莎奈羅《シャナラ》
轟音と共にド派手にダイナミックエントリーしたバイク様は、私とアイリスの間に飛び降りて車体を斜めに着地させる。
そして華麗にくるり、と半転後にこちらへどや顔? を向けた――次の瞬間、ぴくぴくぅっ! とその場で器用に飛び跳ね、そのまま勢いよく土埃を巻き上げながら後退で再び森の中へと一目散に消えていった。
……へっ?
「『チッ、テメェがビビってんなよアホが……』」
……もしや御触り厳禁、とか言ってたことだろうか。
一瞬だけ、小人さんの呆れたような言葉にビビるって何に……と沢山のハテナマークが浮かびかけたが、そういえばさっき被ってる布が神々しくぺかーっと光り出した時にそんなことを言ってたなぁと思い出した。
御触り厳禁とか言いつつ、私ずっと普通にコレ被ってるしただのカッコつけ台詞なのかと思ってた……違うの?
いやだって、なんか自信満々に縛りプレイとかしちゃうタイプみたいだしそういうお年頃なのかと……それでこれもそうなのかなぁ、って……じゃあ何。
ここに来るまでに目の当たりにした、バイク様の圧倒的破壊力粉砕力をもってしてもビビる代物を被ってるのか私……え?
「『ガアアアアアアアッッ』」
「『チッ、うぜぇなオイ』」
などと思考しつつも一瞬で引っ込んでいってしまったバイク様を見送った数舜後、もはや消えかけていたモヤが、突如としてアイリスに覆いかぶさるようにその身を襲って憑りついた。
そして推しへの愛と同担拒否の殺意を、ぶつぶつ半ば虚ろな目で零していたアイリスが白目を剥いて私に襲い掛かってきた。
口も半開きで完全に正気を失ってます、な顔だ。
「『今のオレ様に物理で挑むたァ考えたじゃねェか』」
ハッ、と鼻で笑いながら小人さんが言った。
物理攻撃限定、ってセルフ縛り中だからだろうか。
結局なんだかんだでずっと、相手の遠距離魔法攻撃の回避の体捌きばかりで物理攻撃はそういえばそんな無かった、というよりあったか微妙だった。
異様な回避能力、というより私のインドアで明らか運動不足だろう身体を用いての異常な体捌きには始終目が点ではあったが。
「『――コイツに触れたら死ぬからなァ、その器』」
ニヤリ、と挑戦的な笑みで小人さんが言った。
へー、これって触れたら死ぬのか。気を抜くと思わず魂奪われてそのまま冥土に連れ込まれそうだ、と錯覚するくらいに美しいもんね。
一目見ただけでそれなんだから、確かに触れたら命奪っちゃうよとか言われても違和感なんてまるでないな。うん。
――――。
触れただけで命奪っちゃうのか……そうなのか……。
こんなに綺麗で美しいのに……ヤケドで済まないってそういう……。
「『いいぜ、面白ェじゃねーか。――来いよ』」
いや、来させちゃダメなのでは……?
そして思いっきり頭から上半身にかけて被ってる私は大丈夫なの……?
