不穏
「断る。」
帰ろうと訴える2人に海だけは反対した。
「俺には力がある。ギフトだ。才能なんだ。もうあんな薄暗いところには帰るものか。」
「何言ってんだ。こんなよく分からないところに長居もできないだろう。」
「お前こそ主材する気ないのか?仕事だぞ。」
そんな話をしていた時、海は複数の気配を感じとった。
「どうやら人外さんのお出ましのようだな。」
他の2人は「は?」という表情である。
するとそこに確かに人型であるが人間ではない、言葉も通じなそうな生物が3匹、頭と数えた方がよいかもしれないが、とにかく頭の数は3つ、3人に近づいてきた。
「おい...あれ殺気を向けてきてないか?」
「そう...ですかね。平和的に解決できなくも...」
3頭はやはり襲いかかってきた。
「任せろ。」
海の手足が炎のようなものを纏う。
「え...?」
「身体強化...!」
海は素手で、1対3で、襲ってきた「それ」を殺してしまった。
「ははははは!」
「どうなってる...」
「あっちに文明があるな...」
「リー、何やら異分子が、複数侵入したようだ。調査を。」
「一瞬で殺します!」
「そのイントネーション、治らんな。あと殺すな。利用価値があるかもしれん。」
「一瞬で殺します!!」
一瞬のイントネーションは「イッ↑シュン」です
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