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ダメな巫女娘に悪魔の加護を。  作者: 琴吹 風遠
悪魔のような毎日に、粉雪の抱擁を
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84.マヤを知ろう

「それでその胸を見せろ」

「ガチのセクハラじゃないかしらそれ」

「間違った。その旨を教えてってこと」

「あぁ、なるほど…… え、なんでさっき

 見せろって言ったの!?」


 ムネといったら見せると返す。俺の中

ではよくわからないがそんな流れができて

しまっている。完全にアウトだからその

発想はやめようか。


「本当はさっきも言ったけど加賀音ちゃんと

 同じで自宅で家族と過ごそうかと思ったの。

 でも、私だって高校生になったんだから、

 クリスマスは友達と過ごしたいってパパに

 言ったら、いいよって言ってくれたから」

「それ彼氏いるって誤解されてないか?」


 それを認可したお父さんの懐の大きさには

感服するところがある。俺だったらそんな

こと言う娘は、ちょっとその友達をうちに

連れてきなさいって言ってるよ?


 俺たち……いや、あの後に副会長は家族が

待っていると言ってお先にごめんしている。

親と弟がいる家庭というのは、俺にとっては

縁もゆかりもないものであるが、本来は

そういうものなのだろうか?


「それで俺たちはどこに行こうとしてるんだ?

 こっちは御前神宮じゃないけれど……」


 マヤは俺たちよりも先に歩いている。

パーティー用オードブルを抱えながら。

ちなみに愛ちゃんにはケーキ運びを頼んである。

さすがにここでも俺が持ってやるよと言える

だけの腕の数と力が足りないからな。


 というか元の道を戻っているような……

元の道というとイマイチよくわからないが

わりかしよく言えば、学校から街までの道

ようはマヤと副会長が愛ちゃんと手をつないで

歩いた道を再び戻っている。さらに言えば、

マヤと俺が愛ちゃんとつないで歩いた道だ。


 その道を俺たちは手をつながず、大量の

クリスマスパーティー関連のものを抱えて

歩いている。


「なんで俺たちは戻ってるんだよ…… まだ

 学校に何かあるのかよ……?」

「え? 学校なんか行かないし、それにもう

 学校には私という立場を行使しても時間的に

 入れないんじゃないかなぁ?」


 今はまだ5時ではあるが、冬のこの時間は

もう夜というには十分な時間だ。それにさっきも

言った通り、今日は「休み」なのだ。そのため

学校に入るなんてことすらできないはずなのだ。

が、今日に限ってはその「休み」の概念の裏側

だったようだが。


 となると、この方向で向かうとしたら”あの”

場所しかない。学校までの道のりには何か

俺が思いつきそうな建物であったりはなく

そのまま学校を突き抜けて進むのだろう。なら

行先は一つだ。いや、一つしかないと言った方が

いいだろう。


「なーんか、予想付いてるっぽいけど今から

 一旦、私の家に行くから。そんでそのあとに

 ミコちゃんの家に向かうよ」

「えー、そんな面倒な事する必要あるか?」


「はい? 逆にそれだけの荷物持って

 あの山を歩いてくつもりだったわけ?

 正気の沙汰とは思えないけれど」

「ああ、そのつもりだったが……」

「あそこ熊が出るって知らないの?」

「」


 正気の沙汰じゃないと言われれば、あぁ、

確かにそうだとしか思えない。ミコも例の

生徒会長も言っていた通り、御前神宮のある

山にはクマが出るらしい。だが、今日は

クリスマス。今は冬だ。クマはこの時期は穴に

こもって寝ていると思っている。


「大丈夫じゃないか? 今って冬で

 冬眠してるとかで安心s」

「"あなもたず"って知らないの?」

「え、なにそれ?」

「常識って言われたらなんか違う気がする

 けど、まぁようはその名の通り穴、つまり

 巣穴がない熊のことね。本当は冬の間は

 寝てカロリーを抑えるはずが、巣穴が

 なくて寝ることができない熊は冬の間も

 獲物を追っかけまわすのよ。ようは冬

 だからって熊がいないってわけないの。

 それに寝てるはずが起きてるんだから

 めちゃんこ食べる必要があるから、夏に

 比べて狂暴になりやすいってさ」

「はえー、それは初耳だったわ


  ……で、もしかして……」

「そ、送ったげる。そんだけの量の荷物もった

 人ほったらかすほど私も鬼じゃないわよ。

 だからパパに連絡して車出してもらうことに

 したわ」

「ありがてぇーーー!!!」


 神様かと思ったわ。


 ……あ、ダメだ。神様だと俺の天敵になるな。


「ま、あんただけだったらダイジョブでしょ

 ってそのまま神社に行かせてたけど、愛ちゃんが

 いるし、それに私もそこに向かうからね」

「あぁ、なるほどね」


 ……なるほどね? 違うな、これは”はいはい”と

納得したらダメなやつだなおいコラ! 俺だけ

何、余裕綽綽でクマのえさ行きなんだよ!


