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16/34

発覚

あれから何日か経った。

店の内装は魔法で修理したのもあってすっかり元通りになっていた。

しかし、全てが元通りというわけではなくて……


「お子様ランチと日替わりランチ!あと、アップルパイ!」


「は、はいぃぃ!」


「皿とスプーンがなくなるのです!フロレンティーナ!早く魔法で綺麗にするのです!」


「ちょ、ちょっとまって……はぁ、少し、休ませて……」


「日替わりランチ3つ追加!それから「カレー」3つ!1つは玉ねぎ抜きで!!」


「は~い!!」


テコ入れを行ったレストラン・パルマンティエは順調に人気店へと変貌しつつあった……!





















「お疲れ様!今日も大盛況だったねッ!」


パジャマ姿のアルフィが、枕を抱えたままニコニコとした笑みを浮かべている。

俺たちは今、あてがわれた屋根裏部屋の布団の上にいる。フロレンティーナはぐったりと横になったままそうねーと死んだような声をだし、コンの奴も疲れたのか、欠伸を掻いて俺の膝に顎を乗せていた。


「あぁ、やっぱりテコ入れってのは大事だな。つい先日よりお客の数も層も明らかに違う」


「この街はうわさがすぐに広がるものね……」


まぁ、この街に限った話ではないのだが対して娯楽もないとなると朝昼の飯情報というのはすぐに広まる。それはこのメウダの街も例外ではなかったらしい。こちらが頼んでもいないのにあそこのレストランは美味い飯を出すとうわさが勝手に広まっていき、まばらだった客足が今や満席御礼の超人気店だ。


もちろんアルフィやフロレンティーナ、リッシュ姉妹の容姿の良さも噂を広げるのに一役買っているようだが、一番は、安くて美味いというのがこの街のニーズに合っているようである。


「クロウの作ったカレーっていうのも人気だよね」


「だろ!?自慢じゃないが、腕に覚えがあったんだよな~」


「ふ~ん」


残念ながら王国では米は高級品過ぎて滅多に手に入らなかったのだが、帝国領では米が昔よりも更に値下がりしており、食卓に並ぶのも珍しくない値段になっていた。昔「あいつ」にねだられて作っていたのを更に磨き上げてメニューとして出したらこれがプチヒットしたのだ……プチ、とあるように売り上げは日替わりランチに負けているが。自分の料理の人気が出るとなんだか無性に嬉しいものだ。


「よーし、この調子でこのレストランを町一番の!ううん、この世界で一番人気の店にしようよ!!」


「「おー!!」」


「じゃあ、みんなおやすみ!」


各々布団に潜りこむとアルフィがそっと部屋の明かりを消した。さぁ、明日も一日大忙しだぞ!









「じゃないよ!!」





うお!?


「どうしたのよ、大声出して」


「ど、どうしよう!魔王も倒さなくちゃいけないのに、ずっとここに居るわけにはいかないよ!?」


「え、覚えてたのか?」


「当たり前だよ!」


あわあわと頭を押さえて俺とフロレンティーナを見比べるアルフィ。今更、本当に今更、このレストランで働き続けたら魔王を倒しにいけないことに気が付いたらしい。せめて二日目に気が付けよ!


「もう魔王にも負けたし良いじゃないか。適当に稼いでから家に帰ろうぜ」


「だ、ダメだよ絶対駄目!あんなに強くて、危険な存在……放っておけないよ」


「でもアルフィ。クロウの言うことも一理あるわよ?他の勇者の装備に、魔王の戦闘力……今のままじゃ歯が立たないのは確かだもの」


「うぅ……それはそうだけど……」


「第一、今店を抜けるわけにはいかないだろ?パトラさんとモニクの二人だけで今の店を回すのは不可能だぞ」


「あうあう……うぅ~」


店の回転率が凄まじいことになっている今、厨房を仕切っているアルフィに、ホールを仕切っている俺、皿洗いや会計を行っているフロレンティーナが抜けるととてもじゃないがお客をさばけない。


「ど、どうすればいいかな……?」


涙目でこちらに縋るように見上げるアルフィに、俺とフロレンティーナは顔を突き合わせてからデカいため息をついた。

……しょうがない。この帝国領に居たくないのは俺も一緒だし……。


「ま、俺たちが抜けても問題ない状態にすればいいんじゃないか?アルフィがパトラさんに料理を教えたように、今やってる業務をほかの人でも回せるようにすればいいわけだ。求人広告でも出して、新しい人を教育するんだよ」


「う、うん!」


パァっと笑顔を咲かせるアルフィ。しかし、それに対して待って、とフロレンティーナが声を上げる。


「確かに、私たちが抜けるにはそれが一番だけれど。それはまだ難しいわよ?だってこの店の家計は火の車なんでしょう?給与も録に出せないんじゃ店員を増やすのは当分先じゃないかしら」


「今の売り上げなら大丈夫だろ?」


「いいえ、食材費や生活費もあるのよ?

