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時代を越えてきたF15  作者: sin提督
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田島隼の決断

 階段を上りきり艦長室の前までやって来た。何だこの空気の重さは。

 すると艦長室の扉が開き上級士官たちと共にそこに入った。柳本柳作艦長が尋ねてきた。「君は誰かね?」

先ほどと同様に「航空自衛隊、田島隼、一等空尉であります。」と答えた。艦長は「航空自衛隊?見たことも、聞いたこともない組織だ。軍隊の一部かね?」と言ってきた。

 すると俺は、「日本国自衛隊は、侵略する軍するではありません。自衛隊は、日本を守るために存在しています。そのため軍隊とは少し異なります。」と答えると艦長は「日本を守る?君は何を言っているのかね。そもそも君は何処から来たのかね。」と不思議そうに質問した。やっべどうしようと少し戸惑いつつも「到底信じ難いでしょうが、私は、2015年の日本から来ました。」と答えた。

 そうしたらいきなり上級士官が「貴様、艦長を侮辱しているのか」と言い殴りかかってきた。すると艦長が「まあまあ、やめたまえ。君にもうひとつ質問だ。大東亜戦争では日本は、勝つかい?それとも負けるかい?そして未来の日本はどうなっているかね?」と興味を示した。「この大東亜戦争では、日本は負けてアメリカの支配されます。が私がいた時代では、アメリカと同盟が組まれとても豊かな国になります。」と素直に答えてしまった。

 すると艦長が「やはり負けてしまうのか。」と悲しげに喋った。艦長は、後ろにいる上級士官に退室するように命令し俺にある決断を迫った。「君はこれからどうする?このまま蒼龍に留まり零戦に乗り戦うか、君の

戦闘機と共にラバウルへ行くか、どちらにする?」俺は戸惑った。そして「1日待って下さい。」と答え艦長室を出た。

 そうしたらいつの間にか日は傾いていた。だからF15に戻りコックピットで目を閉じて考えた。このまま蒼龍に残り戦うべきか、ラバウルで戦うべきか。コン、コン

何だろう?と思い目を開いた。すると烹炊員の人が握り飯を持ってきた。急いで風防を開けた。「おい?腹減ってるだろ。これを食べて良いぞ。」と烹炊員がいった。俺は「ありがとう。いただきます。」と言い食べ始めた。すると烹炊員は「見たことない装備だがお前さんはどこから来た?」と質問してきた。「俺は、未来の日本から来た。」と答えた。すると「未来か..日本はどんな姿になってんのかな?」と言ったため「とても豊かな国になっている」と答えた。「豊かか。ところでお前さんの名前はなんだ」といきなり質問してきた。「俺は、田島隼、階級は一等空尉」と答えた。「おぉ、良い名前してるな、ちなみに俺は、長島勝一、階級は兵長だよろしく」と言われた。しばらく無言の時間が続いた。

 俺は、握り飯を食べ終わった。とても旨かった。すると勝一が「隼お前、何か悩んでんだろ?」と質問してきた。「あぁ、このまま蒼龍に残り戦うかラバウルで戦うか悩んでいる」と答える。「そんなことで悩んでたのか。一つ俺が言えることは蒼龍には絶対残るな。ここ最近、舟霊を見る奴が増えている。この艦はそう長くはない。だからお前さんはラバウルへいけ良いな」とかなり強い口調でいってきた。「分かった。俺は、ラバウルへ行く。」と答えた。気づくと薄暗くなっていた。俺は、コックピットで寝た。

 次の日、起床ラッパが鳴り響いた。全員が、一斉に目を覚ました。俺は、コックピットを飛び出し艦長室へ急いだ。艦長室の前まで行き呼吸を整え艦長室の扉を開いた。すると艦長は待っていたかのように椅子に座ってまっていた。「良くきた。それで君の決断を聞こう。」すると俺は「私はラバウルで戦います。」と答えた。

 すると艦長が「そうか。なら蒼龍ごとラバウルへ向かう。頑張れよ」といった。

 これでラバウル行きが決まった。そして地獄のような日々がはじまる。

どうもこんにちは、はじめましての方ははじめましてsin提督です。今回も読んで下さりありがとうございました。今回は、前回の感想で指摘された着艦に関してアドバイスが有ったのでラバウルに行かせてみました。

今回もご意見、ご感想などある方は、感想欄までどうぞ

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