〜地球の生物の半分が魔物になりました〜
この世界は、優しい人の嘘と我慢でできている。
その日、世界の生物全ての意識にアナウンスされた
「この世界は、魂が溢れすぎました。世界を維持する魂がたりません」
「自らで刈取り整理して世界に捧げなさい」
「強き者がのこり、弱きものは、世界の礎となれ」
「さぁ始めよ、生存への闘争を」
『セカイのシステム変換により、世界の生物の半分が魔物になりました、全生物に闘争の補助のため
ステータスメニュー レベル スキル 魔法 ステータスが魂に追加されました。よき闘争を世界のために』
『システムをダウンロードしました』
『正常にインストールされました』
へっ?頭に知らん人の声が聞こえてるんだけど怖っ
起きてるよなオレ
ニャァ〜 ガブ
「痛っ おはようガブさん」
ニャァ〜
この猫は、ガブさん ウチに来てかれこれ10年になるお婆さん猫 フクフクの黒猫である
「ご飯ね 今日からガブさんは、ペットホテルやけん 豪華メシにしますよ 明日 明後日には、ガブさんもお姉さんだからお願いしますよ」
パチ あれ電気つかない
ニャ~ ガブ
「痛っなんだよガブさん」
ドン ガンガン 「キャー」 ミシミシ
「ギャー」 グシャ バキ
「って 外うるさ!」
シャー
カーテンを開けると世界は、アナウンスどおり闘争の世界へとかわっていました。
「まじか」
完全に見たことない生物に路上によこたわる血まみれの死体、ヤバすぎる、やっと父親になれるのに何なんだよ
「クソったれ!!」
ガシャーン ガァああ〜
その時ガラスをぶち破って、カラスの3倍の鳥?の化け物が襲いかかってきた、爪が左の額から頬を斬り裂いて左肩に食い込む 顔面めがけて槍のような嘴が振り下ろされる ヤバすぎる死ぬ…
ガブ ガァああ
なんとガブさんが3倍カラスの左足に食らいつく
そのひょうしに3倍カラスの爪の拘束がとける
ありがとうガブさん一生ついてきます!
その隙に、走馬灯でみた、ベッドの横の防犯用木刀を思いっきり横薙ぎに3倍カラスの首に叩きつける
ポキ
気の抜けるような乾いた音とともに3倍カラスの首がくの字折れて、力なく倒れピクピクしている
されど安心できない、オレとガブさんは、
ドングシャガブっドンガブっ
動かなくなるまで木刀を振り降ろし噛みつき続ける
『熊 白太郎は、レベルが上がりました』
「へっ」
アナウンスの声で、我に返り木刀から手を離しその場にくずれおちる
『レベルアップ報酬として、ステータスポイントが2ポイントと最初のレベルアップ報酬としてセカイからのギフトスキルを受け取れます ステータスポイントの振り分けギフトスキルの受け取りをステータスメニューからおこなってください ステータスメニューを開きますか?』
もうわけわからん
「ステータスメニューを開きます」
「ニャ~」
名前 クマ ビャクタロウ 熊 白太郎
MP 0
レベル 1 人間 38歳
体力 6 筋力 7 知力 5
敏捷 5 器用 10 魔力 0
スキル なし
『セカイからのギフトスキルを表示しますレベル1につきスキル一つを選択できます』
無属性魔法 無属性の魔法を覚える
火属性魔法 火属性の魔法を覚える
忍耐 体力が10ポイント筋力が5ポイ ント増える
悩む 生き残るのを優先するとして、忍耐か?MP0だしな〜ん?魔力にポイント降ればいいのか?
「魔力にステータスポイントを1ふる」
『よろしいですか?』
「はい」
おっMPふえた そうなると魔法だな火属性は、たぶん攻撃中心だよな、無属性の方がいろいろ対応力あるかな?む〜イテテ傷の治療もしなきゃ え〜い
「ステータスポイントのこりを魔力にスキルは、無属性魔法で 」
『よろしいですか?』
「はい」
名前 クマ ビャクタロウ 熊 白太郎
MP 20
レベル 1 人間 38歳
体力 6 筋力 7 知力 5
敏捷 5 器用 10 魔力 2
スキル 無属性魔法LV1【クリーン】
『無属性魔法クリーンを覚えました
全ての不純・状態異常・呪いを必要MP量を消費し浄化する』
ウ~ン文言は、すごいとりあえず消毒がてら
【クリーン】
おお〜なんか身体軽いし、便意がなくなったんですけどウンコは、不純にふくまれるのか?そしてそうなら我がウンコは、どこえ?魔法魔法!
ガブ「さっ ツクヨ様のもとえ行くぞ 白太郎」
「へっ」
ガブ「はやく用意せい 白太郎」
「え〜ガブさんしゃべっとる!」
ガブ「ふっステ振りで、知力に振って スキル全言葉をとったからの」
名前 ガブ
MP 100
レベル 1 猫又 110歳
体力 5 筋力 5 知力 12
敏捷 12 器用 10 魔力 10
スキル 全言葉 鬼火 剛爪
「もう驚きませんは、ガブさん ツクヨさんと赤ちゃんが待ってる、行こう茨城に」
38歳のオジサン 猫とともに
妻の月夜さんと生まれてくる赤ちゃんのもとえ
ただ家族に会うために