳の時に川からドンぶらこドンぶらこと流れてきたらしいです。
注:この話はももたろうじゃありません!
俺はカゴと一緒に流れてきて、カゴの中に手紙と指輪が二つと男の子が入っていたそうです。
手紙には『この子をどうぞよろしくお願いします1549年4月1日クロタム』
と書いてあったそうです。
俺がこの世界について分かったことは人型の知的生物は基本的に認証カードを作ってそれを身分証明書やスキルなんかをいじるそうです、使わない時はアクセサリーにしたり、大きな街でお金を払って体内に入れたりもできるこのカードは無くしたりしても魔法で手元にワープさせられるし壊れたりしても持ち主が生きてれば再生する。かなり便利です
俺が住むこの村は山にあって様々な種族が暮らしています、孤立しがちだけど力と魔力が自慢の竜人族や魔力はないけど身体能力の高い獣人族それに精霊が見えて魔法が上手な妖精族もちろん人族もいます、俺が何に生まれたかとゆうと特に代わり映えもしない人間です。
俺の両親は二人とも妖精族のエルフです、美女美男の夫婦です、俺はまだ剣も魔法も使えない、どうやら5歳から魔法を教えてもらえて7歳からは剣などを教えてもらえるらしい。
リビングから優しい声が聞こえてきた
「クロちゃーん朝ごはんできたわよ」
母は、のほほんとした人です
「はーい」
リビングに行くと母がいてお皿を並べて、たいつもうるさいお父さんがいない多分寝てるのだろう
「お父さん起こしてくる?」
「お父さんは今日エルフの村に行ってるのよぉ」
「そっかぁ」
この村の近く、といっても行きに1日半ほどかかり、森の中なので馬にも乗れないこの近くにはエルフや獣人の村がありここらへんは魔獣や魔物がたまに出てしかも森の中なので人間の村がない
神様に貰った学習能力や身体能力や魔力や従者についてだが、学習能力については村に住む78人の村人すべての名前と顔を覚えたし、身体能力は人間の子供にしては化け物じみてたけど獣人や竜人それに一部の妖精族に比べると並みだった、魔法は5歳までは教えてもらえなく、従者については俺が拾れたときの二つの指輪が関係してるらしく父さんが言うには特殊な物で特定の妖精を召喚できるものらしく今は指輪にヒモを通してネックレスにいている、魔法の使える5歳まではおあずけのようだ。
言葉については残念なことに日本語ではなかったけど神様の加護?のおかげで楽に覚えられた、この世界では一般魔法と呼ばれる有名な魔法を使うときの言葉を標準言語にしているみたいで基本的にはどこでも通じる、他には有名な精霊(妖精)言語などもあり使う言語で魔法の特徴も変わる
「ごちそうさまでした」
「は~い、今日はゼツーさんがおとぎ話聞かせてくれるそうだから子供は皆、丘に集合よ準備してあるから着替えてお弁当持って行ってきなさい」
「あいさ~」
村の大人たちは役割分担をして仕事をしている、獣人の人やエルフなどの身体能力の高い種族の人たちが食べ物を取りに出て人間や妖精族は子供のお守りえおする、竜人は大工仕事や村の周囲でできる仕事をする、それに強い人達は周囲の魔物や魔獣を狩る、それ以外にも釣りに出る人や5歳を過ぎた子供たちに魔法を教えたり剣を教えたりする
ゼツーさんは本を沢山読むホビットで若い頃は探検者や冒険家のようなことをやっていたそうで色んな国のお話を聞かせてくれる
「ゼツーさーん」
丘には既に皆が集まっていた
「おはようさんクロ坊」
「クロちゃんおはよ」
「おはよー」
「おはようございます」
「はよー」
俺の幼馴染達で、クールで力持ちで竜人族で男の子のフェル、元気いっぱいでお金も大好きな女の子妖精族ノームのリムリ、美人な女の子妖精族エルフのノエル、多分天才な女の子人間のレレイ優しくて体が大きい妖精族ドワーフのテム。
フェルとリムリとノエルは4歳でレレイとテムと俺は3歳
ゼツーさんは40台です。
「よーし今日はドルガード王国のおとぎ話だ、森に住む魔獣と少年のお話だ」
ドルガートはこの村から一番近い国で海に面している行商が盛んな国だ
その国の王子が魔獣と友達になる話だった
「おもしろかったー」
「クロはお話が大好きだなー将来は伯父さんみたいに冒険家になっていろんな国の本を漁るかー」
「僕は大きくなったら、魔獣を率いて魔王っと戦います!」
俺のこの世界での目標は自分の領地をもったり勇者になったり、ゲームでしかできないようなことをすることだ
リムリがクスクス笑いながら「クロがまた変なこと言ってるー」
「リムリ、クロはほかのやつに比べればだいぶ普通だと思うが」
ちなみにフェルはイケメンだ
リムリが珍しく真剣な顔で
「フェルとレレイは子供なのに全然喋んないもんね」
「お前だって子供なのにお金のことばっかりだろ」
俺が突っ込みを入れるとフェルがまたキャッキャ笑い出した
「レレイさんも難しい本をいつも読んでいて変わってますしね」
ノエルはいつもお上品に喋る、美人で大人になってからが楽しみだ。
レレイが本から目を離してこちらに目を向けてボソッと言う
「ノエルも子供の割に言葉遣いが綺麗すぎる」
「テムと俺以外は変わり者しかいないな」
「そんなこと言ったらみんな可哀想だよ」
とかなんだかんだ言いながら今日もすぎていきます。
剣も魔法もまだ未習得ながら第二の人生謳歌してます。
長いバージョンも書いてみましたがこっちの短いバージョンのが好きだったので短めですがこちらを上げます。
人の感情や顔や態度の描写が全くないことに気づいた
説明が長すぎだったり、日常風景が足りない場合はあとあと編集したいと思います。
感想などお待ちしています。