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その十一 届かない乙女の

色々雑、誤字、脱字、ミスあるかも

ふざけたくなる時、あるよね

なんやかんや色々あり無限ループする世界から無事出ることが出来た俺とエグゼ、そしてちゃしばは…

「長いな…」

「同じところ回ってる気分だよ…」

「関節という関節が痛い…」

ほかの仲間の手がかりすら掴めずに暗い通気口の中を進んでいた。

「分かれ道か」

「この建物どういう構造なんだ本当に…」

「…!断罪草が反応してる…右だ」

「行く価値はあるな。行こう」

その植物の反応があった方向へと進むと遂に行き止まりに当たった。

「この下に行こうか」

「あっ、そういえば二人に渡したい物があって」

「「言うの遅ぇよ!」」

「ごめん忘れてて…。暇なときに作ってた試験段階の銃。使ってほしい」

「試験段階?変なこと起こったらどうするんだよ」

「敗北の鍵になっちまうよ」

「二人にしか使えない銃だから試験段階なんだ。そるとにはこの拳銃を」

懐中電灯を取り出しちゃしばから受け取った銃を照らした。しかしこのおかしな銃に疑問が止まらなかった。

「マガジンは?」

「そのスライドの上にある出っ張り。一つに見えて実は実質二個なんだ」

そるとはこう思った常識が壊れたと。

「22発入るのが二つ。スライドみたいにスライドすればリロードできる。両方使ったら交換。あ、あと拳銃の弾なら何でも入るしギリギリライフルの弾使えるから」

意味が分からず困惑したが気を取り直してほかの部分も見た。トリガーは指が簡単に抜けないようになっており、飛び出た銃身には防音が施されている。

「意味が分からないな…良い意味で」

「ありがとう。次はエグゼ」

懐中電灯でスナイパーライフルを照らした。ボルトアクション方式だ。スコープは暗視、サーモグラフィ、レーダーが積まれている。

「完全にお前向きだな。あとレーダーいるか?」

「光が通らない所対策。あと専用の弾しか入らないから。これがその弾」

「ありがと…え?これ40mmくらいあるよな…?」

「エグゼ諦めろ」

「分かった。じゃあこれで行けるね」

ガチャン

「行くぞ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

別世界の俺を倒しその別世界の俺である空と共にパイプと機械に囲まれた道の先に進んでいた。

「まるで近未来よね…」

「この通路がか?素人がどうにかようやく作ったものにしか見えない」

「言葉が強いわね…ところで血…」

「この程度ではくたばらない」

「それとなんであの時、孤独チャッピーが裏切るって分かったの?」

「目に光と迷いが無かった。あらゆる手を使っても目的を果たす、そんな目をしていた」

「す、すごい…そこまで…」

「待て」

俺らはそこで止まった。理由はスマホが落ちていたからだ。しかも真雨が愛用していたもの。スマホを拾うと勝手に電源が付いた。するとそこには温かい雰囲気だがどことなく孤独感を感じる部屋が映し出された。そして真雨が部屋の隅っこで座っていた。

「真雨…」

『チャッピー…?チャッピー!』

スマホの中の真雨が笑顔で駆け寄ってくる。

「誰なの…この女は…?」

「真雨、仲間だ。そして真雨、別世界の俺、空だ」

『うわ可愛い!!連絡交換しようよ~』

「後でな…きっと今別の場所で大変なことになっている。行こう」


「ハァハァ…ユキ、足腰疲れないの?」

「全然、血痕が新しくなってきてる」

「ちょっと…無理…」

「じゃあおんぶしてあげる!」

そう言ってユキは手を後ろにやりこっちにくるよう促した。言葉に甘えておんぶしてもらったが…

「重い…」

ユキはそのまま倒れ私の下敷きになってしまい、結局そこで立ち止まって休憩することになったのだった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「グッ…!」

バーンッ!!

