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!!自慰行為から始まる魔女物語!!  作者: 酒浴びたろう
3/3

説明

まだ続きました!やったー!!

「ようこそ異世界へ」


そう言って眩しく笑う女性 フリージア。


彼女は今なんと言った??異世界??

ここが??



まだ思考が追いついてない隆文に、彼女が声をかける。



「取り敢えず.....ズボン履きなさい??

話はそれからよ」




「えっ!!」




彼女のその言葉でふと現実へ帰る。


自分は下半身丸出しだったことを思い出した。顔に熱が集まる。恥ずかしい!あわあわと、両手に持って居たティッシュをほっぽって局部を隠す。




そんな隆文を呆れた顔で見るフリージア。



「はぁ....」





渡された衣類を着た隆文は、しばらくじっと床の方向だけを見つめていた。




先ほどの恥ずかしさと、長年彼女が居なかったせいで免疫がなかったのも相まって、彼女の顔を見ることができなかった。


そんな隆文をフリージアはニヤニヤした顔で見つめる。


「あらぁ案外ウブなのね、貴方」


クスクス笑う


「なっ....!」


キッと彼女の顔を見る。


すると彼女と目が合った。



「やっとこっち向いたわね。



さ、取り敢えずあっちのテーブルに 座って。


貴方に色々説明するわ」


——————————————





席に着くと同時に、スープの様なモノを出された。


「これは..,」


「あぁ、別に何の害もないから。ただのスープよ」


たしかに美味しそうな香りがする。



「貴方、名前はなんていうの??」


「......伊東隆文だ」



「そう、隆文。手短に状況を説明するわ。ここは貴方の居た世界とは全く別の世界。そして私は魔女。貴方は私に異世界へ召喚されたのよ。」



「なっ!」


ガタッ。衝撃の発言を聞いて思わず立ち上がる。にわかには信じられない。


「そんな話信じられるか!」


荒立つ隆文にフリージアは説明を続ける。


「落ち着いて冷静に考えてみなさい。


目の前の景色が突然変わって、知らない女性が目の前に現れた。それだけでも根拠になると思うのだけれど。」


確かにいきなり知らない場所に変わった。だが

「何かの」


「ドッキリとかじゃあないわ。まぁ貴方からしたらドッキリしただろうけど」


そう言ってクスクス笑う


未だ困惑する隆文を見て、フリージアは何か閃いた様な顔をした。



「あ、そっかそうよね。最初からこうすれば良かったわ」






そう言いながら彼女は指先をクルクルと回した




するとどうだろう。目の前に置いてあったスープが突然ふわりっと宙に浮き、その場をクルクルと回転し始めた。


思わず隆文は目を見開いた




「これで少しは信じてくれたかしら?」


不敵に笑う女性は、そのいでたち、その格好通り「魔女」そのものだったのだ。



もうだめだ。次回作にご期待ください

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