第十三話
魔法の種類と属性について
魔法…体内…又は体外にある魔力を使い、様々な事象を引き起こすこと。
火を起こすだけの小さなものから、地形を変えてしまうほどの凄まじい破壊力を持つものまで多種多様にあり、魔力の他に、詠唱や、想像力が重要となってくる。
魔法の種類…魔法は幾つかの種類に別れており、属性魔法、肉体強化魔法、付加魔法、召喚魔法とあり、他に、思創魔法があるが、今までの歴史の中で、一人しか使用可能者が居なかったため、存在事態があるのかどうかすら疑われている。
属性魔法以外の魔法は無属性魔法と呼ばれることもある。
属性魔法…属性毎に別れている。
全部で9種類ある。
下級属性として、火属性、風属性、雷属性、水属性、地属性の五種類があり、この五種類を様々な組み合わせによって出来る属性を融併属性と呼び、代表的なものだと火属性と風属性を合わせた炎属性や、風属性と水属性を合わせた氷属性等がある。
中級属性として、光属性と闇属性がある。
光属性と闇属性を合わせると滅属性となり、光と闇を反転させたり、光と闇を滅したりする。
上級属性として、時属性と空属性がある。
時属性は時を止めたり進めたり、戻したりと出来るが限度がある。
空属性は空間を操って攻撃に使ったり、空を飛んだり出来る。
時属性と空属性を合わせると時空間魔法と言う扱いとなる。
肉体強化魔法…読んで字の如く、魔力を身に纏ったり、体内を循環させることで、肉体を強化する魔法。
あまりに強く魔力を纏うと、体が耐えきれずに魔力が爆発する時もあるが、そんなことは滅多にない。
付加魔法…自分…又は他人に魔法を付与することが出来る。
例えば体を軽くしたり重くしたり、肉体強化魔法を使えない人や魔法を使えないひとの力を増強させたり出来る。
召喚魔法…契約をした精霊や神獣を呼び出す魔法。
呼び出す対象が強ければ強いほど魔力を喰われる。
呼び足すものの大きさは作用しない。
召喚魔法を使うときには時空間魔法を使っているのではないか…と学者たちは議論に議論を重ねている。
思創魔法…イメージしたものを作り上げる魔法。
創るものの内容や規模により使用魔力が変わる…とされているが、使用者が亡くなってしまっているため、研究のしようがなく、机上の空論となってしまっている。
さらに、魔法には、ランクがあり、下級、中級、上級、神級とあり、ランクが上がるにつれ、必要な魔力が増えるが、同時に威力も上がる。
神級は戦争では戦略として使われるほど大規模なものであり、何人も集まって、一人一人が魔力を出しあってやっと使用することが出来る。