俺は絶賛黒幕が乗ったロボと戦っている。何故か落ちていたボードゲームを踏み、思いっきり転び攻撃を受け、壁に叩きつけられていた。

「今の避けれただろー!」

「もっと強い技打たないと駄目だよー!」

「自分のプリン食べやがってー!」

「恨みは無いが負けろー!」

「なにボードゲームで転んでるんだよー!」

イラッ

「お前ら仲間らしからぬ言葉しかかけねぇじゃねぇか!せめて応援をくれよ!」

「分かった!じゃあ自爆特攻しろ!」

「引き分けなら問題ない!」

「服千切れた!」

「足掻け!」

「バーカ!」

うちの仲間終わってる。俺、何も悪いことしてないのに、なんでこんなにも酷く言われなければならないのか…。

「早く片付けよう」

俺は旗を空中でなぞった。炎が穴の開いた円柱を作る。

「円炎・大砲」

作られた円柱から放たれた火球が真っ直ぐ飛んでいく。こんなもの行けると思ったのだろう。葉久は拳で打ち返そうとした。しかし普通に力負けしてロボは仰向けに倒れた。

「なんて力なの…!?」

「作者ならこれくらい当然だ」

「なら一撃で倒せ!」

「男ならワンパン!」

「相手は女の子なのに手加減は!?」

「外道になるか紳士になるか選べー!!」

「いや外道一択だろ」

外野がウルセぇ…。やはりこのデカブツはさっさと壊さなければ。倒れたロボに近づき何度も旗を突いた。

「…!壊れる…!」

葉久はロボが壊れると察知したようでジェットエンジンで空中に飛んでいった。そして遠距離から細かいエネルギー弾を飛ばしてきた。

「無駄だ!」

俺は旗を掲げ、エネルギー弾を吸収しロボに吸収したエネルギー弾をすべて発射した。その量を防ぐことが出来ずにロボは被弾した。

「…!?あいつ充電を!?」

どこからともなくケーブルが伸びロボットに接続された。大規模な攻撃を仕掛けようとしてるようだ。

「これで終わりよ」

「…なぁロッドよ」

「…あぁ」

「イビル・カタスト…」

ロボの光っていた手は直ぐに光を失い、警告音が響き渡る。

[エネルギーが足りません]

「どういうこと…!?」

エネルギー残量39%…!?なにを…!?まぁいい。エネルギーが無くて皆殺しに出来なくてもこの最高傑作の圧倒的力によって一人づつ潰せばいい。

「ジェットエンジンで飛んでくる気か!受け止めてやる…」

突撃してくるだろうロボを向かい撃つべく旗を構えた。そしてロボは突撃してきた。

ドカンッ!

ロボの剛腕を抑えることには成功したが少しずつ押されていた。何か手を打つ必要があったが俺は動けないし、ロッドとジョーシーは観戦者気分。ホワイトは軽すぎてこの風圧に吹き飛ぶ。ブラッカーも同じような理由だ。レジィも風圧で攻撃が無効化される。どうしたものか…

「…ジョウロ砲!」

「「ハァー!!」」

空から聞こえた声の方向へ見ると、エグゼとそるとがちゃしばのジョウロ砲に乗って落ちるように突撃してくるのが見えた。

「久しぶりのコンビネーションだ。失敗するなよ」

「アドリブは得意って分かって言ってんのか?」

二人はナイフを取り出しロボの硬い金属を豆腐のように切った。

「「双切鋼断ち」」

ロボはバラバラになり中から葉久が現れた。

「どうやらもうすぐ決着が着くようだな」

バラバラになったロボの背後から昇降機に乗って登ってきた怪我をしたチャッピーが現れた。謎の女子高生に抱えられている。そして手のスマホには真雨が写っていた。

『あなたの充電のための液体はもう全てシミになったわ!』

「なんでこんな…あり得ない…」

「目の前の状況を受け入れられないのか?葉久さんよぉ。お前は我らオリキャラに包囲されている。現実を見ろ」

「い、いやだ…まだ負けてない!」

葉久は膝から崩れ落ちた。するとチャッピーが嫌な予感を察知したようで皆に指示を出した。

「…!奥に避けろ!」

チャッピーも奥に避けた。そして嫌な予感は的中した。

「ああああああ縺ゅ≠縺ゅ≠」

グリッチが走りグリッチャーへ変化していく。

「グリッチャーっていうのこうやって作られるの?」

「いや空。これは…答えを出すのは難しい問題、だな。あと床のボードゲームに気を付けろ」

「え?」

ツルッ、ドカーン

「会話はもう出来ないかな」

「やるしか…ない…!」

[グリッチャー(無双属性)(外殻)]

あらゆる昆虫の特徴が合わさったような抽象的な見た目に変化した。

葉久の耐久力()

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