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いきなりですが、結婚しました

感想、評価、いいね頂けると励みになります。

よろしくお願いいたします。


 ――私、シオン・ノヴァ=デルカンダシアは転生者である。


 シネラリア王国デルカンダシア辺境伯令嬢としてこの世界へ転生して早六年。二歳ごろから徐々に記憶が蘇っていき、今では完全に心と魂が前世のアラフォーだ。今世の幼き自我は芽生える前に融合したと思われる。

 前世ではありふれた独身貴族でしかなかった私は、死んでリアルな貴族に生まれ変わりました。はい。

 ……ハハハ、笑えないわ。


「お母様! 見て下さいませ!」

「まあ、シィ。上手にお水が出せたわね。凄いわ」

「はい!」


 私が生み出した魔法の水を見て、木陰のベンチに座って見守っていた今世の母、ダリア・ディグ=デルカンダシアがこの世界でも珍しいアメジストの瞳を優しく和らげ、大げさな身振り手振りで喜んで褒めて下さる。


 最初は未知の事象に対してビビりまくって避けていたけれど、数年も日常的に見ていたら慣れてしまい、そろそろ好奇心に勝てなくなってしまっていたので母にお願いして簡単な魔法の手ほどきを受けていたのだ。

 ――そう。前世の日本では空想でしか有り得なかった魔法があるのだ、この世界では。誰もが属性を持ち、自由に想像した魔法を使える。果ては妖精や精霊、神様さえ身近で当たり前のファンタジー世界だったのだ。


「ふふふ、将来が楽しみね」

「しょうじんします!」

「まあ」


 控えめに微笑む母は二人も出産したと思えないほど線が細くて、儚い雰囲気の美人さんだ。淡い金髪が木陰に似合う。深窓の令嬢という風情だ。実際、まだ二十代でもあるからね。十代で結婚したそうだ。


 ……ハイハイも出来ないような赤子時代に、さんざん二人の出会いから結婚までの惚気を寝物語に聞かせられたもので、心にダメージを負った反動でよく泣いてたな。

 しかし、大体は母が語ってる途中で父が乱入、そのまま私の視界からフェードアウトしていたので、肝心なところはあやふやなままだ。ちっ。


 幸いなのは自由に動けるようになってから、甘ったるい地域から逃れられるようになったことくらいかな。最期まで独身だった私には色んな意味で目に毒だったからね。ほんと。


「そろそろ戻ろうかしら」

「はい!」


 母の手を引き、大きな屋敷へと戻る。理由は知らないけど、長時間、太陽に晒されながら活動していると母が体調を崩してしまうのだ。

 夜になると元気になるので不思議に思って聞いてみたら「まだ早いわ」と、教えてくれなかった。

 聞いても使用人の誰も知らないそうなので、我が家の七不思議の一つとなっている。認定は私の独断で決定した。


「気を付けて遊ぶのよ」

「はい、お母様!」


 母を部屋まで送り届けて元気に返事をする。現在、屋敷には母と私、使用人以外は居ない。父と兄は魔獣狩りへ出掛けていない。これも大事なお務めだそうだ。


 このデルカンダシア辺境伯領はその名が示す通り、シネラリア王国の辺境に位置する領地。シネラリア王国の首都から見て東側に位置する辺境伯領は、領地の外側面を全て魔獣が蔓延る森林地帯だ。魔獣の侵攻を森ごと食い止めている国の重要拠点でもある。


 広大な魔獣の森を超えると、この世界で今現在最も栄華を誇っているアイオーン帝国へ辿り着ける。

 しかし、そんな命知らずは早々に存在しないため、大体の移動は海魔獣に遭遇する危険性が高いけれど、約一か月ほどで辿り着ける海路か、もしくは遠回りだけど、複数の国家を安全に経由し半年はかかる陸路を使う。


 安全で早い移動手段ほどコストが高くなるので、ほぼ貴族しか前世で言う車のような便利な移動手段を使わない。一般人は基本的に徒歩か馬車だ。

 しかもバス的な乗り合い馬車になる。速度なんて、もはや徒歩のほうが早い始末である。


 それもこれも、道中魔獣に襲われた場合壊されたとしてもそれほど懐が痛まないため、という風潮があるからだそうだ。護衛無しで自己防衛が当たり前の為、そのほうが楽なのかもしれない。


「……どれどれ」


 母と別れてしばらく、元気盛りな子どもらしくなくインドアに書庫で読書中である。この世界が未知に溢れすぎていてとても興味をそそるので、自力で調べられるように基本的な読み書きを一念発起して習得したのだ。

