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側室達の末路  作者: 綾瀬紗葵
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登場人物他設定

スピンオフ作品ということで、話の前に設定ページを設けました。

今回はホラー特化の作品なので、何時にも増して雰囲気重視でお読みいただければありがたいです。

登場人物他設定


セラフィマ・ゲネラロフ 金に妄執する権力狂い

亡国ゾンスマスティン 元王妃

己の身を差し出して民を救った聖女、と元ゾンスマスティンの民には思われていた。

その実は降伏しようとした夫でもあった王の首を差し出して、民も好きに扱って良いと誓う代わりに正妃の地位を要求した外道。

一流の呪術師で、特に魅了及び洗脳の呪術に長けていた。


正妃にしてくれないマルティンを恨み、元ゾンスマスティンの民をそそのかし、幾度となく反乱を起こさせている。

側室の中でも権威があった為、欲望のままに度を超した贅沢を尽くしていた。

自由になる金を得るために、多くの貴族や民を騙して金品を貢がせ、渋ると脅して爵位や命を奪った。

側室に在位中、幾度も誰とも知れぬ男の子を孕んで、堕胎している。



ヴァルヴァラ・アファナシエフスキー 戦狂い

亡国ルカビング 元王女

戦狂いと広く知れた狂王の血を色濃く引いた残忍な性格。

側室には異母妹や同母姉が選ばれるはずだったが全て惨殺して、自分しか選べないように画策した。


強いマルティンに対して歪んだ愛情を持っていて、己の支配下に置こうと洗脳を仕掛けたり薬を盛ったりしていた。

側室の仲を常に最悪の状態になるようにあらゆる謀略を練っていた。

同じく戦狂いの元国民を裏から操り、幾度となく反乱を起こさせている。

従者やメイド他自分より下に見る者に難癖を付けて、一方的に嬲り尽くし数えきれぬほど罪なき者を死に至らしめていた。

先天性の疾患や後天的な障害を持つ者は生きる価値なしとみなし、見つけ次第惨殺している。


エカチェリーナ・ボドロヴァ 色狂いの美食家

ヴォルトゥニュ帝国 元公爵家三女

帝国でも五指の指に入る有力貴族の令嬢で、多かれ少なかれ罪を犯しているボドロヴァ家の中でも、飛び抜けて無慈悲な性分。


自分の美貌に絶対の自信を持っていたので、自分を大切にしようとしないマルティンに数えきれぬほどの、死に至るレベルの強い媚薬を盛っている。

美しい物に目がないので、人でも物でも強引な手段であらゆる所から奪い尽くした。

その癖自分より美しい者は許せないと、多くの美しい美貌を持つ女性を拷問の果てに惨殺した。

賛美する者を常に多数求め、幼い男児や妻帯者にも性的奉仕を強いている。

堕胎の数は側室の中で随一。

美食家で禁じられている食材を大枚叩いて買い占め、問題が起きた場合は、無理矢理やらせた当事者達に全て押しつけていた。



ヴォルトゥニュ帝国について


マルティン・マルティノヴィチ・グーリエヴァが、点在していた小国を平定。

現在は世界でも有数の巨大国家。

北国特有の過酷な環境なので、基本的には人を大事にする政策が取られている。

その分犯罪者には厳しい罰が科せられている。

平民でも実力さえあれば出世できるので、兵士達の指揮は高い。


堕胎は厳禁。状況によっては死刑もあり得る。

望まぬ妊娠の場合は、国の許可を得れば堕胎可能。

先天性の疾患や後天的な障害を持つ者への差別も禁じており、弱者には国からの援助が多くもたらされている。


神の加護を受けている者への不敬は、神から罰が下る場合があると信じられているので、神の加護を受けた者を大切にする傾向にある。



マルティノヴィチ・グーリエヴァについて

ヴォルトゥニュ帝国の帝王。

神の加護を受けているので、死に至る厄災からは無条件で逃れている。

将軍と宰相の地位にある兄を持つ。仲はとても良い。

冷酷さと美貌で他国にも広く名が知れている。

12人の側室を持っていたが、初恋の相手でもあるミスイア皇国の第一皇女との結婚が叶ったのを切っ掛けに、罪を犯していた12人全ての側室を罪の重さに応じて断罪した。



12人の側室について

3人は罪が重すぎて、神の手により、一番残虐な罰と呼ばれる、異世界の呪われし廃村へ転移となった(ホラー企画 和ホラー 側室達の末路)

6人は罪は重いが情状酌量の余地ありとして、神の手により、是非の別れる罰と知れている、異世界の永遠の古城へ転移となった(ホラー企画 洋ホラー 側室達の選択)

3人は罪は犯したものの劣悪な状況で必死に足掻いていた情状酌量が認められて、ヴォルトゥニュ帝国にて、罪に応じて罰を受けることとなった(何時か何処かで書くかもしれませんが、現時点では確定ではありません)。




洋ホラー作品と平行して書いているのですが、どちらも終わる気配が見えません。

せめて、短いだろう和ホラーだけでも、作品提出したいものです。


次から本文になります。

追い込むために、8月9日まで毎日更新でいきたいと思っています。

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