借金返済に回すお金を考えたらまた他所からお金を借りる事態になりかねないわ」


「確かに……待てよ、でも、逆に言えば「金さえ借りられれば」ってことだろ?」


「そうね……ああそういうこと」


「あ、あの、どういうこと?」


「つまり、この店に足りないのは期限なんだよ。それさえ何とかなれば、今の売り上げなら借金分くらい余裕で払えるくらいの見込みがある。だったら、俺たちがこの店に無利子で金を貸せば手っ取り早いってことだ。そしたら、今言ってたティナの問題も全部クリアできる」


「あぁ!……えっと、そうなの?」


モニクに言われた金貨の額は30枚。

それがきっと、この店の抱えている借金の額なのだろう。確かにこのままのペースで行くと一カ月では利息も付いてるだろうしギリギリ間に合わないくらいだが、急な返済期限がなくなってかつ、潤沢な資産さえあれば話は別だろう。


要は金なのだ。何事も。


「そうと決まればお金をチャッチャと稼ぎたいが……」


「やっぱり、冒険者ギルドかしら」


「冒険者……!で、でも、クロウは冒険者にはなりたくないんだよね?」


「……そりゃ危ないしな。けど、サクッと大金を稼ぐにはそれなりのリスクがいるし……今回は俺もギルドで稼ぐ以上の案が思いつかないな」


もう少し、時間さえあればなぁ……。いくらアルフィやフロレンティーナが並みの冒険者たちより強いとしても、ギルドで出されるような依頼というのは何が起こるかわからない。どうしても危険を伴うものが多いのだ。避けられることなら彼女たちをそんな危険な目には、晒したくない。


だが、俺のそんな気持ちを知ってから知らずかアルフィたちは嬉しそうにしている。


「そ、そっか!じゃ、次のお休みを貰った日に冒険者ギルドに行ってみようよ!それにしても、冒険者か~!えっへへ~、実はボク、ちょっと憧れてたり……」


「………………私も」


フフフと、照れくさそうなアルフィとフロレンティーナの笑い声が響く。

にしても、来ることがないと思っていたこの帝国領で再び冒険者にか……。思い出すのはマントの裾を握っていた白い髪の少女のこと、教会の姉妹に、そして……あの「別れの日」のこと。


あの時、すげーかっこつけて「死んだ」からな、今更実は生きてました~なんてダサすぎてやってられない。


て?ん?待てよ、ということ……


















「……よし、いくぞ」


「まってクロウ、何そのダサい仮面」


パルマンティエの定休日。持っていた有り金をはたいて折れた剣や着ていた防具を新調すると、俺たちは冒険者ギルドまでやってきていた。

そして、勢いのままに中に入ろうとしたらフロレンティーナの奴にぐいっとマントを引っ張られる。折角テンポが良かったのに。


「クロウ?誰のことだ?……俺のことはジョン・ドゥと呼べ」


「ジョンは昔飼ってた犬の名前でしょ?クロウ」


「う、じゃあ、ハンス・シュミットだ……良いか、俺たちは一度魔王と戦った身だろ?あいつはアルのブルーデュランダルを狙っていたみたいだったし、いつ刺客が差し向けられるかもわからん。そこで、隠せる情報はなるべく隠した方が良いってことだ」


「そっか!クロウあったまいい!」


「それはそうかもしれないけれど、う~ん、正直「無し」よね」


我ながらもっともらしい言い訳が浮かんだなと思った。

本当は単にこの帝国領で俺の名前を広めたくなかっただけなのだが、銀色のマスクを直してふぅと息を吐く。


「アルフィ、お前も勇者を名乗るのは控えた方が良いぞ。ブルーデュランダルもいざってとき以外封印しとけ」


「うん、わかったよ。勇者の名にかけて!」


……本当にわかってるのだろうか。


「ティナは……」


「私は別に良いわ。こそこそしてた方が怪しいわよ。まぁ強いて言うならフローレンスの名前を隠しておくくらいかしら」


「そうか……よし、なら改めていくぞ」















両開きになっている扉を開くと、中は相変わらずに朝っぱらからぎわっているようだった。


そして、俺達の姿を見るなりピタリとその浮かれていた声が止む。


こういう朝からギルドに居るような地元の冒険者たちにとって、よその冒険者というのはどうしても気になる存在らしかった。クエストを取り合うようなことになるのか、同じ仲間に引き込む価値があるのか、雑魚ければカモにしたい……など、理由なんて人によって違うのだろうが、一番は好奇心だろう。弓を見せて講義をしていた色男のエルフに筋肉隆々の飲んだくれていた大男たち、そういった人たちの視線を受けながらゆっくりと受付までたどり着いた……。


「いらっしゃい、あら、見かけない顔ね?」


「ッ!?」


受付に居た青くて長い髪を持つ女性を見て俺は思わず目を見開く。

それは、俺が昔帝国領に居たころよく通っていたギルドの受付嬢まさにその人だったからである。しかも、全然年を取っている気配がないぞ!?

