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第十二回 構成について
構成について
優れた脚本は一本の線でエピソードが繋がっていると言われます。
拙作はどうかと言いますと、私は構成が自分で出来ているつもりになっていてあまりできていないんじゃないかそもそも理解してないんじゃないかと思いました。
確かに拙作はどんどん悪人の本拠地に向かって行く前へ前へ進む構成ではありますが果たして高いレベルで出来ているかと言うと直感や思い付きで成り立っている点も多く、それは「どんな障害と波乱があるか」を漠然としたイメージで浮かべそれを形にしていくという少し下準備が足りない感じだったと思います。明確に後半からラストまでイメージしきっちり何枚で仕上げるなどの予定立て、等が。
あと前述しましたが相手が攻めて来るまで時間がなく目的地まで一直線であったとしても逆に敵のアジトに着いたはいいが力を付けてないのにどうするのと言う問題にも当たるんだと思います。