 貴重な書物をタダで閲覧出来るのは貴族に産まれて良かったと思える理由の一つだ。他にも、美形な家族のおかげで前世より期待できる容姿に恵まれたことが挙げられる。まだまだ挙げればキリがないほど環境にも恵まれている。前世の徳かな。


「ん?」


 いつもの日課で書物をあさっていると、気になる記述を見つけた。外装は新品同然だけど古代文字で記載されている分厚い本だ。内容が妖精に関わる長編の物語。大好物です。


 どうせ覚えるならばと、世界の言語とついでに古代語も習得したのでスラスラと読める。子ども時代の体感速度は速い。地道に絵本から始まって辞書を片手にあちこち屋敷を歩き回ったものだ。

 後になって、子どもらしくなかったと青褪めたものだけど、特に何か言われることも無く、むしろ褒めちぎられたので親バカの元に産まれて良かったと本気で思った記憶がまだ新しい。


「よーし、読破するぞー……」


 前世で癖になっていた独り言を引き継ぎ、呟きにしては大きくぼやく。まだまだ小さな手で分厚い本を持ち上げ近くの机へと運んでそのまま熟読を決め込んだ――。


 ――その後は日が暮れるまで半日近く書庫に引きこもって、夜になって元気になった母へ連行され、父と兄がまだ数日は戻らないので母とご飯を食べた。

 ただ、晩御飯の後でどうしても気になったことがあったので、母にお願いして屋敷の外へ連れ出してもらうことになった。


「こっちよ」

「ねえお母様、本当にこんな近くに……」


 母に手を引かれ、屋敷から遠い魔獣の森の手前近くにある湖へと赴く。貴族なのに護衛はどうしたんだ、と思うかもしれないが、母が護衛いらずの強さらしいので問題なしらしい。


 この世界での強さは見た目に寄らない。

 なにせ日中、今にも儚く散りそうな雰囲気だったのに陽が沈んだとたんに母の生気が満ち満ちている。

 ……昼間の触るな危険みたいな儚い雰囲気も好きだけど、月夜に輝き映える淡い金髪と妖しい色気を放つアメジストの瞳で強気に微笑む夜の母も素敵で捨てがたい。


 前世のぼっち趣味が綺麗なものを永遠と眺めることだったので、魔法とか不思議な現象の多いこの世界は目新しい美しい風景が多く、毎日が発見だ。特に家族が美形なので目の保養にもなって一石何鳥にもなってる。


「ここよ」


 改めて母の美人を再認識していると、目的地に着いた。夜なので見えにくいけど、足元には薄暗い湖面が見えていた。暗くて見えにくいので、困って母の表情を伺う。

 私の顔が見えていたのか、自ら輝きを放っていた母の全身から光が分離して湖に向かっていった……。分離?


 ――え、自家発電!?


 今まで気付かなかった衝撃的事実に驚いていると母から分離した光がゆっくりと宙を舞い、幻想的に辺りを照らしていく。最後には湖の中に呑み込まれ、母と同じく輝きを放ち始めた。


「――わああ……」


 色々と言いたいことを呑み込んで、幻想的に光り輝く夜の湖に見惚れる。いいのだ、今は。気疲れするだけなのでツッコんだら負けである。

 それにしてもなんと幻想的で美しいんだろうか。写真やテレビでしかオーロラを見たことはないけど、きっとこんな感じなんだろうなあ、と考える。


「ここが我がデルカンダシア領の隠れた観光名所、『ニグルムカバラ』よ」

「……ほんとに、ここがそうなのですか?」

「ええ、勿論。強い祈りであればあるほど、神様が願いを聞き届けて運命の人と必ず結ばれるのよ」

「うんめいの……」


 前世では終ぞ巡り合うことは無かった未知の領域だ。書庫で見つけた分厚い物語本にココのことが書かれていて、今日ずっと読書中も頭の片隅で気になっていたのだ。

 いつか訪れてみたいと考えて思い切って調べてみたらなんと、偶然にも所在がデルカンダシア領内ではないか、と。


 しかも屋敷からも近い。結局いてもたってもいられず、母に頼んで連れて来てもらったのであった。

 この世界では結構なんでもありな感じなので、あながちただの物語でも事実無根とは侮れないのだ。今世こそ素敵な家庭を築きたいので、早めに祈っておいて損は無いだろう。


「さ、お願いしてみる?」

「はい!」


 母に背中を押されて輝く湖面に顔が映る距離まで近づく。湖面には母とお揃いのアメジストの瞳で薄い茶髪の少女がいた。残念ながら髪色までは似なかったけど、将来に期待できる容貌なだけでも生まれ変わってよかったと思える。


「――――」


 お祈りの仕方で特にこれといった形式は決まっていないけど、なんとなく顔の手前でお参りの時みたいに手を合わせて祈ることにした。これが一番しっくりと来る。


 ――お願い、神様。


 ……どうか。どうか将来私に優しくて素敵な結婚相手が見つかりますように……。


 ――あ、出来れば私好みの美形であればなお、いいです。

 どうかご一考の程、よろしくお願い致します!


