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はははつよし(200文字小説)

作者: 高千穂 絵麻

 母は強し。


 私の母もそんな感じだった。

 普段は人当たりのいいオバサンなんだけど、何かあった時には力強くて頼りになる。


「まさかこんな事になるなんて」


 ショッピングモールで自撮りした写真には三人の女性が。


「なに、これ後輩ちゃんのママ?」


 隣の席の先輩が覗き込んでくる。


「ええ、真ん中が私で、左がママ。そして右が母」

「え?」

「先日父がカミングアウトして性転換したんです。ママはミチコで母はツヨシ」


 そう、母はツヨシ。

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― 新着の感想 ―
[一言] なるほど! タイトルがひらがなだったのこういうことだったんですね。
[良い点] 空耳アワーじゃないんだから(^_^;) [気になる点] なんで今頃カミングアウト? あれかな? 社会的な立場もあるから、定年まで我慢したパターン? ……それでも仲良くやっている ママは……
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