「ってよく俺見たいな顔も知らないやつの

 手助けをしようと思ったな、その……お父さん

 でいいのか?」

「前も言ったでしょ? 人脈はいつか、動脈となり

 静脈となるって。人脈ってものはそれだけの

 価値があるものだって思ってるし、そうだとしたら

 やっぱりその人を助けるってのが道理よ。それに

 一回、パパはココのことを見てるわよ」

「え、いt」


 いや、いつなのかなんてそりゃあの時しかない。

俺が副会長の家に行きたいといったときにマヤの

家にお邪魔したときだろう。俺は見られている

感覚は感じなかったが、どこかのタイミングで

俺たちを目視したのか。


「パパってば久しぶりのお客さんだから

 気なっちゃったみたいで、意外とまじまじと

 あなたたちのことを見てたってさ」

「あの豪邸…… こんな言い方はイヤミか?」

「ううん、だって実際に豪邸だし」

「そうか。それであの豪邸ってお客さんが

 くることが珍しいのか?」

「珍しくはないわよ。まさか、うちの専売特許を

 忘れたの? その力を使いたいからって色んな

 業者だったり、企業、あるいは個人的に赴く

 人だっているわ。お客さんが珍しいってのは

 あなたたちみたいな人のことだけよ」

「は? 俺たちみたいな人?」

「”生徒”よ”生徒”。生徒がうちに来ることが

 珍しかったのよ。私もあなたたちを見たときは

 びっくりしたからね」


 俺たちは「英嶺家の力」を使おうと英嶺家に

向かったわけではない。いや、もちろん結果として

副会長の家の情報を手に入れるためにその力を

使いはしたが、根本的には異なる。それに

そんな個人情報だったりのものをこんな一介の

生徒が心配するほどでもないし、その意味でも

あの家に生徒が来ることも少ないのだろう。

しかし、俺にはそれだけでは納得がいかない

ことがある。


「お前、友達を家に呼んだりってしないのか?」

「……」

「……あぁ、いや悪い。言いたくないなら」

「別にー? うちに呼べないのなんてそのさっき

 いったお客さんがよく来るからってだけ。

 もちろん、私にも友達はいるけど家に呼んで

 遊ぶなんてことは今まで一度もやったことが

 ないの。それに個人情報なんて大掛かりなもの

 そんないつもの私見たいな人が扱うって

 知られたら間違いなくうちの”信用”に

 つながりかねないからね。その点でもうちに

 ”私用”で人を呼んだりなんて事はしない

 ようにしてるのよ」

「……」

「? どしたの? そんな変な顔して」

「マヤはそれでよかったのか?」

「それを含みでマヤよ。ミコちゃんだって

 そうでしょ? 言っちゃうと失礼だけど

 巫女なんて仕事を意識しなかったら多分

 あの子はすごくかわいいクラス一の

 美少女ヒロインだっただろうね。でも

 ミコちゃんはそれを選ばなかった。ええ

 もちろん選べなかったなんて都合のいい

 解釈だってできるけど、本人はそれを選んで

 それを理解して。今こうやって私やココ、

 それに義堂君と接しているって思うわ」


「それを含みでマヤ」


 どこかで聞いたことのある言葉だ。それも

俺とミコが会ったばかりぐらいの時期に。


「だから私はこれでよかったし、これからも

 それを変えるつもりはないってこと! だから

 それでよかったなんて聞かない! それで

 今があるから後悔なんてできっこないんだから

 嘆いても仕方がないでしょ!」

「……」

「あー……いや、そんな微妙な顔されるとなんか

 私が微妙なこと言ったみたいじゃん。やめやめ!

 そんな話するために歩いてるんじゃないんだから!」


 俺はその「後悔」という言葉には、自分でも嫌になる

ほど世話を焼いている。かれこれ20年近く。いつか

この話をしなくてはならないが、俺自身としても

あまり話したくないものだし、それに今日は

クリスマスだ。そんな辛気臭い話をする日でもない。


 隣で愛ちゃんが俺の顔を不思議そうな顔で見ている。

今にも「どうしたの」と聞いてきそうな顔だ。俺は

何も言わず「なんでもない」と顔で返した。


「はーい、到ー着!」

「わー」

「ってあぁそうだったわね。愛ちゃんはここに

 来ること自体はじめ他だったわね。なんかいつも

 みたいにミコちゃんといる感じだったから」


 愛ちゃんは言ってしまえばポスト・ミコみたいな

雰囲気があるのは確かだ。俺だって今の今まで

何の気を付けてもいなかったからな。


 しかし暗くてもこの家の大きさは分かるものだな。

というか、ありゃりゃ?