となると、俺のことも知られている可能性が……。


「し、失礼ですが、もしやカイサの街で昔ギルドの受付を?」


「え?あぁ、それは私の叔母ね。似たような親戚がたくさんいるからよく間違えられるのよ~」


びっくりした。それにしても、どっかで聞いたことあるような血統の人たちだな。


「へぇ……あ!そうだ!お姉さん、冒険者登録をお願いします」


「えぇ、わかったわ。それじゃあ、職業カードを提示してもらえるかしら?なければここで発行することもできるけれど、いくらか手数料をもらうわよ」


「はーい。じゃ、ボクから」


そう言ってアルフィがお尻を突き出してポケットから職業カードを取り出した。













「では、こちらに」


「……」


俺が職業カードを提示すると、専用の魔道具で情報を読み取り始めるお姉さん。そして……。


「あら、あなたは昔帝国領の冒険者だったのね、しかもA級(Aランク)!?大したものじゃない!」


お姉さん、声がでかい。

ザワッと周りで聞き耳を立てていた連中が騒ぎ始めるのがわかった。

本当は再発行して1からスタートしたかったのだが、金貨30枚も稼ぐような依頼を受けるには昔の階級ランクを使わざるを得なかった。

アルフィとフロレンティーナにも言ったことがなかったからか目を丸くして驚いている。


「クロウ昔冒険者だったの!?しかも、A級って!」


「……昔のことだよ、あと、俺のことはハンスって呼べ」


「クロウ、あなた私たちには散々冒険者なんてなるものじゃないと言っていたのに……」


「そうだよ!自分だけずるいよ!」


だから嫌だったんだ。

お姉さんはいつの間にか俺のことを後ろにいる職員の人たちに何やら報告している。暫くすると、受付に戻ってきて。


「……はい、それじゃあ登録と確認は終了よ。……ただ、A級とはいえ、しばらく依頼をこなしていなかったみたいだし、今紹介できるのは掲示板に張り出されているものくらいになるわね」


「げ!?」


「どういうこと?」


「つまり、簡単で安い依頼しか受けられないってことだよ」


依頼クエストはF級からA級に分類される。比較的簡単な薬草の収集や魔物の討伐などはF~D級の依頼として掲示板に張り出されている。そしてもう少し難易度の高い討伐や異変の調査依頼はC~A級の依頼としてギルドが管理している依頼本クエストブックを見て受けることが出来る。中には密書で送られてくるというS級とかSS級と呼ばれる依頼クエストもあるらしいが俺はお目にかかったことがない。


そして今回はそのクエストブックから依頼を受けたかったのだが、俺のアテが外れてしまったらしい。こんなつもりじゃなかったのだが……。


受付嬢との話が終わると早速掲示板を眺めに行く。


「まぁしょうがないよね。簡単な依頼から、コツコツこなしていこう!ボク、薬草の採取なら自信あるな~」


「F級の薬草採取は銀貨2枚……収集数により上乗せ……だとよ」


「しょっぱいわね」


「地道に行こうよ!」


参ったな。まさか今更薬草採りみたいなこと……。もちろんそれも重要な仕事の一つだが、今は何せ時間がない。せめて、ほかの冒険者の依頼に便乗させてもらえればもう少し報酬の良い依頼が受けられると思うのだが、生憎慣れない街で、頼れるアテも……ん?


「これなんてどうかな。猫探し!報酬銀貨3枚だよ!」


「そうね……」「ちょ、ちょっと見てみろ」


グイっと二人の顔を入口の方へと向けさせると、今ちょうど冒険者ギルドに入ってきたのはレストランでいつも一番初めに角の席に座る常連の……あの気だるげな少女だった。

いつも通り眠そうな顔をしながら、ぼさぼさの水色の長髪をポリポリと掻いている。そして、おもむろに受付までやってくると、お姉さんからクエストブックの案内を受けている……!!


