妹=危険物
ピピッッ・・・
ピピッッ・・・
「う〜ん、もう7時か・・・」
もう、起きて朝メシを食べないとな・・・
あ、読者の皆さんおはようございます。
この小説の主人公皆川晃です。未熟者の作者とともにあたたかく見守って下さい。
よろしくお願いします。
さて、自己紹介もすませたしもう起きなきゃな。
ドォォォン・・・!!
その時轟音とともに俺のベッドが破壊された。
「ななな、何が起こったんだ!?」
「兄よ、もう朝食ができている。早く食べなければ冷めてしまうだろう、さっさと来い。」
妹だった。
紹介します、こいつは俺の妹の皆川麗です。ふつつか者の妹ですがよろしくお願いします。
「誰に向かって話しているのだ、兄よ」
「読者に向けてお前のことを説明しているんだよ」「そうか」
「というかお前手に持ってるものはなんなんだ?」
「企業秘密です♪」
「ちょ、おま!キャラ違うにも程があるだろ!」
「兄よ、女にはいくつも顔があるものなのだよ」
「そういうものなのか」
「そういうものですよ、お兄様」
「またキャラ違ってるし・・・」
「兄がちんたら冷めてしまったではないか」
「悪かったな」
「しかも味わって食べる時間もないな」
「なにっ?!もうそんな時間か、片付けは後回しにして学校に向かうぞ」
「ああ」
「今更だがおかしくないか?ゆっくりしても間に合うように目覚ましをセットしたはずなんだがな」
「なんだ、そんなことか。それなら私が7時に鳴るようにセットし直したんだ。」
「へ〜そうだったのか・・・ってお前は!!余計なことを!」
ドゴッ!!
「おま、何しやがる!」
「ウダウダ言ってんじゃねぇ!!たかが一時間ぐらいでぐちぐち言うから十八年間一人も彼女が出来ないんだ!」
「うるせー!お前には関係ないだろうが!!」「兄よ、くだらん言い争いをしているうちに時間がなくなっているぞ。急ぐぞ、鞄を持て」
「おう。て何故にお前の鞄を俺が持たなくちゃいけねーんだ!」
「私は箸より重たいものを持てないんだ」
「今朝俺のベッドをぶっ壊したものは明らかに箸より重たいだろーが!」
「そんなことはない。とにかく持て、時間がない」
「たしかにな。」こんなことをやりながら俺達は学校へ向かった。
皆さんはこんな妹でもほしいですか?
読者の皆様に楽しいと思っていただければ幸いです