表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
片瀬の日々  作者: STORM
18/180

第2章第6話 超サイヤ人・バカ二名 再臨!

4月30日午後5時


オレは校長室に呼び出された。

ひとつ言っておくが、悪いことはしてないぞ。


「片瀬です」

ノックしながら声をだす。

「どうぞ」

ん?

やたらと甲高い声だったが、気にすることはないな。






校長室に入ると小さな少女が座っていた。

え、これってまさか?

この展開ってこの少女が校長って奴?


「あの・・・校長先生ですか?」

「違うよー」


この少女は予想を裏切ってきました。


「あー、そいつ、俺の孫だ」

孫か・・・って、校長!?

なんで校長が!?

てか死んだんじゃなかったっけ?

「安心しろ、俺は魔法カード・死者蘇生を使った」

遊○王!?

フェニックスの尾じゃなかったんかい!?

てか、こいつ何歳だよ!?





「ここには約二名、男が転入する」

「・・・でも何故オレに?」

「その男が、轟騎と錬磨だからだ」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マジかよ・・・。





「後、この本をリアに渡すんだ」

オレは本を受け取った。

「・・・ゲーティアか」


ソロモン72柱の悪魔


その中でもべリアルは有名だろう。


そして、最強。

べリアルを召喚した暁には、大量の糧を伴うがそれ相応の力を手にすることができる。

糧が生贄ということからオレは一生召喚しないだろう。


召喚するとしてもサブノック・・・か。









5月1日午前0時


オレはゲーティアを開いた。

「ほう、ソロモンか。それの召喚ならやろうと思えば普通の人間にもできる。無論、王などを召喚するのなら死を覚悟しなくてはな。その点、召喚(サモン)魔術師はその危険が通常の人間の9割がカットされる」

結構知ってんだな・・・北欧神話の出なのに・・・。







ゲーティアを読み進めていくうちに、夜は明けていた。

もうこんな時間か・・・。


オレはベットに入ろうとすると大きな音がした。





外に出ると超巨大なライオンっぽいものが。


「・・・何だあれは・・・」

「マンティコアですね」


いや、ここにいる理由を聞きたい。


てかあいつから誰か逃げてんぞ?


オレは目を凝らしてよ〜く見た。















「・・・・・・・・・・・・・・・・・・錬磨だぁ・・・ははは」







「仕方ねぇ、助けるか」


オレはマンティコアに近づき、召喚魔法を唱える。





「ワイト・連続召喚!」

およそ50体のワイトがズラリと並んだ。

がしかし。




「こいつらほんっと使えねぇ」


一瞬で消滅した。

戦う気あるのか?


だが次の手もある。

「屍を束ねし悪鬼の呪術師よ、今、我に力を与えん」


行くぜ、オレの新召喚獣!


「ゾンビ・マスター!」


ひとつ言っておくがゾンビ・マスター自体はゾンビじゃない。

一応悪魔の類だ。


「ゾンビ・マスター、ワイトを!」


ゾンビ・マスターはワイトの残骸に呪術をかけ、ひとつにまとめていく。


ゾンビ・マスターは呪術が終了すると、たちまち消え去っていったがまあいい。

役者は揃った。






オレの今出せる最強のしもべ、ワイト・キングを召喚できたのだから。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