第三話
1,500pv&500unique越えました♪
さらにお気に入り登録してくださった方はありがとうございます♪
これからも不定期更新ですが更新できるときにガンガン更新するのでこれからもよろしくお願いします…拙い駄文ですが楽しんでもらえたら幸いです♪
メイド(ナイリ)視点
…ライガルド家…私の予想をいい意味で裏切ってくれる…というようなことはなく、私の予想通りライガルド家でした…。
まず、目に入ってきたのはとても頑丈そうな門…しかもその両側には明らかに強そうな人が居て……?…えーとですね…私睨まれてます…すごく怖いです…。
でも、しっかりしないと…でもこれは絶対貴族の家じゃないよ~(泣)
世界最強の魔導士さんでもこの門を破るのは苦労しそうだな…。
よし…行こう!
ナイリ「すみません。」
門番A「…この最強の名を冠するにふさわしい最強のライガルド家に何の用だ!」
ひぃっ…怖い…でも、頑張らないと…。
ナイリ「そのですね…本日よりこちらのライガルド家に専属メイドとして雇われましたナイリと申します。どなたか上の方にお取り次ぎをよろしくお願いします…。」
門番B「そうか…連絡は受けている…だが!合言葉を言ってもらおう!!」
ふふふ…合言葉ならここに来る前に教えられてありますので大丈夫です。
ナイリ「合言葉は…『最強とはライガルド家。そして、私は《黒》の専属メイド。』」
門番B「確かに。では…こちらの小さな門より入り、中の者に今後の指示を仰ぐように。」
ナイリ「わかりました。ありがとうございました。」
ふぅ…疲れた…これからまだまだ疲れるんだろうなぁ…嫌だなぁ…はぁ……ザンッ!!!? わっ!!危ないっ!?
ナイリ「いきなり何するんですか!?」
門を開けようとしたらいきなり門番さんが斬りかかってきた。
門番B「ほぅ…今のを避けたか…良いだろう…本当の意味で合格だ。いい反応だったぞ。」
ナイリ「…?……??」
門番A「あぁ…いきなりすまなかったな…しかし、ライガルド家に入るときにはどんな者でも試させてもらってるのだ。手荒な真似をして悪かった…文句なしで合格だ。おめでとう。」
ナイリ「あ…あぁぁ…そういうことですか…ビックリした…ありがとうございました。では行ってきます。」
門番B「頑張れよ~」
ナイリ「はい!がんばります。」
…だぁ~…死ぬかと思いました…でも、へへーんだ♪伊達にギルドランク高くないわ♪
執事A「ナイリ様で間違いございませんか?」
ナイリ「えっ…あ…はい!!ナイリです。申し訳ないのですがライガルド家の当主様に私が仕えるお方を紹介してもらいたいのですが…。」
執事A「はい、お話は伺っております。どうぞこちらへ…」
ナイリ「わかりました。案内よろしくお願いします。…あの…荷物検査など武器を隠し持ってないか調べなくても宜しいのですか?」
執事A「はい、ライガルド家は最強の名を冠するにふさわしい人たちしかおりませんので大丈夫です。万が一に暗殺者が来たとしても返り討ちにされます。加えて当主様は最強の中の最強でございます。暗殺などが成功するはずもありませんので…武器はそのままおもちください。」
ナイリ「分かりました。」
最強の名は伊達じゃないというわけね…危ないわ…私も死ぬ気でやらないと…。
執事A「こちらです。この部屋が貴女の寝泊まりする部屋でございます。荷物を置いたらすぐに出てきてください。当主様がお待ちです。」
ナイリ「分かりました。」
ふぅ…荷物おいて…と。
私はどんな方にお仕えするのだろうか…秘密にするぐらいだし…余程大事な方なのか…まぁ…考えてても仕方ないわね…行こう…っと。
ナイリ「お待たせいたしました。」
執事A「いえ、ではこちらへ」
…
執事A「こちらです。」
…一番目立たないような部屋ね…ここにはメイドたちもこないみたい…
ナイリ「ありがとうございました。」
執事A「いえ、ではノックをしてお入りください。」
ナイリ「わかりました。」
コンコンコン…
???「…入ってきてくれ。」
…ふぅ…では…改めまして…逝ってきます。