その七 後悔人、主従人
色々雑、誤字、脱字、ミス、ある自信しかない。
残念だが今回はレジィではない…ルルだ。
「ここは…」
目が覚めると塩と出会う前にいた時が止まった都市にいた。さっきまで家にいたのにどうして?しかし疑問を裂くように誰かがいる気配を感じた。振り返ったりしても誰もいない、けど誰かいる気がする。
「…ルル」
「誰…!?」
帰ってくるのは静けさ。気になった私はその声の聞こえた方向へ向かうことにした。
「…ルル…ルル…ルル」
「ここから聞こえる…」
そこはインショップで1階からドラッグストア、レストラン、スナック、喫茶店とよく分からない並びをしていた。私は中へ入り声の主を調べることにした。1階のドラッグストアは名前だけで見たこと無い物が沢山売られていた。何かが書かれた巻物や色々な色に光っている幾つものガラスの球体、そして液体が入った注射器。定員は見当たらないしどんな目的があってそこにあるのか使用方法すらも謎である。
「ルル、買い物は済ませた?」
また声が聞こえた。振り返っても誰もいない。知らないようで知らない声はレジの方から聞こえた。誰もいないのにそこにいるような不気味さを感じ少し怖くなった。私はそれを頭から無くして巻物を買おうと試みた。レジに置くと体から出た何がそのレジに入りなんと購入できた。巻物を再度開くとそこには[呪い移し]とあった。それを呼んだ瞬間巻物は燃えて無くなった。でもそれを覚えたことを私は実感していた。とりあえずドラッグストアを一通り調べ終えた私は上の階に行くことにした。二階はさっきと雰囲気がガラッと変わりそこはレストランだった。メニューを覗いてみると知っている料理のアレンジのような料理かどうか怪しい見た目の物が並んでいた。
「料理もできるなんて、ルルは凄いね」
また、あの声だ。声が聞こえた方向には厨房があった。その厨房に入ると既に食材が並べられており近くにはレシピと道具諸々まであり、まるで作れと言われているような配置だった。私はそのレシピの通りに料理を作り食べてみた。見た目は最悪で味は普通、しかし突然力が湧き出てきた。
「ルル、上に来て!」
その声に力のことを遮られた私は声の通りに料理を完食した後、皿を流しにやり更に上の階に向かった。着いた瞬間に扉がバタンと閉まったそこは中々の広さのスナック。ほこり一つ無い清潔さに狂気を覚えそうになった。
「私、ルルのためにこれを…」
閉まったドアの方からあの知っている声が聞こえた。扉を開けると雰囲気が変わりぬいぐるみがある可愛いらしい部屋。紙が床に散乱していてどれも小さい子が書いたような絵だった。勉強机にナイフと札とメモが置かれていてメモには使ってと一言書いてあった。元々使っていたナイフを置きその強い呪いが籠もったナイフと爆発の呪いが掛かった札を回収した。
「ベッドに私はいるよ。でも行かなきゃいけないよ」
あの声だ。聞き馴染みある声の通りに上の階へ向かった。そこは喫茶店のはずなのに椅子とカウンターしかなく近くにはコロコロ種類や色が変わるドアがあった。
「なにこれ…?」
ドアノブを掴むと頭痛がした。何も前兆無く突然頭痛がしたことに困惑しつつドアに入っていった。
そこはまるで異空間であらゆる巨大化した物が浮いていたりよく分からないものが浮いていたり道は道路だったりグチャグチャだった。紙が落ちているのを見つけそこにはこのようにあった。
[雰囲気が違う扉に知るべき物がある。私より]
誰が自分のために書いたのだろう。それを参考にして道路の先へ進んだ。窓やドア、両開きだったり多種多様。しばらく歩いて周りを見渡していると雰囲気が違うボロボロのピンクドアを見つけた。そこにとても入りたくは無かった。しかし突然轟音が響き入り口の方へ向くと棘の生えた植物がこちらに向かって信じられない速度で伸びてきた。
「…行くしか無い!」
そう決めすぐに扉に入り扉を閉めた。ドンドンと扉を叩いた音が聞こえる。とりあえず植物が入れないことに安堵した。改めて部屋の方へ向くとそこは木で出来た床とピンクの壁で出来た血が飛び散っている廊下。驚くこと無くそこを慎重に進むと紙切れが落ちているのを見つけた。そこには[これから起こることは自分と向き合うことだ。もし昔の友人が現れたら戦って。これを呼んでいる私は100回目の挑戦。精神を保って、奴の攻撃には決して当たらないで。道中見つけた私になってしまう。私より]と書いてあった。これを書いてる人って…。とにかく私は先に進んだ。進むごとに血の量は増え壁や床に切られた傷がつき始めた。そして遂に道端に裸にされた私が転がり始めた。その私は生きていたけど会話も出来ない状態だった。そんな私が大人数おり廊下の大穴を塞いでいた。その上を通ると廊下の行き止まりに私で囲まれた中に誰がいる。白のワンピースを着た私の友達だ。
「キアラ…」
「ルル…?ルルなの?」
「これが…最後なの知ってるから…」
「二年待ったよ!それじゃ行くよ…!」
次の瞬間廊下は瞬く間に戦うためのフィールドに変化していった。そしてキアラも何本もの触手を持った大口の怪物に変身した。
「準備は良い?」
「うん。強いけど、それは誰だって同じなはず」
キアラの行動パターンは前の私が全部確かめてくれた。だからいけるはず。最初は触手をこちらに叩きつけるような攻撃を複数回!