「まあ、可愛い」


 割と本気で湖に向かって必死に念を飛ばしていると、母が微笑ましいものを見たと言わんばかりに祈る私の横で優しく見つめて下さる。……人妻の余裕だな。


「あら?」


 失礼なことを考えていたのが伝わってしまったのか、と不思議そうな声をあげた母をチラ見する。何故か私を通り越して別の場所を見ていたので、いったい何があるのかと母の見ている先に視線を向けると湖面にぷかぷか浮いたままどんぶらこ~、どんぶらこ~、と――


「――ど、どどど、どざえもんっ!?」

「どざえ……? あら。まだ生きているわ」


 明らかによろしくない感じで流されてくる物体に焦ってあたふた動揺していると、母が冷静にゆったりと結論を下す。

 そしてそれはもうおっとりと特に慌てることも無く、普通に着岸するまで待って母の魔法で引き上げた。私がその間、何をするでもなくずっとあたふたと慌てているだけであったのは言うまでも無い。


 引き上げられた物体はピクリとも動かない。本当に生きているかも怪しい。水草みたいな雑草だらけで生存確認のため顔も見られない。近寄らずにビクビクしていると、またしても母が手際よく魔法で処置を施していく。

 だんだんと母の魔法で綺麗になっていく物体の過程を楽しめるくらいに余裕が戻ってくるころには物体の正体が分かった。私と同じくらいの年頃の子どもだ。


「きれい……」


 それも超が付くほど将来が楽しみすぎる容貌だ。白く輝く髪に、目を閉じていても伝わる顔のパーツ位置や造形が人形のようだ……。


 それにしても私が言うのも変だろうけど、こんな夜遅い時間に子ども一人流されてくるってどんな状況なんだろうか。

 私が母に我儘を言わなければ助からなかったのではないかと思うほどに触ってみた手は氷のように冷え切っている。


「……ん」


 心配して母の処置を見守れるようになると、子どもが意識を取り戻しそうになった。あまりの冷たさに本当は死んでいるんじゃないかと思い始めていたので、安心して横たわらせている子どもを覗き込む。


「…………?」


 長い睫毛を振るわせて少しづつ目が開かれる。そのあまりに綺麗な金と蒼の瞳を見て、言葉を失った。前世含めて初めてこんな近くで虹彩異色症(ヘテロクロミア)を見た衝撃と言ったらもう。筆舌に尽くしがたいほどに美しかった。


「……まあ珍しい」

「きれい……」


 ほぼ同じタイミングで母も驚いた反応をする。そっか。目も髪もカラフルが当たり前の世界であっても虹彩異色症(ヘテロクロミア)は珍しいんだ。知らなかった。

 素直に感心して将来有望なほど綺麗な子どもの瞳を遠慮なく覗き込んで観察し続ける。宝石みたいにキラキラしていてどうも目が離せない。


「あらあら、困ってるわ」


 母から指摘があり我に返ると、ガッツリ見すぎて困惑させていたようだ。暴漢被害に遭ったかのように怯えてふるふると小刻みに震えていらっしゃる。

 しかも口をハクハクさせて涙目だ。……て、そうなると暴漢は私か!


 慌てて震える子どもから両手をあげて距離を取る。気分はさながら通勤電車のサラリーマンだ。万が一にも痴漢扱いされないために頑張る彼らの気持ちがちょっと分かってしまった。


「…………っ」


 最初はしばらく距離を取って様子を伺う私たちを警戒していたようだけど、何か危害を加えられることは無いと判断したのか、何か私たちへ言葉を発しようと口をハクハクさせた。

 が、喉が渇いてるのか掠れた音にもならない声しか出ないようだ。遠くから綺麗なものとして鑑賞していた私はいち早くそれに気付いて、近くで未だ幻想的に発光している湖に近付き水を汲む。


