食べたことないけど機内食のエッセイ書いてみた
ごきげんよう!
エッセイ春祭りということで、テーマは機内食。
お世話になっているみこと。様からのお題ですが、季節に合っているテーマで良いですね。
春は気持ちが浮き立って、なんとなく旅に出たくなります。
とはいえ、飛行機に乗ったことも国内線での短時間飛行の二回のみなので、私は機内食というものを食べたことがありません。
飲み物はあったのですが、記憶に残っていないので、いたって普通の飲み物だったと思われます。
戦う前に負けが決まっているお題ですが、体験談と限定されていないし、今はネットや通販という便利なものがあるから大丈夫でしょう。
さて。
通販サイトを見ると、視覚に訴える鮮やかな機内食がセット販売されています。
ANAやLALの機内食は、おそらく日本人の味覚に合わせて調理されているはずなので、間違いなく美味しいはず。
個人的に「いいな」と思ったのは、大人用の機内食だけではなく「チャイルドミール」用意されている事です。
例えば、おうちで旅気分を感じるためにフライト・ランチを計画したとして、大人と同じものを用意するのも悪くはないのですが、年齢に合わせた食事があると気分も盛り上がります。
子供時代なんてあっという間に過ぎていくけれど、そういう気遣いって嬉しい。
調べていて驚いたのは、VR搭乗体験をしながら機内食も食べられる場所が、日本国内に存在していました。ホテル利用もできるみたいですね。すごいなぁ。
コロナの影響で海外への渡航が実際には難しいので、VRで航空体験をしながらシェフのお料理を……というのは時代に合った試みかもしれません。
とはいえ、VR体験のできる池袋と浅草も遠いので、いつか行ってみたいなぁと思いつつ、今は保留です。
おのれ、コロナめ。
個人的に食べてみたい機内食は、間違いなく美味しいと思われるトルコ料理ですね。
パッと見ただけなので実際のところはわかりませんが、食品バランスも良さそう。
気が利いていて、やるなぁと感心したのはエア・カナダ。
特別機内食が存在しています。
「ベジタリアンミール(アジア風)、離乳食、無刺激食、チャイルドミール、糖尿病食、ヒンズー教徒食 (ベジタリアンではありません)、ユダヤ教徒食、イスラム教徒食、ベジタリアンミール(乳成分を含まない)、ベジタリアンミール(乳卵成分を含む)」
もちろんチャイルドミールも存在して、宗教や持病や年齢に配慮してもらえるのは、多文化国らしい気配りだと思いました。
こうして調べていると、旅をしたくなりますね。
あったらいいなぁという妄想なのですが、航空会社が主催する「古代メソポタミア体験ツアー・ギルガメッシュ気分を味わおう」みたいな旅も、出発時から機内をツアー参加者で貸し切りにして、機内食も「ウルクご飯」から始まると面白そう。
近代フランス・ベルばら体験ツアーとかも参加してみたいですね。
華麗で優雅な貴族文化を垣間見るのも一興です。
当時の食事を再現するのはハードルが高そうですけど、出発から帰宅までその世界に浸れると楽しだろうなぁ。
だんだんと機内食から離れていますが、妄想しているだけでもロマンを感じるのが旅の良さでしょう。
目的地にあるご当地グルメも良いですが、機内食で行き先を選ぶのもいいかもしれない。
いつか、実食レポートもできると良いな。
【 おわり 】