表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
宝箱と 恋の再出発  作者: アニィアンニンドウフ
6/21

宝箱と 恋の再出発

旅立つ前に 最強乳母を送ることにしたが、

道中は 決して 気持ちのいい旅路ではなかった。


馬車の中で 向かいに腰掛ける乳母は 始終だんまりを通し 無視を貫いている。


「・・・マーサ、本当に 分からないんだ!

 その、女性のこと・・・

 良ければ、どんなひとか 教えてもらえないか?」


それほどまでに 存在感があるとは、いったいどんな ひとなのか。

ーはやり熱から 人々をすくった 救国の乙女

ー両親の命と 国を奪われ、放浪の末に 自分が連れてきた 孤独な幼少時代

ーいとこ(世継ぎの君)さえも 魅了した その笑顔

ーそして、自分と 契約婚約まで交わした 想い


周りの話では いつも ひとのために 笑顔で 走り回っていたことしか きかれないその人とは。




「出会いは はだかんぼうを ばっちりみたことですね…」



えっ、それって 俺最低じゃん(。・・。)




大事なことを すっぱり抜かしてはなす 乳母に、ますます どん底に落とされる 若様だった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