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NO.10 悪役令嬢は傷つかない

いやー昨日から北海道大変でしたよ

マジで⭐️

昨日からバンバン投稿していきますのでよろしくです!

俺は黄金の間に住んでいる、

王子には名付きの部屋の者たちが挨拶する習慣があるらしい


結婚した時最も国に対して有益な効果、情報をあげる者たちだからだろう


俺は今から行われる王子との対面に憂鬱なため息漏らしつつ応接室に向かう


王接室、なーんちゃって ガッハッハ


もうお家に帰りたい・・・


俺の他に名付きは6名いる


時間をずらして1人づつ王と少しの間対面するらしい


まあ貴族の少しなんて道端で話し込んでるおばさん並みの長さなんだけど


尋常じゃないよねあれ、さよならーって言ったあと2時間は話すからねあれ


まあそこまでではないことを祈り王子に会いに行こうと思う

あ、俺の前の名付きの方が部屋を出てきた。

なんかニヤニヤしてる、ハラタツ顔してんなー


そんな感想を述べながら覚悟を決め、応接室をノックする。


「おお、いいぞ、入ってくれ」

なかなか若々しくいい声をしている。きっとイケメンなんだろう死ね


中に入ると黒髪に凛とした瞳とキリッとした顔つき、確かなイケメンがそこにいた。

・・・あれ?おかしいぞ、従者とか思ってた人なんかすごい王子と親しそうだぞ?

あれ?なんか親しそうな人増えたぞ?


5人いるんだけど⁉︎見間違いでなければ王子と肩くんでんの5人いるんだけど⁉︎


「ああ、驚かせてしまったか、すまない

こいつらは私の兄、弟たちだ」


⁉︎ 開いた口がふさがらないとはまさにこのこと


現王国では王子たちの争いが激しいことで有名だった。

王との晩餐で喧嘩したり、王との晩餐で言い争ったり、王との晩餐で口喧嘩してたり


あれ?二個目と三個目一緒じゃね?


まあ何はともあれ、その位王子間の中が悪かったのだ。


現実でも、ゲームの中でも

あ、みんな俺が転生者って設定忘れてたでしょ

・・・一応転生者ですから、まあ勉強はあんまり覚えてなかったけど


「失礼を承知の上で申しますがもしかして王子さまたちは・・・」


少し青ざめながら小さい声で聞き尋ねると

「この通りの仲だ、世間一般には変な噂が流れてるみたいだがな

私が王になる第一候補者というのも最も都合がいいだけにすぎない

私以外の王子たちは一芸に秀でていて王というよりも専門的な任に就いたほうが

国のためになるとな、俺も断ったんだが俺は何かに秀でているわけでもなかったのでな」


俺氏、二度目の唖然、

いろいろ驚きだったが驚きより嬉しさが勝るという感じだろうか

ちょっと感動して泣いてしまった


「おい⁉︎どうした⁉︎私は何かしたか⁉︎」

王子がパニックになって俺に問う、

俺はそれに対して己の感想を述べてその場に伏せた。


どうやらこの国は間違いなく安泰だろう、俺には確信がある

「・・・一つ言い忘れたがこの後宮、王子全員が通うことになったから何卒頼む

血縁たちに言ったらずるいとか言われてな、売り言葉に買い言葉で・・・

それで後宮の名付きの者たちに連絡をしたのだ。

習慣もあったが一応な」


あ?マジスカ旦那?

ちょっと勘弁してくださいよーとか言いそうになるのを必死に堪える。


さっきの俺の感動を返して欲しい。

他の王子にも挨拶しなければならんのだろうか?


か、帰りてええええええええええ



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