「あぁ、いつも朝一番に来てくれる常連さんだね。へぇ~冒険者だったんだね」


「それだけじゃない、あの人、クエストブックを見てるってことは、たぶんC級以上の冒険者だ。上手く同伴させてもらえれば、俺たちも高額のクエストが受けられるぞ」


渡りに船とはこのことだろう。早速、依頼本クエストブックを眺める後ろから声をかけてみる。なるべく、友好的にだ。


「こんにちは、こんなところで奇遇ですね」


「ん?…………誰?」


って、しまった今俺は顔を隠してるんだった。

そこへ、アルフィが割って入る。


「ボク達ほら、パルマンティエで働いている従業員だよ!」


「……ん。いつも、美味しい」


「そ、そう?えへへ、ありがとう」


顔を赤くして照れてないで、話を進めてくれ。そう思っているとフロレンティーナが話を進行してくれる。


「ねぇ、私たち、腕には多少覚えがあるのだけれど、ランクが足りなくて簡単な依頼しか受けられないから困っていたのよ。だから、厚かましいとは思うのだけれど、あなたの依頼に便乗させてもらえないかしら?取り分はそちらと私たち3人で半々でどうかしら……」


「ん~……」


眠そうな青色の垂れ目で俺たちを見回す常連さん。

……その目は何となくいつもよりも真剣、に見える。いや、瞼を擦って眠そうでそんなことなかったかもしれない。


「そこの仮面の子は昔A級だったみたいだから、腕には問題がないと思うわ」


話を聞いていた受付のお姉さんが援護アシストしてくれる。それが決め手となったのかそうでもないのか、少女は軽い感じで。


「ん~、いいよ~」


と答えた。自分で言うのもなんだが、もう少し疑った方が良いと思うが……。

話はまとまったので、早速4人で依頼本を覗き込む。


「お、これなんかいいんじゃないか?」


俺が手に取ったのはクリスタルゴーレムの討伐依頼だ。金持ちの貴族からの依頼らしくて、報酬も金貨40枚と十分だ。クリスタルゴーレムなら昔倒したこともあるし、何よりこういうわかりやすい依頼はやり易くていい。


「ん~……?」


しかし、常連さんは納得していないのか、いまいち反応が良くない。

その後もお手頃な依頼を提案してみるが、どれもこれも反応がいまいちだ。


「えっと……どういう基準で依頼を探してるんだ?」


「うふふ、彼女はね。いつも直感というかインスピレーションで依頼を受けているみたいなの。おかげでウチでは不人気な依頼も受けてくれるし、助かっちゃうわ」


「そ、そうなんですね」


……なんだか嫌な予感がしてきたが、俺達はあくまで便乗させて貰う身だ。依頼の決定権は彼女が持っている以上その直感とやらが下りてくるのを待つしかない。


「……ん」


「あ、これ……」


「どうしたのアルフィ?」


「う、ううん。ほら、行方不明者の依頼だって」


「行方不明者……」


「ああ、それは隣町の地下水道の調査依頼ね」


常連さんの指さしたページをアルフィの頭越しに覗き見る。ありがちだが、最近地下水道で行方不明者が続出しているので原因を探ってほしいというもの。報酬も金貨60枚と破格に思える。


……が、こんな話には大抵何か裏がある。俺が選ぶのであれば絶対に受けたくないタイプの依頼だ。フロレンティーナも疑問に思ったらしく受付さんに質問をしている。


「どうして、ただの地下水道の調査にこんな大金をかけるのかしら?」


「それが……この依頼はもともとD級程度の依頼だったのだけれど……依頼を受けた冒険者が次々と行方不明になっている曰く付きのものなのよ……うん、いまだに帰ってきた子がいないのよね。正直、危険だから早く誰かに解決してほしいのだけれど、みんな亡霊の仕業だのなんだのって怖がっちゃって」


あぁ、やっぱりな。胡散臭い匂いがプンプンする。さっさと興味を別の依頼に……。


「そういえば、パトラさんとモニクのお父さんも、最近行方不明になったって……もしかしたら」


アルフィが、こぶしを握ってプルプルと震えている。おい、おいおい、まさか。


「ん……これ受ける」


「ええ、わかったわ」


ちょおおお!!


「お、おい、アルフィ。それからえっと「ん、ミド」そう、ミドさんや。この依頼はどう考えても怪しいぞ!きっと何かの罠の可能性が高い。陰謀を感じる。ここは、大人しく普通の依頼を……」


「でも誰かがやらなきゃいけないんだよ。それに罠があるんだったら、罠ごと解決するまでだよ!クロ……仮面くん!!」


「ん、そういうこと」


なんてこった!

この気だるげで明らかにクールっぽい少女・ミドも実は脳筋じゃないか!!

頭を抱えているとポンとフロレンティーナが諦めなさいクロウと肩を叩く。


いや、だから偽名で呼んでくれよ!


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