「ん? ここって電灯とかってないのか?」

「暗くて見えないだけでちゃんとあるよ。

 今付けるから待ってて」

「あぁ、あるのか。てっきり付けたまま

 放置してるものだと思ってたから」

「うん、前はそうしてたんだけどね…… 一度

 ここをヘリポートと間違って庭のど真ん中に

 全く知らないヘリが着地した事件があった

 から、電気は人がいる時ってことにしたの」

「なんだその事件……」


 どんだけここ光らせてたんだよ。そんな

道がわかる程度に灯してくれればいいのだよ?

そのお金持ちあるあるみたいな事件という

処理でいいのかなぁ。


「「あ、パパー」」

「愛ちゃーん、それあんたのパパちゃうよー」


 どこ行くねーん。


「あ、そうだ…… 愛ちゃん愛ちゃん! ちょっと

 こっち来てくれるかなぁ? おいしいお菓子

 あげるからさぁ……」

「はーい」


 はたから見たら誘拐の一連の流れだよ?

それと悠々と何喰わぬ顔でついてくなよ!


 俺は一つため息をする。寒さで息が

ホッと白く濁った。これはこれで趣がある。


「はぁ」

「お久しぶりです。神前……ええと……」

「あぁはい、下の名前は滉樹ですが別にわざわざ

 覚えてもらわなくて結構ですよ」


 マヤと愛ちゃんは屋敷の中に消えた。そして

俺は外に取り残されたのだが、そこにどこか

マヤの面影のあるダンディな紳士が一人。


「あの、お父様ですか?」

「ははっ、そんなにかしこまらなくてもいいよ。

 仮に結婚の申し込みというなら話は別だけどね」

「いえ、そんなつもりは毛頭ありませんよ」

「それはそれで娘を馬鹿にされた気分がする

 けれど、まぁ、そうだとは思ってるさ」

「あ、すいませn」

「冗談だよ、そこまで気にしなくていい」


 立場が上の人


 そう感じられる風貌だな。俺とは正直、無縁の

人物だと思っていたが、まさかこんな形で俺と

対面するとはな。


「それで娘のクリスマスをすごす友達というのは

 君と、あのお嬢さんでいいのかな?」


 ”お嬢さん”というのは愛ちゃんのことだろう。


「ええ、あの子の家で遊ぼうかと思ってます」

「……」


 どこか物思いにふけってそうにマヤのお父さんは

下を向いた。何を考えているかなんて俺には

到底、思いもつかない。そして思い立ったように

こちらを向いて再び聞いてきた。


「娘は学校ではどうなんだ。楽しそうか?」

「はい、生徒会に入っているのは知っている

 でしょうが、それ以外にも友達がいるとも

 言っていましたし、充実した学校生活を

 送っていると思いますよ」

「そう、よかった。何分、私はマヤの学校の

 様子を知らないから」


 あれ? あれだけパパ、パパといってるから

楽しい楽しい学校生活のことも話しているの

かと思ったが……そうだな、こういう職業柄

家にいないことのほうが多いのだろう。娘から

学校の花井を聞くことも少ないのだろうな。


 だが、それは違うな。だってマヤはさっき

取引のために顧客が家を訪問することが多いと

言っていた。ならば領主、というと語弊があるが

マヤのお父さんは家にいることのほうが多いはず。


「あの……」

「娘はとても立派に育ってくれたと思ってる。

 私に似て、善悪や損得に対する意識が高くて

 たぶん、私よりも立派な人物になると自負

 している。はは、これじゃただの親ばかかな?」

「いえ、そんなことは」

「ただ、それがマヤのことを邪魔しているとも

 私は思うんだ。マヤはいつも家のため家のため

 といっていろんなことを表であったり裏でも

 やってくれている。あぁ、もちろん裏で

 やっているということがばれているのは本人には

 言わないでほしい。でもその中には”自分”が

 見当たらないんだよ。生徒会に入ったと聞いた

 時だって学校のために自分で何か活躍したい

 なんていわずに、ただ家の評価があがるからだと

 言ったんだ。もちろん、それは嬉しかったけど

 もっと自分のために行動してほしいというのが

 私としての本当の願いなんだ。


  マヤは友達がいることを隠しているわけ

 じゃない。それに娘から言われているだろう

 けれど、うちの家訓は知っているかな?」


 ”人脈はいつか、動脈となり静脈となる”