「お母様、ここのお水は飲めますの?」

「どうかしら? 飲んだことがないから分からないわ」


 ごもっとも。


 でも私の求めてる答えではない。私の微妙な表情を見て母が手をぽんっと打ち、「ダメなら私が浄化するわ」と言ってくれた。出来るのか。

 お言葉に甘えて自分の手で掬った水を浄化してもらう。母でなく私が水を掬ったのは小さな手のほうが飲ませやすいためだ。念のため少量を自分で飲んで大丈夫なのを相手にも目の前で確認してもらう。


 警戒心が強いようだから必要かなと思って先に飲んで見せたのだけど、効果はあったのか、水を溢さないように手を近付けると素直に飲んでくれた。

 くすぐったかったけれど、我慢する。こんなシチュエーションは今後滅多に起こらないだろうしね。餌付け感覚で飲ませてあげる。


「んく……」


 どきどきしながら何回か同じ手順で飲ませていると、次第に声を出せるようになってきた。警戒していた割には私たちの受け入れも早かった。余程体力を消耗しきっていたのかもしれない。


「どこの子かしら?」


 ここにきて最初からの疑問を母が引っ張り出す。警戒されなくなったのでその話題を出したと思われる。

 湖から流されてきたようだけど、こんな目立つ容姿の子どもは知らない。領内出身なら目立つので噂になるはずだ。


 私たちの疑問に答えたくないのか、目線を逸らされる。困った。こんな夜遅くに訳アリな子どもを放置するのは良心が咎める。


「お名前を聞かせて頂ける?」

「…………」


 母が戦法を変えて優し気な風貌を逆手に少しづつ聞き出そうと試みる。しかし先程とは打って変わって沈黙を保ったままだ。さすがの母も困った表情になる。

 さっきもそうだったけど、ここは同じ年頃の子どもが話しかけたほうが答えてくれるんじゃないかな。


「わたし、シオンって言うの。あなたの名前は?」

「……バリー」

「そっかあ」


 幼女の特権を活用し、出来るだけ無邪気にニコニコしながら聞き出す。水を飲ませた仲だからか、名前を教えてくれた。その光景を確認した母がガッツポーズを見せて口パクで応援してくれる。

 完全に対応を私任せにすることにしたようだ。


「あとね、シオンのあとにノヴァ=デルカンダシアって長い名前が続くの。バリーも名前続く?」

「…………アリウム」

「バリー・アリウムなのね。すてきな名前!」

「…………」


 名前を褒められたのが嬉しかったのか、はにかむように笑ってくれた。正直、壮絶に可愛いです。

 内心、悶え苦しみながらも名前を聞きだせて満足した私は母に視線を向けた。母もうんうんと頷いて引き続き応援して下さる。


「……シオン、ノヴァ……デルカン、ダシア……も、……良い、名前」

「ありがとう――!」


 ぎこちなくとも会話が成立し始めたので喜んでいると、いきなり視界がふらっと傾いた。

 どんどん感覚が遠くなっていき周囲の景色が歪んで見えてくる。耳も遠くなり始めて、なにやら慌てて近付き話しかけているだろう母がこの日最後の記憶となった――。

 ――数日後。


「――というわけなのよ」

「――え?」


 先日、あの時私はどうやら魔力枯渇で倒れたらしい。それで今の今まで母がつきっきり看病してくれていたらしく、目が覚めたら強く抱きしめられた。

 それで、記憶が途切れている私に母が落ち着いた後であの子どもがどうなったのか、何故私の魔力が突如枯渇してしまったのかを教えてくれていたんだけど。


「おか、あ、さ、……も、い、ち……」


 数日も飲まず食わずだったので喉がカラカラで声が上手く出せない。耳がまだ遠くなっているのかもしれない、と。舌足らずにもう一度、今しがた聞いた信じられない内容を聞かせてくれるようにお願いする。


「ええ。それでね、シィ。あなた、結婚したのよ」

「…………」


 ――あれ? やっぱりさっきのは聞き間違いじゃない。

 でもどうして。いつ、どこで、どのタイミングで……?

 そもそも齢一桁にして結婚ってアリなの? アウトじゃない?


 目覚めたばかりで錯乱してるのかと思ってもう一度聞いてみたのだけど、その後何度聞き直しても答えは変わらなかった。しかも相手はあの夜出会った子どもとだそうだ。


 ……神様神様。私、確かに素敵な美形の結婚相手を所望しましたけど、聞き届けるのが速達とか聞いてないです。


 ――こうして、シオン・ノヴァ=デルカンダシアとして生を授かり約六年。前世ではありふれた独身貴族でしかなかった私は、死んでリアルな貴族に生まれ変わり、性急過ぎるスピード結婚を果たしました。

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