「『ぁぁあああああアアアアッ』」
アイリスが奇声を発しながら遠距離からの投擲をやめ、一気に私の身体の近距離まで鋭く踏み込んだ。
そしていつの間にやらトゲトゲのメリケンサックで武装してた手足や、どこに隠し持ってたのか謎な複数の短剣や針などで近距離攻撃を繰り出してきた。
ぽたぽたジュッ、と小人さんが地面に叩き落とした場所からたまに聞こえてくるので手抜かりなく毒付きらしい。
「『あ、あッ、あ、アアアアアアッ』」
ほぼ脳死みたいな声とは裏腹に、再び憑りつかれてアイリス(仮)の状態異常に掛かっているアイリスが繰り出してくる体術? はどれもが空気を切り裂くような音を発する上に正確で鋭い。
小人さん操る私の身体は、それらを余裕そうにひらりひらり、と稀にアイリスの手足が薄絹に触れそうになるたびに「今の絶対当たってたよね? え? 触れてない? うっそだぁ」と毎回避毎回避ごとにぽろっとついつい言いたくなるくらいには超絶ギリギリの紙一重で神回避していく。
そして何故かこちらからは反撃らしい反撃もなく、武器を叩き落としたりしてるくらいだ。
普段の私であれば、そのあまりに心身に悪過ぎる光景にドキドキはらはらバクバクと心臓が破裂しそうなほど絶叫したことだろう。
しかし何故か今は驚きの平静さでもって平気で見られている。この状態がいつまで続くのかは分からないが、今だけはありがたい。
ただ……いくらそんな俯瞰的、客観的な目線であっても、なんだか心臓に悪そうだなあとついつい思ってしまうくらいにはこの光景はいつまでも見ていたくはないのも事実。
小人さんが布にアイリスが触れないように避け続けてるのは、きっと私が殺すなとお願いしたせいなのだろう。
ここからどうするのか……。
「『オイ、アホ。いつまでビビってやがる。ここにテメェが戻って来たってェことは、用意はもう出来てんだろォが。さっさと用意しやがれ』」
小人さんがバイク様に呼び掛けた。が、全く反応無し。
森からはしーん……としか返ってこない。あのバイク様のスピードでは、とっくにかなり遠くへと行ってしまったのでは? と私は思わなくもないが、小人さんには何か確信でもあるのか、苛々したように言葉を続ける。
「『――テメェごと滅されたくなきゃァ出すもん出しやがれ』」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンンッッ!!
コンマ0秒でバイク様が出て来た。そして即座に地へ横倒しになる。
……何故かその姿からは、犬猫の降伏服従ポーズが連想された。
「『そのまま動くなよ、ッと!』」
バイク様が地に横倒しになった瞬間、小人さんが上下逆さまになる勢いで高く跳躍し、その丁度視界の真下、というタイミングと位置に丁度程良く攻撃してきたアイリスの手首を適当にガシッ! と引っ掴んでアイリスが攻撃した方向へ、その力を利用する形で強く引っ張った。
そのままアイリスの力を利用しながら上下逆さまになっていた宙で強引に回転し、アイリスを回転に巻き込むように宙へ引っ張りあげ、二人の位置を逆転させる。
――と、私が地面に足をつけた感覚がして直後、強く掴んでいたはずのアイリスの手首をあっさり手離し、すっぽーん! と言いたくなるほどに綺麗なフォームで、アイリスが空へ上下逆さのままにぴゅーんと舞い上がっていった。
た……たーまやー!
「『おうおう、結構飛んだなァオイ』」
かーぎやー!
我慢できず、たまらず掛け声を出してしまった内心の私を知ってか知らずか、小人さんが高く舞い上げたアイリスをちらっと見て感想を零した。
そしてそのままアイリスが落ちてくる前にか、急いで横倒しのままピクリとも動かないバイク様へ近寄ってバイク様のヘッドライトへ無遠慮に手をぶっこんだ。
何故かぶっ刺したりぶっこんだりしてもバイク様のヘッドライトが割れたりとかは全然ないが……見てるぶんには、なんだかどっちも痛そうだ。
……まあ私の手に痛みは全く感じないけど。
「『――天星万象、莎奈羅』」
小人さんがそう唱えながらもぐぐぐ、とバイク様の車体を足でげしげし蹴って踏ん張りつつ、どこか引っかかるような重い手ごたえでバイク様のヘッドライトの奥から何かを引っ張りぬいていく。
最初に見えたのはかなり長い柄で、若干の引っ掛かりはありつつも比較的スムーズに引き抜かれていく。
――が、突如として引き抜く途中で物凄く重い引っ掛かりを感じ、全然、全く、一ミリも引き抜けなくなる。
……よく見れば、中? のどこかに引っかかって引き抜けずにいる小人さんがぐぐぐ、と更にバイク様を足蹴にして無理やり中から何かを引っ張ろうと力を入れるたび、バイク様が小刻みに震えながらガガガガガガガ、という音を出して振動していた。
これはどういった意味の震えなのか……実に判断が難し、あっ。
すぽーん!