「全部避けれちゃったよ?頑張って」
「もう…頑張るよ!」
次は複数の触手でランダムな方向に薙ぎ払う攻撃。素早くて私は避けることは出来ない…けど。
「赤呪流し!」
今まで使っていなかった[赤呪流し]はそんな攻撃を絶対に受け流す。そうして避けきるとキアラは悔しそうにした。大口を開けエネルギーを溜めた。それを待ってた!爆発の札を投げエネルギーごと爆散。キアラはへばり弱点の大口のキアラ本体が現れた。心を鬼にしてキアラに攻撃を仕掛けた。
「呪い移し!」
ナイフに籠もった呪いを全てキアラに移した。過去に残してくれた私に感謝しなきゃ。ナイフに呪いを込めキアラを滅多刺しにすると耳が痛くなるほどの悲鳴を上げる。しばらく攻撃を浴びせ距離を取った。キアラが立ち直るからだ。
「強くなったねルル。でも次は上手く行かないよ!」
さっきの攻撃がまたくる。しかも素早くなって。ただすばやくなっただけの攻撃をスッと避け続けエネルギーを溜めたところに再び爆散の札。しかし今回は一回ではへばってくれない。今度は薙ぎ払いと潰し攻撃が同時にくる。しかもその最中にエネルギーを溜め始めるからギリギリを責めなければいけない。もちろんエネルギーを放たれれば敗北だ。しばらくしてエネルギーを溜め始めた。
「赤呪流し!」
今しか無いと感じ爆発の札を投げた。見事エネルギーごと爆発し弱点があらわになる。必要なことだから私は攻撃をする。それが友人だったとしても。辛い思いを押しのけ呪い移しからの滅多刺し。もう悲鳴は聞こえない。さぁ次が最後だ。その攻撃は触手でランダムに突き出す攻撃に加え噛みつき攻撃。注意を怠ればパクリと行かれるし、よそ見をすれば触手に当たって敗北。しかもエネルギーを溜めるのがタチが悪いことにその噛みつきの瞬間。普通にやれば当たったとしても爆発に巻き込まれて十分な攻撃が出来ない。なら普通にやらなければ良い。
「カースウォール!」
バリーンッ!
