第九話
次は…魔物だな!!
魔物について
魔物…人を襲う生き物を総じてそう呼ぶ。
ランク分けされており、最下級のG-ランクから最上級のU+ランクまである。
U+よりも強い…つまり底が知れない実力の魔物を測定不能ランク(Iランク)と呼ぶ。
G-ランクは子供でも倒せるものは倒せるが、怪我をする。
つまり子供同士の喧嘩レベル。
『マッシュルーミー』などはG-ランク。
U+ランクやIランクまでいくと、一匹で国を幾つも陥落させられる。
今現在Iランクは『覇邪龍アルバレスト』のみ。
『覇邪龍アルバレスト』はおよそ50年ほど昔に突然現れて大国家を4つも陥落させたのちに現れたときと同じように突然消えた。
一昔前には魔に取りつかれた普人の『レイン・ダーナー』が居たが、数年前に遺体で発見された。
死因は詳しくは解明されていないが、老衰だろうと噂されている。
主に知性を持たないものを魔物と呼ぶが『覇邪龍アルバレスト』のような例外もいることを記しておこう。
ランクの全て(下から)
[G-・G・G+・F-・F・F+・E-・E・E+・D-・D・D+・C-・C・C+・B-・B・B+・A-・A・A+・S-・S・S+・U-・U・U+・I]
G…鍛えていない子供が一人で倒せるレベル
F…鍛えていない女性が一人で倒せるレベル
E…鍛えていない青年が一人で倒せるレベル
D…鍛えていない大人が一人で倒せるレベル
C…一人前として認められた人が一人で倒せるレベル
B…一人前として認められた人が十人で倒せるレベル
A…一人前として認められた人が五十人で倒せるかもしれないレベル
S…一人前として認められた人が何人いても勝つのは難しい。
U…災害レベル。倒せるのかどうかすら怪しい。
I…倒すのは不可能だろう。国や街…または村を捨てて逃げ出さなければならない。挑むなど愚の骨頂。
…うん…まぁ…明らかにあの神様が書いたやつじゃないよね…いろんな書物から引っ張ってきたな…いや、薄々気づいてたんだけど…はぁ…まぁ、いいや…次は…霊獣か…
霊獣について
霊獣…主に実体を持たない生物を総じて霊獣と呼ぶ。
幽霊や亡霊と呼ばれたりもするが、それは人の場合であり、人を襲わない実体を持たないものを霊獣と呼ぶ。
殆ど人を襲うことは無いのでランクはつけられない。
霊獣に名前はない。
大きさや、害などに関係なく霊獣と呼ぶ。
…襲ってきたらどうすんだろ…まぁ…次は…幻獣…神獣か…
幻獣について
幻獣…滅多に姿を表さない生物。
とても強いが余程のことをしない限り襲ってくることはない。
幻獣は総じて温厚である。
幻獣にはペガサスやユニコーン等がいる。
妖精も幻獣に含まれるが知性を持っているので、1つの種族として数えるか否か意見が割れている。
妖精は甘いものが好き、といったお伽噺があるが実際はどうなのか不明である。
神獣について
神獣…主に名前に天…や神…が入っている。
天界といった場所に住んでいる生物。
地上には滅多に姿を表さないが、とても強い。
ランクをつけるとすればIランクしかつけられないだろう。
有名どころとしては、天龍…神龍…天狐…天狼等が知られている。
…神獣か…会ってみたいな……さて…生き物はこれで終わりかな…次は…
魔法を使う者の呼び名…だな!!呼び名なんてあるのか…