「『――ッと! 抜けた抜けた』」
気怠そうにふぃ~と言いたげに小人さんが零した。
抜けたそれは、キラリと刃を月光に照らされた大きな鎌だった。
ピンクの。
――――。
ピンク好きだなぁ……確かに色味はカワイイけど。
でも、ここまで刃も柄も髪もバイクも全部が全部ピンクってなるとさすがに食傷気味になると言いますか……もはや視界の暴力と言いますか……色々キツイラインと言いますか……。
そもそも何故、ピンクなのか。小人さんがピンク色を好きなのか、それとも実は追加でピンクじゃないといけないセルフ縛りでもしてるのか。
確かに。単体だけで見ればどれも可愛いの極みというか、ひとつくらいならまあ全然余裕でアリアリの有りって感じではあるけども……。
そんな死神な大鎌でこれからどうするつもりなんですか……! って、予想がすぐさまついて分かりきってしまうことよりも、そっちの理由のほうが気になり過ぎる……。
ブォォォォォォォ……。
などと思考が飛んでいるうちに、ヘッドライトから光を失ったバイク様がどういう理屈事象か全く分からないが、横倒しのままスススーっと再び森の中へと素早く後退して暗闇に消えていった。
まるで目からハイライト消えたみたいだったなあって――あれ? バイク様、あなた光失ってますけど。え、大丈夫なのソレ。生きてる? いや生きてるの表現は無機物に対してちょっと違うか。動いてるし。
いやでも、完全に生きてる? と問いたい状況ではあるけど。
「『とっとと観念してりゃあ、痛い目みずに済んだってェのによォ』」
ピンク色の謎とバイク様の不思議に首ったけな内心の私をよそに、いつの間にか小人さん操る私がまだ空から落ちてこない滞空中のアイリスを見上げ、ゆるく大鎌を両肩に乗っけるようにして掛けていた。
立ち姿が異様に物々しい。ずばり、物凄い歴戦の強者っぽさがある。まるで百戦錬磨の猛者だ。
何これ。素材は私なはずなのに、普通にカッコイイ。ナニコレ。
「『ィィィッァァアア゛ア゛ア゛ッッッ!!!!!』」
ようやく声が聞こえる位置まで高度が下がってきたのか、先程まで目視豆粒以下だったアイリスの姿がハッキリ見えてくる。
あの勢いで打ち投げられたとはいえ、落下中の空中でも態勢を上手く変えられなかったのか、それともあえてのわざとなのか。
「『往生際悪ィやつだぜ』」
――ふと落ちてくるアイリス、というよりはアイリス(仮)と目がばちり、と合ったような気がした。
地面まで真っ逆さまな態勢のまま落ちてくるその目は未だに白目を剥いたままなのに、まるでその瞳の奥から光線が如くこちらを貫くようなギラギラとした憎しみに満ちた強烈な感情が窺えたのだ。
「『ま、どうでいいぜ――断罪懲罰』」
漸ッ。
そうしてなすすべなく落ちて来たアイリスを、きっちり頭から左右真っ二つに切断する縦の軌道で大鎌の残像を残しながら振るい、刃をアイリスに通らせた小人さん。普通に切った……。明らか死んだよね、コレ。
と冷静に結論付けた内心はいざ知らず、大鎌を振るった小人さんが切って殺した未だギリギリ滞空中のアイリスの死体を、何故か追撃で容赦なく大鎌の柄で横殴りして吹っ飛ばした。
普通にひどい。
文字通りの死体蹴り行為に、凪いでいたはずの感情がぶわっ! と膨らんでいく。しかも私の身体を使っているから、実質私がやったようなものなのだ。
そう思ったらトクン、トクン、と通常運転で稼働している心臓のあたりがチクチクジクジクと痛み出した気がした。
……いくら正当防衛の範囲内だとて、やっぱりどんな理由であれ意図的な殺人は忌避すべきものだ。さらに言えば死体蹴りは良くない、というか絶対ダメだろう普通に。
それに、そんな乱暴な扱いをすれば色々よろしくないものが飛び散って遺品集めが……いやあれ、よく見たら何も飛び散ってないな? あれ。え。暗くて良くは見えてないけど、しっかりよく見たら少々ボロボロで倒れてはいるけど別に真っ二つにまではなってないな。あれれぇ?
