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12話 ドレスの花嫁

翌日は昨日ノアが作っていたドレスを仕立て屋に納める日だった。

「ルナもついてきてくれ」

と言われ彼に同行した。

「今日は南の領土に行くから君の領地の近場まで行く事になる」

そう言われ私は外出する機会が少なかった為窓の外を見て興奮した。

私がノアの領地に来た大樹を抜けるとそこはうちの領地だった。

彼からは

「やはり、自分の屋敷が恋しいか?ルナの領地はのどかで長く滞在したい場所だよな」

と言われたが私にとっては10年前の方が栄えていた印象がある。

エヴァンズ家の領土を抜けるとそこはオズボーン家の領地だ。森を越え街並みが賑やかになったところで馬車は止まった。

「さあ、ここがドレスを納める場所だ」


そういってノアが連れてきたのはオズボーン家領地老舗であろうドレスショップだった。




ショーウィンドウには美しいドレスが並んでおり、さすがオズボーン家の領地の品々は流行にとんだ物が多いと関心させられる。


ノアは店主に話をつけ、ドレスを納めると店主は納品に間に合い助かったと喜んでいた。


店主は

「もうしばらくするとこのドレスを注文した花嫁が来ますのでよかったら店で待たれませんか?

花嫁には魔法使いではなく北の職人として紹介しますので」

と聞かれ私達は二つ返事でOKをした。


ノアは

「いつもドレスを納めるだけだったから花嫁に立ち会えるなんて奇遇だな」

と喜んでいる。


店先に豪勢な馬車が止まり、店主がいう花嫁が店先に現れたのを店の奥から見て驚いた。


ミアだ!

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