 いつかにマヤが、俺たちのことを友達に

したいといったときに放った言葉だ。


「その言葉のとおり、娘はそのとおりにした。

 けれどそれは「家訓」があるからであって

 自分で友達になりたいという感情がない。

 私はそう見えて仕方がないんだ。今までも

 友達になったまではいいけれどそれ以上の

 関係になんてなろうといったものもないから

 余計そう思ってしまう。うちに君たちみたいな

 生徒が来ることは実は少ないんだ。マヤにも

 言ってあるんだけれど、私の家に友達を呼ぶ

 分には別に問題はないってね。だけど頑なに

 それをしないんだ。私もそのせい、というと

 否定的になるけれど、娘の学校生活が本当に

 楽しく充実したものなのかがわからないんだ」

「……」

「あぁ、すまない! 余計な話をしたね」

「……お父さんは娘さんをどうしたいんですか」


「”人”にしたい」

「人?」


「この言い方もひどく聞こえるけれど、これは

 ほめ言葉として受け取ってほしい。うちの娘は

 他人の手が届かないほど成長した。だから

 言ってしまえば「神様」、さらに言えば「化物」

 といった具合にね。あぁ、この話は娘には内緒な。

 まさか実の娘を化け物扱いしたなんて知られたら

 怒鳴られてしまうからね。だから娘は人とは

 違うということを自覚している。だから娘は

 人とは仲良くならない。だからこそ私は娘に

 「富豪の娘」としてではなく「一人の女の子」

 として振舞ってほしいんだ。


  だから君たちには感謝しているんだよ。」

「え? 感謝?」

「今日もいつもどおり家でクリスマスパーティーを

 するつもりだった。けど今まで友達なんて言葉を

 発しなかったマヤが友達と過ごしたいと

 言ってきたんだ。それは親である私は驚いたよ。

 それでも私は、嬉しかった。娘にそんな友達が

 いたということが嬉しかったんだ。だから

 うちの娘の友達である君には感謝しているんだよ」

「え、そんな感謝なんて……」


 俺はその言葉を聴いて、ふと今までの俺の

生活を振り返った。ミコと会う前の、白紙

ばかりの生活だったあのころを。


「俺は感謝される筋合いなんてありません。

 俺だって、友達というのはいませんでしたし

 今でも多くもありません。


  でも娘さん、マヤは俺の友達です。


  そこまでこじつけたのは私ではなく

 あの日、俺の隣にいたあのもう一人の

 女の子だということを覚えていてください。

 彼女がいなかったら俺は、今ここに

 いなかったといっても過言ではありません」

「うん、君がそういうならそうしよう。

 クリスマスに過ごしたい人がいると聞いたなら

 私はどこぞの馬の毛ほどの人物でも歓迎

 していたからね」

「それはさすがに……」

「さっきも言っただろう? マヤは立派な

 私の娘だ。その判断だって一人でできるだけの

 力を持っているよ。馬の毛でも扱える人を

 選んでくれるよ」


 最後にお父さんはにこやかに俺に笑って見せた。

紳士の笑顔というのはどこか落ち着きがある。


「長話ももうそろそろにしないと。車を呼んだ

 執事ももう少しでここに着くし、それにほら」


 お父さんは屋敷の方角に目をやった。そこから

全力疾走してくる人が二人…… ってなんだ

あの格好は……?


「「メリィーー! クリスマァーッス!!」」

「どうしたんだよ仕事着で」

「え、いやいやいやこれこそれっきとした

 サンタ服ってものよ!」

「なんであるんだよここに!」


 サンタ服を身にまとったマヤと愛ちゃん……

…………愛ちゃん!!?


「なんで愛ちゃんも着てるんだ。可愛いかよ!」

「ふふーん、これも私の子供時代に着てたやつで

 サイズがあうんじゃないかなと思って着せて

 みましたー!」

「じゃじゃーん」

「効果音はいらん」


 効果音は愛ちゃんだ。後で写真撮ろうっと。


「? パパと何はなしてたの? ……!!

 まさか、私との結婚の申し込m」

「んなわけねーだろ! ほら……あれだ……

 クリスマスは楽しめよってことだ」

「えー、もっと面白いこと話してそうだけど」


 本当はマヤの裏話を聞いていたのだがこれは

本人に言うわけにはいかないしな。


「それとほら、ココの分」

「俺の分?」

「サンタ服」

「何で俺が着る前提なんだよ」

「いやぁ、似合うかなぁって。あ、ちなみに

 着せようって提案したのは愛ちゃんだよ」

「よーし、そのサンタ服をもってこい」


 もちろん着ません、ええもちろん。


 ……だが今日はクリスマスだ。聖者の日だ。

それに俺だってマヤの思いを無碍にしたくも

ないし、今まで以上に楽しみたいさ。


「……あ、ちょうどいいや。そのまま

 行くか」

「え? どこに?」

「御前神宮」


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