表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
騎士とJK  作者: ヨウ
第七章 瘴霧の大森林マナ・シルヴィア
339/499

第334話 第七章登場人物

名前:ゼノ・レグラム

性別:男

年齢:32

種族:獣人(黒狼族)

レグラム王国(旧シルヴィア王国レグラム領)の首都レグラムに本拠地を置く、世界二大傭兵団の一つ『荒野の旅団(ヴァルド・イェーガー)』の旅団長。主にシルヴィア大森林での諜報工作や武力紛争を生業としていた。傭兵ギルドの個人ランクはA、クランランクはA+と、小国や小領地の軍隊に匹敵する戦力を持つ。

レグラム王国と同盟関係にある犬派の国家を支援し続けたことと、マナ・シルヴィアを奪還したことが評価され、レグラム王国の後継者筆頭と見做されるようになった。本人は気ままな傭兵稼業が気に入っており、レグラム軍に編入されてマナ・シルヴィアに配置されたことをやや不満に思っている。

純血の黒狼族で【獣戦士】(ビースト・ウォリアー)の加護を持つ。獣人の血(ケモノ度)が色濃く、顔だけは央人より彫が濃い程度だが、手足はふさふさとした毛に覆われ、全身の体毛も濃い。いつも薄い笑顔を浮かべていて、軽薄な印象を与える人物。ユール・マナ・シルヴィアに一目惚れし、どうにかして口説き落とそうと思っていたら、父親に取られてしまった残念独身。




名前:セッポ

性別:男

年齢:63

種族:獣人(犬人族)

トゥルク村の元村長。最後のシルヴィア王に仕えていた元文官。駈け落ちした王女ユールを匿っていた。獅子人族と黒狼族との争いでトゥルク村を追われたが、レグラムの一区画で犬人族をまとめ上げ、村の復興を目指していた。

冒険者ギルドと荒野の旅団からアルフレッド達の噂を聞きつけ、村に巣くった風竜の討伐を依頼。噂通りの実力を目にし、アルフレッドの寝所に娘達をけしかけた張本人。マナ・シルヴィア奪還作戦前後も、なんとか娘を龍の従者パーティに捻じ込もうと画策していたが、アスカとアリスの鉄壁のガードに阻まれたうえに、ユーゴーの登場でさすがに諦めた。




名前:リア・レイヨーナ

性別:男

年齢:58

種族:獣人(獅子人族)

20年前、猫派を率いてシルヴィア王家に反旗を翻し、一時はシルヴィア大森林の覇権を握った。だが、内戦のきっかけとなった瘴霧の消失が魔人族の謀略であったと判明し、マナ・シルヴィア略取の正当性が失われてしまう。多数の他種族を犬派に引き抜かれて、勢力を巻き返されていた。

そして3年前、とある央人の行商人から『操霧の魔法陣』の扱い方を記載した皮紙の巻物を譲られ、時を同じくして灰狼族の生き残りの噂を聞きつける。トゥルク村を攻め落としてユールの身を攫い、ちょうど市場に流れていた『隷属の魔道具』でユールを使役することに成功する。犬派集落の瘴霧を操作して戦力を削ぎ落し、猫派によるシルヴィア大森林の制覇を目論んだ。

元々は領地の民を守るために奮起した領主ではあったはずだが、最後まで魔人族に踊らされてしまった。一族の首をレグラム王に差し出すことで長期にわたる内戦の幕を引こうと考えていたが、龍の従者達の理不尽な力により地位と命を救われる。現在はゼノの監視の下、内政にのみ心血を注いでいる。




名前:ユール・マナ・シルヴィア

性別:女

年齢:42

種族:獣人(純血の灰狼族)

シルヴィア王家唯一の生存者で、『操霧の魔法陣』を扱うことが出来る『純血の灰狼族』。

25年前、マナ・シルヴィアで冒険者として活動していた央人の青年と恋に落ち、王家を出奔。トゥルク村のセッポに畑を貸与され、冒険者の夫と娘ユーゴーとともに慎ましやかに暮らしていた。

ユーゴーが傭兵となり巣立って行った数年後、獅子人族の急襲を受けて囚われの身となる。自分を守ろうとした夫と犬人族の戦士達を目の前で斬殺されたことで絶望に打ちひしがれ、リア王に『隷属の魔道具』を装着される。操霧の強要に逆らうことも出来ず、自身を人質とされてユーゴーをも捕らわれてしまったことを嘆き、自身の運命を呪っていた。

龍の従者達に娘と共に救い出され、トゥルク村でひっそりと暮らすつもりだったが、娘の身分を王族とするためにヴォルフ・レグラム王に嫁ぐことを決心する。




名前:ヴォルフ・レグラム

性別:男

年齢:54

種族:獣人(黒狼族)

旧シルヴィア王国レグラム領の領主であり、現レグラム王国の国王。

20年前の内戦ではシルヴィア王家の守護のために最後まで獅子人族率いる猫派と魔人族に抗ったが敗残。領地に戻りレグラム王国を創始し、マナ・シルヴィアに居座る獅子人族の打倒を虎視眈々と狙っていた。

龍の従者達と共にマナ・シルヴィアから引き揚げてきたユールを一目見て、その美しさに心を射抜かれる。シルヴィア王国の復活だの、レグラム王国の治世に正統性を持たせるとか、色々と尤もらしいことを言ってはいるが、ただただ情熱的な獣人なだけである。




名前:ユーゴー・マナ・シルヴィア

性別:女性

年齢:24

種族:獣人(灰狼族)

獣戦士系最上位の加護【獣王】(ビースト・キング)を持つ元傭兵。龍の祝福を受けた際に【獣騎士】(ビースト・ナイト)から昇格していることに、本人はこの時点で気付いていない。『荒野の旅団(ヴァルド・イェーガー)』と並ぶ、二大傭兵団の一つ『鋼の鎧(ギラム・パンツァー)』で部隊長を務めていた。

170センチ超のやや長身。アッシュグレーの髪、ゴールデンイエローの切れ長の瞳、豊満な胸と褐色の肌、身体中に刀創の跡が残る鋼のように鍛えられた肢体を持つ美女。

アスカやクレアの想いは理解しているため、恋愛関係や婚姻を求めるつもりは無いが、力を持つ者は多くの伴侶を持つのは当然という価値観も持っているため、自身も愛人ぐらいにはしてもらえるだろうとは考えている。




名前:ジェシカ・プライド

性別:女

年齢:16

種族:魔人族

斥候系の最上位加護【忍者】を持ち、強力な風属性魔法を操る。アザゼルと共にシルヴィア大森林で暗躍。『隷属の首輪』を含む魔道具を市場に流したり、噂を流布したりと、様々な工作を行った。

一直線に切り揃えた前髪と肩まで伸びた銀髪、紅い瞳、褐色の肌の美少女。フリルとレースで飾られたスカート、シンプルなブラウス、編み上げのブーツは黒で統一されている。

守護龍の従者を増やすために、アルフレッド達を龍の間へ誘導していた様にも見受けられるが……その真意は不明。




いつもご覧いただきありがとうございます。『第七章 瘴霧の大森林マナ・シルヴィア』はこれにて終了です。

次話より『第八章 動乱のジブラルタ』です。引き続きどうぞよろしくお願いします!出来れば明日UPしたいと思ってます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