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穴の開いた世界

考えても仕方ない、

どうしようもできないことに悩んでも仕方ない、

だから、はい、終わり


とするのがbestでなくてもbetterなのだと、いうことは頭ではわかっていても、


そうやって、仕方なしに切り捨てていくという行為が世の中の色々な所で起きていて、

そういうことのしわ寄せが、どこかたまたま弱っているところに集まってしまって、大きな穴をあける


ということが起きてるんじゃないか、と実は前々からちょっと思っているところがあって、


どうしようもない、

致し方ない、

それどころか、できることは限られていると思えば、それがbestだとわかっていても、

そういう考え方に反論したくなる気持ちをもう、長いこと抱えているから、

いつまでたっても、できるようになってない気がする。


責任の取れる範囲は決まっていて、

その範囲だけでも精一杯やっていくしかないのだけれど、

皆がそうやって範囲を決めた時に、

たまたまカバーできなくなるところもあって、

もちろん、そこをカバーすべき人は他にいるんだろうけど、たまたま事情があって、できなかったりして、

そういうところで、

ちょうど抜け落ちた所で、何か悪いことが起きる、


そいういう感じがあるような気がしている。


それが自分の周りで起きないように、

その他がどうなっても知らないと、


自分の周りだけは、なんとかするんだと思ってがむしゃらになっても、

知らないうちに、それ以外の所にしわ寄せを作る一人になってはしないかと考える。


人は温かくて優しいと思う一方で、

自分を見ていても冷淡で身勝手だと思い、


常に助けられてるとわかっていても、結局は一人なのだと思う。


事実はおそらくその中間にあるのだけれど、どこが着地点なのかわからない。

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