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じゃあね

作者: 窪宮彩
掲載日:2019/07/14

今日は特別な日だ!


まもなく、ぼくはきみとお別れする。

短い間だったけれど、きみと過ごした時間は忘れないよ。


ぼくがきみを選んでくれたこと、すごくうれしかった。

でも、ぼくはずっと前からきみを知っていたけどね。


何度も、ぼくの前を行ったり来たりして、

通り過ぎるきみに何度も話しかけようと思ったこともあるけれど、

恥ずかしがり屋のぼくには、無理でした。


いつか選んでくれると信じて、

ずっと待ってたよ!


ぼくと一緒に、どきどき、はらはら、泣いたり笑ったり、

いろんな所に行ったね。


途中でいろんな事件が起きて、ちょっときみを困らせちゃったけど、

最後は何とかなったでしょ。


ぼくは、また別のどこかに行くけれど、

きみの事は忘れません。


だから、きみもぼくに会いたくなったら、

いつでも来て欲しい。


ぼくは、いつも同じ場所にいるからね。

たぶん、きみが大人になっても、何とかそこにいるようにがんばるからね。


思い出したら、またぼくを選んで下さい。


あ、1つ言い忘れていた事があります。

ぼくは、きみと過ごせる時間は2週間だけど、

次に予約の人がいなければ、もう2週間延長ができます。

ぼくは、図書館の本なんで、お別れしてもまた会えるよ。


じゃあね。でもやっぱりお別れはつらい。

だから今日は特別な日。

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― 新着の感想 ―
[一言] ほっこりしました。よくまとまっていて、いいお話でした。
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