レベル2
ガシャガシャ ズルズル
乾いた音と何かを引きずる音どっちも少し不快な音を響かせながら我が家の玄関の廊下をナニカが徘徊している。
とりあえず荷物と柳刃槍を置いて、右手に棍棒木刀落とさないように柄頭にくくりつけた紐に手を通し、ゆっくりチェーンロックをしたまま扉をあける。
白「ガブさんどんなんか覗いて見てくれ」
ガブ「あいよ 怖っ… 」
白「見えた?どんなん?倒せそう?」
ガブ「引くなよ、そのまま伝えるぞ 首のない死体を引きずってて 血まみれの先端が折れた剣を右手に持ってる 動くガイコツ」
引くは、
白「ちょ こわっ 倒せるかな? 他に特徴ない 弱点っぽいとことか」
ガブさんが顔さらに扉の間からだして観察する
ガブ「装備が右手折れた剣 左手に盾 ボロい胴鎧 足ホソホソだけど防具なしだから足を狙い兜なしの頭をボコす これでどうだ 」
お〜具体的 やるのオイやけど
白「よしそれで行こう扉の前に来たら扉を思いっきり蹴りあけ先制してやりますは 」
ガブ「お〜頼もしいぞ 白太郎ゆけ骨は、拾ってやる! あっ骨と骨野郎かぶっててでややこしいな スマン」
白「いらん 気のつかいかた」
ズルズル カシャガシャ
ガブ「よし今じゃ」
ドン ガチャン
上手いことガイコツに扉が命中 ガイコツがこちらを認識する前に低く素早くホソホソの足にめがけで 棍棒木刀を一撃
ボキっ ガシャん
倒れるガイコツ野郎 倒れ様に右手の剣を振り下ろす それをギリギリ身をそらしてかわす
ガイコツが倒れたところにすかさず棍棒を振りおろす 頭蓋が砕け散るまで
ズキっ 緊張がとけて3倍カラスにやられた傷が痛む 生きてるオレは
ガブ「よくやったぞ」
白「剣の先があったら死んでたは 」
『レベルがアップしました ステータスポイント4ポイント スケルトンのスキル 【骨強化】 か 【身体操作】を獲得できます。【無属性魔法ヒール】を覚えました』
白「おお〜とりあえず部屋に戻ろうガブさん」
部屋にはいり、水をご皿に入れてガブさんに自分は、そのまま流し込む。
白「ステータスオープン」
どれどれ無属性魔法ヒールは、傷などのダメージを必要数のMPを消費して回復する
スケルトンからのスキルは、一つだけ選べて、ステータスポイント4か どうやらレベル数のスキルが覚えられて 倒したモンスターのスキルが獲得でき、ステータスポイントは、レベル✕2ってとこ、魔法は、レベル毎一つ習得かな?
さてスケルトン君のスキルは、
【身体操作】意識した通り、身体を操作できる
【骨強化】 骨の強度が増す
ガブ「ワシは、骨強化とるから、白太郎は、鈍いから身体操作がおすすめじゃ!」
白「あれ ガブさんもレベルアップしたん?」
ガブ「当たり前じゃ ワシの明晰なる頭脳からでた 軍略をもって打ち倒しのじゃからな!あとガイコツ君の装備もいただいておけよ 胴鎧と盾、折れていても剣は、剣!ステータスは、魔力がおすすめじゃ そのうち魔法相手の戦いもあるだろうしの」
白「はいよ 軍師殿」
ガブ「フム よき」
じゃ助言に従いこんな感じかな?
名前 クマ ビャクタロウ 熊 白太郎
MP 60 レベル 2 人間 38歳
体力 6 筋力 7 知力 5
敏捷 5 器用 10 魔力 6
スキル 無属性魔法LV2【クリーン・ヒール】
身体操作
名前 ガブ
MP 140 レベル 2 猫又 110歳
体力 5 筋力 5 知力 12
敏捷 12 器用 10 魔力 14
スキル 全言葉 鬼火 剛爪 骨強化
よし 胴鎧と盾 折れた剣も装備して、とりあえず店に食材とりに行こう!!