でもさすがに近付いたら血痕……も全くないな? あっれぇー?
「『ま、こんなもんだろ』」
と、小人さんが蹴り飛ばしたアイリスにスタスタ近付き、ちらりと一目確認してから呟きを零した。
激しい戦闘だったので、一見してアイリスの見た目はボロボロではあるが外傷的に大怪我といえる箇所は見たところなさそうだ……が何故か、幸せそうな笑みを浮かべぐっすりスヤスヤ地面で寝ていらっしゃる。
あれぇーっ?
「『……さて』」
もしやザックリパックリ切られたはずなのに、……さらにその後、乱暴に蹴られたのに……アイリスってば実はほぼ無傷だった、とか? いやそんなバカな……。
――百万歩譲って、実は私の見間違いでアイリスは真っ二つに切られていなかったとしよう。
でもその後、バッチリ鳩尾を狙って人体が二つ折りになる勢いで容赦なく蹴り飛ばした感覚は間違いなく伝わったから。
なので骨折ぐらいはしてるかもしれないが、それなのに苦悶の表情ではなく幸せそうな笑みを浮かべている、というのはどうなのだろう。
凄く痛みに強いとか? いやでも、あの強烈キックの感覚は痛みもそうだが自由落下中に真横移動する衝撃のほうが凄かったはずだ。
何バウンドかして着地してたけど……それにしたってあの高さから無傷でスヤスヤ眠るには……専門家でもなく、ただ一般人の私であっても前世の偉い人が見つけたなんちゃらの法則諸々を丸っと無視し過ぎではないだろうかと、そんな疑問がついついファンタジーに無粋なと思いつつも浮かんでしまうのだ……。
まあつまりシンプルにまとめると、――あんなに乱暴されたのに、ほぼ無傷って何? こんな状況で寝入り良すぎない? 諸々どういうからくり……?
「『これで今度こそクソ女とシオンのダチは完璧に分断出来たぜ』」
とここで小人さんから有難ーい注釈が飛んできた。
……ようするに。つまりさっきの斬撃は、何故か人体には全く影響しない斬撃で、アイリスに憑りついてた敵だけ分離させられるという武器をたまたま所持していたから斬っても問題無かった、という謎のご都合主義さんが働いていたんですね分かります。
でもそれだとアイリス無傷……も謎のご都合主義さんが偶然出勤していたんですね重労働分かります。うちの小人さんが酷使してすみません……。
わー、ふぁんたじーすごーい。なんてご都合のよろしい世界……。
「『つーわけで、オレ様の凶帖にテメェの聖名を刻みやがれ』」
『嫌よ!』
……えっ。なんか聞こえた……。
「『――オイ、シオン。翠色に最大防御で魔法掛けやがれ』」
え。いや待って。なんか聞こえたんですが。え? 情報量多い……。
というか今の心の声さん状態で魔法使えるの私。え、てか使えたの!?
初耳なんですけどッ! うっそぉ……さきに言ってよそれぇ……ッ!!
まあでもどうせ魔法使えても介入なんて絶対出来なかったろうけどな!
「『ぼやぼやしてっと、クソ不味ィテメェのダチの丸焼きがいっちょ出来上がりだぜ!』」
いやそれは困る。普通に困る。そして何故唐突に丸焼き……?
