豚面巨大オジサン
そういえば、外見言ってなかたったな〜
熊 白太郎 38差 男 既婚
身長 175cm 体重 85kg プロレスラー体型
料理人 体毛 白髪 マンバンヘアのモミアゲから顎髭までくっついている、子供の頃から白髪フクフクポディなので あだ名は、白熊。
熊 ガブ 110歳 メス
体長 80cm 体高 40cm フクフク体型
猫又 体毛 黒金 レベルアップしてからあきらかに大きくなり 尻尾が二本ある
外見は、こんな感じ
よしとりあえず 自店の白熊食堂に行こう
左手にスケルトン君の円盾 胴鎧に革ジャン
リュックに棍棒と折れた直剣さし ボストンバックをたらし ポシェットには、工具セットやライター等 中華包丁をベルトで、固定し
鉄板のはいった安全靴ブーツを履く 右手には槍を持ち腰を上げる
2月で、寒いので 黒いマフラーを巻き キャップをかぶる。このマフラー月夜さんにもらったな…
生きて絶対に会う!!
白「おまたせ ガブさん 行こう!」
ガブ「行くか メシのもとへ」
白「まずはね (笑)」
ゆっくりと扉をあけ よこたわる首無しの死体に手を合わせる
マンションのエントランスまで、ゆっくりと進む、スケルトン君は、あの一体だけだったみたいだ、店までは、2分ぐらい魔物に出会わないことを祈りながらゆっくりと歩をすすめる
残り数十mで、あたりに異臭と死臭が漂う
白「ガブさん あれ オークだよね?」
2メートルの身長に相撲取の身体に豚面 血の滴る 巨大な肉切り包丁を片手にたずさえている
ガブ「あれは、豚面巨大オジサンだろ」
いやオークやん
ガブ「あれは、無理だ 白太郎 別の道を探そう おいっ白太郎!聞いておるのか?何をみつめておる?」
オークの足元に目をむけている 白熊食堂オープン当初から気にかけてくれた、お爺さんとお婆さん お婆さんをかばうように抱きしめて
その手をはなさないまま 両断され
オークの足元に無惨に転がっている
ブチん
こみあげるのは 恐怖より 怒り
これ程までの殺意をもったのは、はじめてかもしれない
ゆっくりと荷物をおろし
白「ウオオオォ!」
下卑たる笑みをうかべながらこちらを振り向く
オークの豚面に向かって、中華包丁を思いっきり投げつける オークがガードした左手に食い込む
すかさずオークに突進する
ガブ「やめろ!白太郎!」
間合いに入るなり、怪力で巨大な肉切り包丁を横薙ぎにする
ガン ボキ ガシャーン
ガードした 円盾がひしゃげ左腕が折れ壁にふきとばされる 倒れながら
白「ヒール」
倒れ込む俺を見下ろしながら
オークは、また下卑たる笑みをうかべながらゆっくり肉切り包丁を振り上げる それを俺に振りおろす 瞬間
ガブ「鬼火」
炎がオークの豚面に炸裂する 炎上する顔を抑えながら
オーク「ピギャー」
俺は 右手に握りしめた槍をオークのみぞおちに思いっきり突き刺す
ブス ズグズグズグ
オーク「ギギャー」
まだ心臓にとどかない 止めの寸前に
オークが両手で、俺の胴体締めあげる
白「グフっ ヒール」
メキメキメキ ボキ
胴鎧がひしゃげ 肋骨が折れる
左手で ヒールをかけながら 右手でオークの腕刺さったままの中華包丁に手をかける
思いっきり引き抜き 目の前にきたオークの豚面に渾身の力をこめて叩き込む
ズシゃ
オークの腕から力が抜け膝から崩れる
『レベルが上がりました』
白「ヒール ごめん ガブさん」
ガブ「馬鹿者がワシは、月夜様の泣き顔などみたくないぞ お主の死に顔もな」
白「ごめん」
静かによこたわるお爺さんお婆さんのところまでいき手を合わせる
傷は、ヒールで 治したが身体も心も疲れた
荷物を拾い 白熊食堂に向かう
ガチャ ガチャン
店の裏口の重い鉄扉を開ける
アオイ「うわっ 白さん」
扉を開けた先にいたのは、群青 葵
グンジョウ アオイ 白熊食堂のスタッフである