これをキアラに食べさせる。でもそれだけじゃ足りない。
「呪い移し」
「う…!?」
食べられたカースウォールにナイフの呪いを呪い移し。これで我慢できずにキアラの大口を大きく開くことに成功した。しかし負けずまいとエネルギーを溜め始めたが速度も大きさもさっきの比にはならなかった。あれは爆発の札1枚では破壊は出来ない。なら2枚投げれば良い!投げた二枚の札はエネルギーごと大きな爆発を起こしキアラはへばった。ナイフに呪いを込め滅多刺しにする。しばらく攻撃をしてキアラとの距離を取った。爆発の札は残り1枚、次で決まる。
「また負けたくない…!ルルに初めて勝ちたい…!」
キアラは最後の抵抗で吸い込み攻撃を仕掛けてきた。
「キアラ、今まで楽しかったよ。これで倒…!ブフォ…!?」
吐血!?もう呪いの負荷は越えてみたい…どうしよう足が動かない…。全てを悟った私は目を瞑った。もう少し皆と居たかった…
「にゃぁぁぁぁぁ!?!?」
「ユキ!?」
「誰!?」
突然空からユキが降りてきた。声をかけられたユキは瞬時敵と味方を見極めキアラに魔法を唱えた。
「グレートフリーズ!」
キアラは凍てついた地面から出てきた大きな針によって貫かれた。キアラは倒され私はユキに問いただした。
「どうしてここに!?」
「眠くて寝てたら変なところに来て扉を通ったらこんなことになっちゃった」
「え?つまり夢?」
「そうだよ…」
醜い姿のキアラがそう答える。
「皆過去に向き合った。ルルはそうじゃなかった。あなただけ仲間に泥酔していたから」
「その言い方はないでしょキアラ?事実かも知れないけどさ!」
「ははは…じゃあ夢から覚めようか。」
突然頭痛が響く。
「あ、あとルル…いやルミナス、私のことこれからのために忘れて…」
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目覚めると…めちゃくちゃ寒かった。見渡すとそこはイグルーの中のようだったが周りには何も無い寂しい空間になっていた。どうしよう?外に出ても凍えるだけだし…そうして寒さに凍えながら時間が過ぎドアがノックされた。勇気を出して開けるとさっきとは比にならないくらい滅茶苦茶寒かった。ドアをノックしたのはユキ。私を引っ張りユキが沢山いる塊に入っていった。
「暖かい…」
「でしょ~」
「私たち寒さに強いからルルはそこで流れに身を任せて」
「この吹雪の中離れないでねみんな~」
「はーい!」
「例の凶暴なやつはいない?」
「みやたらないよ~」
なんか…良い意味で騒がしい。
「さっきの夢の子の話聞かせてくれない?」
ユキは興味津々な様子。
「そうだね、皆には言わないでね?」
「うん、約束する」
「あの子はキアラって言って海外からきた私に凄く親切にしてくれた友達だった。でもある日にそのことをよく思っていなかった私の家族が友達を車で轢いた」
「人って小さな事でこだわる人がいるってご主人様から教わったけど本当にあるんだね…」
「うん。しかもそのことを私の家族は隠蔽して警察はその事件を解決出来なかった。そもそも私の家族はみんな外の人のことは酷く嫌っていたの。キアラと仲良くなってから関係を台無しにするために母は食事に得体の知れないものを紛れさせたり父は卑猥なことをしてきた」
「サイテーだね!」
「本当にそう思う。でも事件のあとキアラの死体はどこにも見つからなかった。私はキアラのベッドに隠したけど気づいたら消えていた」
「どこに行ったの?」
「もちろん私の家族が。事件からしばらく経って久しぶりの肉が出てきて食べたら変な味がした。母に聞くとこれはキアラの肉だった。我慢の限界に達して私は家族を殺害した。それでその日に寝たときに見た夢があれなの」
「あれ?塩の話だと大都市にいたって聞いたけど…」
「そう、私は私の夢の私。でも塩のお陰、いやせいでいつしか私は夢の私ではなく私そのものになってしまったの…」
「そんなことがあったんだ…」
気まずい空気の中あるユキが声を上げる。
「見て~あそこに~植物が~出た~」
「扉だ!行くしかねぇな」
「あなたたち、全ソキュ前進ですわ!」
「まーた噛んでるよこの姫ユキ」
そうして外の状況が分からずにユキの塊は止まった。
「ルルを行かせなければ。オリジナル、頼んだ」
「何があったの?」
「例のオリキャラと作者:ERRORのユキが」
「それ、まずいね」
「オリジナルに全てかかってるよ!」
「早く行きなさい!」
「ルル、行くよ!」
「え?わ、わぁ!?」
訳が分からないままユキの塊の外に出てその棘の生えた植物が出ている扉に入った。入った先は真っ白で扉が浮いている不思議な場所。しかしそこは植物で満たされていた。
「あそこに入ってみようかな?」
「行ってみよう」
植物が導くように動く先の扉に入った。その先はパイプと機械の壁で出来た広い空間。目の前には大穴をがあったがそこはあの植物で満たされていた。そしてその上にはなにかが破壊された跡があった。
「あそこ、進めそう」
「じゃあ行こう!」
歩くとピチャピチャと鳴り足下を見ると血溜まりがあった。
「…誰の血かな」
「分からないけど、出血量が…」
「早く行こう。その人を助けないと」
「ルルはもう走れる?」
「…全然」
そうして誰かが垂らしていった血溜まりを辿っていった。
ルルの過去とか考えてそれでこれ。個人的にサイレントヒル2感。