と色々と困惑しつつも、言われた通り半信半疑で防御魔法の発動を試みる。出来た。
……普通に出来たよ、嘘でしょおおおおお!? えええええええっ!?
「『んじゃま、』」
と、内心で驚愕と困惑を加速させていく私を置き去りに、小人さんが気にせず大鎌を背負うようにスタイリッシュな構えをとった。
その視線の先には本当に分断されたらしいモヤモヤがその場でもがくようにして蠢いている。
見た感じでは逃げようとあちこち必死に動いているが、何故かその場からは全く移動出来ないらしい。地縛霊が如く釘付けだ。
さんざん巻き込まれて殺されかけたこちらとしては、それはとってもザ・マ・ァ! と言ってやりたくなるほどに滑稽な光景だった。
――あれそういえば、なんかさっきから急に感情の起伏が……。
バリ、バリバリバリバリリィィィィィ――ッッ!!
と、急に真上――というより、お空のほうからゴゴゴゴゴゴゴォ……という天気雲行き怪しい、超絶荒々しい感じの音と共にバリバリと聞こえてきた。
なんぞこの音。なんか漏電っぽい? にしては少し違うような……? いやそもそもこの魔法主流世界に前世の電気を用いた電柱とかはどこにもないしな。はっはっはっ。まっさかぁ。
あれ……てことはこの音ってば雷――。
「『――ちょっくらビリビリすっぞ!』
ば、……バリバリ言ってますけどおおおおおおおおおおおッッ!!??
小人さんの全力でお断りしたい嬉しくない忠告を恐怖により一瞬で理解し、展開していた防御魔法にさらに効率無視で全力の魔力を送った。
物理法則というか、もはや自然の摂理とか丸っとガン無視じゃないですかヤダー! ビリビリするとか言ってますが、これ私には絶対当たらないよね!? そうなんだよね!? そうだと言ってよ小人さんんんん……っっ!!
怖いよぉ……死ぬよぉ……アイリス起きろぉ……スヤスヤ寝てんなぁ……私だけ死ぬぞぉ……精神がなっ!
「――ッ『本気狩る、莎奈羅!』」
ぎゃああああああああああああああああああああッッッッ!!!!
その言葉と共に、私の身体に沿うよう小人さんが器用にくるりと背後から大鎌を回転させ、刃を素早く振り下ろす。それと同時に、視界一面が突如として真昼の太陽を直視したような明るさとなり、何も見えなくなってしまう。
……ついでに耳も逝かれたっぽい。バリバリを最後に何も聞こえん。内心の我が絶叫以外。
そして小人さんの言う通り、ちょっとだけビリビリッと身体が痺れた。
……おかげで静電気より痛くはなかったはずだけど、過敏にビビって条件反射で内心絶叫してしまったのだ。
本当に痛くはない。ただのビビり絶叫である。
「『チッ……遊び過ぎたぜ。オレ様の魔法からしぶとく逃れやがって、クソうぜぇ』」
えっ、逃したの? というか逃げたの? あの状態で?? どうやって!? いくらなんでもしぶとすぎない!? てことはこの後どうなるんだ!? というより、実は流されてたけどそもそもあの敵の正体なんなんだ?! いや真面目に誰だアレ。魔獣相手かと思って駆けつけたら誰ですかあなた!? もう何か山場は終わったっぽいし流石に良いよね聞いても!? ダメでもしつこく聞くからね!
――等々。内心で非常に騒々しく、色々とツッコみたいところは多くあったのだが……実はそれらより真っ先に出てきたのが「物理特化なセルフ縛りどこいったわれえええええええええっっ!!??」な叫びだったのは、勝手なセルフ縛りに付き合わされたせいで無駄にビビらされまくったことを実はかなり根に持っていたからかもしれない――。
バイク様、黒焦げ。




