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片瀬の日々  作者: STORM
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第7章第5話 進軍開始!手伝ってくれたのはまさかのあの人!?

ここで訓練してから暫く経ったある日。


米軍と互角に渡り合っていた新国が新兵器を出した。

刹那の情報によると新国は世界中の最先端の技術を集結させた軍らしい。

日本やアメリカを恨む民族が作った国だ。

ここを狙うのも無理はない。

にしてもどうやってそんな技術を取り入れたのだか。

まあ、どちらにせよ日本やアメリカをよく思ってない国が協力してんだろうな。


「駿くん。そろそろ私たちの出番のようね」

ついにあの機体を開放する時が来たか。

これ以上被害を広げてはいけないしな。


ちなみにオレの機体は空を飛べない。

だから空母に乗せて敵陣に乗り込むことになる。


「ところで残りの一機はどうするんだ?」

「乗れる人がいないから置いていきましょう」


今回はオレとはやて姉の任務だ。

他の人は待機。

「・・・あの国を潰す」

オレ達は機体に乗り込み、敵陣に向かった。















「思ったより戦況は辛そうね。米軍がかなり苦戦している。まさかここまで強い軍があったとは思わなかったわ」

確かに。

オレのイメージではアメリカが最強だと思ってたからな。

第二次世界大戦のイメージで。

やっぱり日本人だからか、敗戦が印象強く残るんだな。


っと、ここで到着だ。

さあ、行こうか。





敵の主要軍事基地と思われる場所の前にはたくさんの戦車、空には戦闘機が待ち構えていた。


「無駄だ、この無駄にスペックが高い機体だから群れても勝てない」


オレは敵の戦車を剣で切り刻んでいく。

大きさがあるだけリーチも長い。

さらにブースターの存在からスピードもオレが体を動かすより速い。

結果から言うとオレが単独で戦うより圧倒的に仕事が速い。

それにオレの動きとシンクロするから非常に動かしやすい。

無駄なボタンとかレバーいらないし。



はやて姉は空から戦闘機を迎撃している。

オレと違って空を飛ぶことができるからな。



「ふう、戦車は全滅だな。あとはオレが中に直接乗り込んでボスの息の根を止めれば任務完了だ」

戦闘機も全て落ちたところではやて姉が降りてきた。

「駿くん、中に乗り込みましょう」

「ああ!」




と、その時だった。



オレ達の人型戦闘兵器が大破した。

「オレのMS?KMF?まあ何でもいいけど壊れるなんて!?」

「駿くん、あれを見て」

な、なにっ!?

あっちも人型戦闘兵器が!?


「まさかそちらは二体も持っていたとはな」

セリフからあちらは一体しか持っていたないようだ。

失敗した・・・。

オレかはやて姉が見張っていれば・・・。


「その心配は無用だ」

こ、この声は・・・!?

「我、この戦乱に身を投げるため、再び現世に舞い戻った!!」

シ、シン!?

しかもちゃっかり置いてきた人型戦闘兵器に乗ってる!?

「こいつは我に任せな!」

・・・。

・・・・・。

・・・・・・・・。

・・・お、おう。

こいつがこんなこと言うなんて思ってもみなかった。

てか生きてるなんて思ってなかった。

「あいつ死んでなかったの?ちゃんと下水道に捨てたのに・・・」

は、はやて姉・・・本当に下水道に捨てたんだ・・・。

てか死亡を希望していましたか?

あなたは・・・。



「頼んだ、シン!!」


オレとはやて姉は基地に乗り込んだ。











やはり軍人が多く徘徊してるな。

オレが侵入したことがばれてやがる。

ばれないかと心配していると、自然と刀を握る強さが増す。

そして汗がオレの頬を伝う。

はやて姉は他のルートから向かってるし・・・。

頼れるのは召喚獣と五本の刀、それと己のみ。

変に殺すと厄介なことになるし、ここはやはりばれないように急ごうか。



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