第十一回 鬼滅の刃とブリーチを例に取る 複数メインキャラの存在
第十一回目です。
前回の続きと現状をいいます。
現在新作はプロットと下書き段階です。
まだ中身は言えません。
本当は新作執筆に全エネルギーを費やす方が良いのかも知れませんが、一方で反省をしてないと「新作が同じような欠点のある作品になる」恐れがあるのです。
その為前作の見直しを行っております。
で63部分以降が気になる点でシヴァのキャラ造形ですが、先のメインの5人に比べて感情移入しにくく細部までの肉付けが行われていない感がします。しかもあまり喋らないキャラの為。「あの人誰?」と言うミステリアスさを出すため等の理由でわかりにくくなりました。
やはりキャラクターは作者がどこまでその人の事を把握できているかで生々しさが決まり、先の5人のメインキャラに比べて存在が小さくなりました。
これは「6番手」と思っているからであり、ある意味6番手でも主役並みに入念な作りこみが必要と感じました。その為にはその人を主役にした仮ストーリーを作っておくと分かりやすくなると感じました。
例を出すと鬼滅の刃でメインは炭治郎、ねずこ、善逸、伊之助ですが鬼殺隊は脇役ではありません。非常に存在感があって活躍します。そういう作られ方がされています。
ブリーチも一護、ルキア、織姫、チャド、石田がメインだとしても護邸十三隊は「脇役」と言う感じでなく凄い存在感があります。
拙作に当てはめるとクラビ、ボジャック、ゾゾ、ジェイニー、マリーディアが初期メインで途中で加わるマークレイ、ミッシェル、シヴァを「脇役」と捉えるのではなく存在感のある人「第2メイン」の様に書かなければいけなかったのです。
続く。




