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序章
割り込み投稿です
始めての人は、暇つぶしになれば幸いです
欲しいものは無かった
やりたいことも無かった
生きてる意味も無かった
それなのに、あなたに会って変わってしまったの
自分の存在がとても怖いものに感じたの
最初はあんなにあなたの考えてることがわからなかったのに
気が付いたら思考が読めるようになってて
ううん、違う
いつのまにかあなたに興味をもってたの
…優しくしてくれるから
気遣ってくれるから
理由がわからなくて最初は困ったけど
それでもいつでも変わらずにこちらを見ているあなたに、
惹かれていた
だから変わりたいと思ってしまった
あなたが欲しいと思ってしまった
元々あなたの傍にいられる資格なんてないと知っていたのに
もうあなたの傍にいることはできないのに
あなたの笑顔を見ることはできなくなってしまったのに
けれども結局忘れられなくて
その顔を一目見たいがために
生き続けることを
戦乱に身をおく事を
血みどろの世界を進むことを
決めた私は馬鹿ですか?