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騎士とJK  作者: ヨウ
第六章 驕慢たるアストゥリア
295/499

第290話 第六章登場人物

名前:アルセニー

性別:男

年齢:136

種族:神人

魔法都市エウレカ出身、王都クレイトン支部に籍を置くCランク冒険者。薬草類の採集、食肉となる鳥獣型魔物の狩猟を主として活動するハンター。その日暮らしがモットーで必要以上に狩りをしないためレベルは低め。【弓術士(アーチャー)】の加護を持つ。

故郷のエウレカでは財務官僚として活躍していたが、選帝侯家の派閥争いに巻き込まれ失脚。嫌気がさして放浪の旅に出て、マナ・シルヴィア、北の小国家群を経由してセントルイス王国に入る。多種多様な人種が混在し、互いに受け入れ合う文化が構築されている王都クレイトンが気に入り、何十年も宿屋暮らしをしていた。

そろそろ里帰りをしようかと思っていたところに、アルフレッドの依頼を見つけて飛びつく。だが久方ぶりの故郷で再開した親族や友人が、口を揃えて他種族との付き合いを諫めたことに辟易としてしまう。やはり自分が住むべき場所はエウレカではないと考え、近々に旅立つつもりでいる。




名前:イヴァンナ

性別:女

年齢:117

種族:神人

騎士の加護を持つ。細剣術の優秀な使い手で、平民の出でありながら近衛兵の隊長格まで立身出世を果たした才媛。与していたゼクス派閥がトレス派閥との勢力争いに敗れたことで、冒険者ギルドエウレカ支部ギルドマスターに左遷されてしまった過去を持つ。出世欲が高くギルドマスターの地位をも不満に思っているが、課せられた職務には忠実でエウレカ第三区画の治安維持や地下墓所の不死者討伐などを過不足なく指揮している。

ラヴィニア殺害未遂とキャロルの死によりトレス家が失脚したことを喜び、近衛隊幹部に返り咲けると思っているが、ギルドマスターとして地下墓所に湧く不死者討伐に追われ続ける未来が待っている。




名前:マイヤ

性別:女

年齢:123

種族:神人

マイヤ魔道具店の店主。祈り子の加護を持つ神人族の平民。元々は第二区画に魔道具店を構えていたが、魔道具作りに熱中するあまり、冒険者から様々な素材を入手し易い第三区画に店を移した。他種族の職人と慣れ親しむうちに元々薄かった選民意識を全く持たなくなり、魔道具作りの相方である魔法使いの央人(ヒューム)と婚姻関係を持つまでに至った。相方が高齢のために仕事を休みがちなのが悩みの種。アルセニーに誘われたこともあり、相方を看取った後は王都クレイトンにも移り住もうかとも思っている。




名前:キャロル・トレス・アストゥリア

性別:女

年齢:エルサより少し年下

種族:神人

神子(シビュラ)】の加護を持ち、その敬虔な信仰と献身から聖ルクス教会より『聖女』の称号を授かった少女。選帝侯家当主キール・トレス・アストゥリアの二女。幼い頃から専属の侍女として共に育ったエルサを、姉のように慕っていた。

先代神子ラヴィニアに師事して付与の技を身に着け、白天皇城(ホワイトパレス)にある神代の魔道具の維持管理に務めていた。彼女亡き後、神代の魔道具に魔力を注ぐことが出来る者は他にいないため、魔法都市エウレカの都市防衛機構の破綻は秒読みとなっている。




名前:ラヴィニア・ゼクス・アストゥリア

性別:女

年齢:197

種族:神人

【神子】の加護を持ち、その立ち振る舞いと長年の実績から、聖ルクス教会より『聖女』の称号を授かった淑女。選帝侯ゼクス家の長女。

弟子であるキャロルが一人前となった数年後に、次期皇帝の座を欲したキール・トレス・アストゥリアによって囚人たちと共に天龍の間に閉じ込められた。魔力を吸い尽くされ、事切れる寸前に魔王アザゼルに救い出され、以降は魔人族と行動を共にする。

今回の騒動では、『積層型広域魔法陣エウレカ』から『退魔の魔法陣』に流入する魔力を断ち、アルフレッド達を天龍の間に誘き寄せた。また、『退魔の魔法陣』を書き替え、効果を反転させることで夥しい数の不死者を発生させ、アルフレッド達を危機に陥れた。

アルフレッド達が押収した『隷属の魔道具』や、魔人族達が持つ『転移の魔道具』はラヴィニアが製作したもの。




名前:キール・トレス・アストゥリア

性別:男

年齢:285

種族:神人

選帝侯トレス・アストゥリア家当主。キャロルの父でありエルサの伯父。対立派閥であるゼクス家の勢力を削ぎ、キャロルをエウレカ唯一の【神子】とするために、ラヴィニアを罠に嵌め殺害を目論んだ。

ラヴィニア殺害未遂、キャロル死亡の遠因、退魔の魔法陣の喪失、魔法陣エウレカの一部破損など、様々な容疑と損害の責を問われ失脚。現在は投獄され、極刑に処されることは確実視されている。




名前:エルサ

性別:女性

年齢:キャロルより少し年上

種族:神人

トレス・アストゥリア家の分家出身。キャロルと共に育ち、姉として侍女として陰に日向に執務を支えていた。キャロルが【衰弱】(アスティニア)の呪いを掛けられた際には、単身セントルイスに渡り、【聖者(セイント)】の加護持ちか、『上級万能薬(ソーマ)』を探し求めて奔走した。

天龍サンクタスからの天啓を受け、『天龍の従者(サーヴァント)』となる。その際、装備していた『白銀の短杖(ミスリルロッド)』が『天龍の短杖(ロッドオブサンクタス)』に、【魔道士(ウィザード)】の加護が【大魔道士(メーガス)】へと昇格(クラスアップ)を果たす。

殺害されたキャロルの仇を討つため、アルフレッド達とともに旅立つことを決意した。




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