あぁ、神よ、、
あぁ、神はなぜこうも残酷なのでしょうか。
私はこんなにも貴方を敬い丁重に扱ってきたではありませんか。それなのに何故・・・ 何故、貴方は私の肉体に一筋の傷をお入れになったのですか。
あぁ、神はなぜこうも繊細なのでしょうか。
ほんの一滴。ほんの一滴貴方の御神体に水滴を垂らしてしまっただけではありませんか。私は必死に貴方の御神体を拭き、乾かし、祈りを捧げました。それなのに・・・ それなのに、貴方は私の築いてきた全てを無に帰されてしまった・・・
あぁ、神はなぜこうも なのでしょうか。
それでも、何があろうとも、私は貴方に頼ることを止められない。貴方はとても残酷で、繊細で、けれでも魅力的で。貴方が私に授けてくださった物はあまりにも多く、何度貴方に救われたことでしょうか。
心からの感謝を捧げます。 本当にありがとうございました。
そしてこれからも、どうか、我等民草に貴方の恩寵を与えてくださいますよう心からお祈り申し上げます。
あぁ、紙よ、、