〜ジイマジョ〜
はじめまして。処女作品です。どうぞ温かく見守ってください
まさか自分が異世界に転生するなんて思ってもなかった!!
プロローグ
時刻は夜中の2時00分。
気がつけば今日も無駄に1日が終わった。
「何やってんだろ...俺」
誰に言うわけでもなく、ただ呆然と天井の木目を見つめる。
俺、伊東隆文 (イトウタカフミ)
私立の大学に通うごくごく普通の成人男性だ。
気がつけば既に20歳。これからの将来のこと、今までの自分の人生、色々考えて不安を覚えている。
何をしたいかハッキリしておらず、また何をするべきか理解できていなかった。
明日やろう。また明日やろう。そうやって無駄な時間を只々過ごして来た。
そんなごくある普通の大学生だ。
時計に目をやると既に夜中の2時を回っていた。
周りの友達は着々と将来の目標に向かって進んでいる。
立ち止まっているのは自分だけ。
「クソッタレ....」
そうイライラを感情に出しながら、隆文はスマホでインターネットをする。
何を調べたかというと、決して勉強などでは無く、男性人気のエロ動画サイト
ぐっどアフターぬぅん♡
長年彼女が居ない隆文は、今日もオカズ探しに没頭する。
しばらくエロサイトをサーフィンしているう
ちに「魔女の館」という見たこともないエロサイトに辿り着いた。
興味本位でオカズを探す隆文。
「イッ.....イク!!!」
カチッ....時計の針が2:22分を指した。
絶頂を迎えたその時!隆文の居る部屋の床が突然光輝きだした!!
「な、なんだこれっ!!」
突然の出来事に慌てる。何か良くないことが起こる!そう危険を感じ部屋を出ようとしたが、下半身がグッタリとしておりチカラが入らない。
ま、不味い....!!!
ティッシュを片手に慌てる隆文。
よくよく見てみると、床に何やら魔法陣の様な黒い六芒星が描かれていた。
輝きはどんどん強くなっていく。
「クソ!なんだこれ!!」
拝啓 お父様 お母様 下半身丸出しで死んでしまう親不孝や息子をお許しください......
「うおおおおおおおおお!!」
隆文は光に包まれた。
残された部屋には隆文の姿は無く、ただ一枚のパンツだけが宙をヒラヒラと舞っていた。
酒浴び太郎先生の次回作にご期待ください