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第1話 私とヒロインと空手

「やぁぁっっ!!」


 正拳突き。


 見えない相手に向かって。


 正拳突き。


 見えない相手に向かって。


 正拳突き。


 何度も、何度も。


 白い胴着を着た私は、目の前にいるだれにも負けない自信があった。


 それがたとえ、屈強な男だとしても、巨大な熊だとしても、正体の分からない怪物だったとしても。


 私は、持てる全力を注ぎ込んできた。だから、自信がある。


 私は、絶対に負けない。


 その闘争心だけが、私のもつただひとつで最高の、生きる価値だった。











 私立椥辻(なぎつじ)学園第二高等学校。


 ここの武道場が、私のいる稽古場だ。


 授業が終わってから、私はいつものように、女子空手部の練習に参加していた。いまは組み手――いわゆる試合形式の稽古をしている。


 武道場を使っているのは、私たち空手部と、ほかに柔道部。その中で、私はひときわ大きな声で気合を入れた。


「せやぁっ!!」


 すばやく左足をふみこんで間合いをつめ、ヘッドガードをつけた相手の首もとに右の正拳を放つ。対戦相手がよろめく。


「やめ! 一本!」


 審判をつとめる顧問の先生が声をあげる。これで二本目だ。この練習試合は二本先取で勝ちになる。つまり、私の勝ち。


 お互い礼をして、下がる。先生が云った。


「五人抜きだ。さすがだな四条。次、相手をしたい者」


 はい、とまた一人部員が手を挙げる。


 だれがきてもかまわない。私はただ目の前の相手を倒すだけ。


 礼をして、試合が始まる。


 構え、前後左右に動きながら間合いをはかる。


 相手がふところに入ろうと足をふみだす。みえみえの動き。


 拳を放ってきたところを、私は横に流しつつ拳を返す。それが相手の胸部にヒットする。うっ、と相手が思わず声を上げた。


 やめ、一本。


 試合場の中心に戻って試合再開。今度は相手がやや引き気味になる。


 私は前へプレッシャーをかけながら、徐々に相手を角に追いつめていく。苦しまぎれに相手が右拳を打ってきた。


「はあっ!!」


 それを半身でかわしながら足を出し、ひとつ、ふたつと拳で相手の正中を突く。


 やめ、一本。


「六人目。なすすべない感じだな。だれか四条を止めるものはいないか」


 私はもとの位置に戻ってヘッドギアをとる。ショートヘアの髪を振り乱し、額の汗を胴着でぬぐう。


 だれにも負けたくない。たとえ何人かかってきても。それだけは、ゆずれない。


 私は前髪を上げているゴム製の髪どめを直してから再びヘッドギアをかぶって、再び試合場に入った。次の相手はだれだろう。中村か。それとも相葉か。新入部員にも一切手は抜かないからな。


 すると、目の前から威勢のいいかん高い声が聞こえてきた。


「はいっ! 私がやります。四条先輩、よろしくおねがいします!!」


(うっ……)


 ここで――


 いままでつくりあげてきた私の真剣モードが、ごっそりそぎ落とされた。


 相手は、一ヶ月前の四月に入ったばかりの部員。


「先輩、手加減してくださいね。おもいっきりぶったらやですよ」


「小町。私はだれにも手加減しないって決めてるの。いやだったら他のと代われ」


「えー。そんなのいやですぅ。私、先輩とできるだけ長く組手してふれあっていたいのにぃ」


「組手の趣旨違ってるだろ!」


 ああ、もう。小町と話すと調子狂う……。


「とにかく、全力でいくから」私が前に進み出ると、小町はヘッドギアをかぶりつつ、幸せそうにやってくる。緊張感のかけらもない。


 先生の「はじめ」の声で、試合が始まる。


 私は慎重に足を運ぶ。小町はふわふわと前後にはねながら、間合いをはかっている。っていうか、表情が微妙に笑顔なのが気に食わない。


 先手必勝。さっさと勝負を決めよう。


 私はなかば強引に前に出て間合いをつめる。驚いたのか、小町はとっさに左拳を突き出す。それをかわし、代わりに手刀を打つ。


「あっ……」小町は反応できない。


 一本。


 私がなにくわぬ顔で元の位置に戻ろうとすると、小町は口を開いた。


「ひどい先輩! 不意打ちなんて!!」


「油断した小町が悪い」


「うう……。でも、こんなことくらいで小町はめげませんから!」


 向かい合い、試合再開。今度はいきなり攻めず、相手の――小町の様子をうかがう。


 小がらな小町は前後にはねながら、こっちと打ち合うタイミングをはかっている。


「せっ!」


 私が右足を繰り出す。小町はさっとかわす。次に私は突きをニ度、三度うつ。これもかわされる。


 蹴り。かわされる。正拳、正拳。かわされる。蹴り、手刀、突き、突き、突き。かわされる。左突きとみせかけて蹴り。かわされる。


「先輩のフェイントは見切ってますよ! 二十四時間、いつも先輩のこと見てるから」


「ストーカー宣言どうも」


 ちょこまかと……。小町と試合をすると、私の技がことごとくかわされる。


 確かに小町は俊敏さにかけては新入部員の中でも群を抜いている。それに加えて、私の動きばかりを毎日みて勉強している……というか、私しかみていない、らしい。なので、なかなか打突があたらない。


 でも、こんなことくらいで――!


 私はもう一度、小町に近づく。彼女が打ってこないのはわかっている。いつまでもふれあっていたいから、とかなんとか考えて時間かせぎをしようとしているに違いない。だから、近づけるところまで近づいて――


 私は左足をふんばると、思い切って右足でハイキックをお見舞いした。


「うそ、きゃっ!?」


 ギリギリしゃがんでかわす小町の頭の上を、私の蹴りが切る。


 高校空手では寸止めがルール。だけどそれを無視して、反則寸前の脅しの蹴り。


 あわてて立ち上がろうとする小町の肩口に、私は容赦なく左の正拳をたたきこんだ。もちろん今度は寸止めで。


「一本! それまで」


 作戦成功。


 私はなにごともなかったかのように小町に背を向ける。


「先輩!」


 小町が後ろからぷんすかして云った。


「反則! 違反! 暴力反対! ひどいですよぉ、本気で蹴ってくるなんて。小町、本気で泣いちゃいます!」


 私は少しだけ振り返って、云った。


「油断するからだよ。さっき言っただろ」












 部活が終わり、私は家路についていた。


 椥辻学園の制服は、茶色い上着と赤と黒のチェック模様のスカート。私は空手の胴着から制服に着替えて、今日の部活の反省をしながら帰りの道を歩いている。


 結局、二十三人抜きまで。途中でスタミナが尽きて、体がいうことをきかなかった。私もまだまだだな。


 他の部員は「毎回、やりすぎです」なんて云っていたけど、これくらいでへばっているようじゃ、全国で通用しない。そう私は思っている。


「毎回、やりすぎですよぉ、四条先輩」


 そう、こんな感じで。


 帰途についている私の横には、なぜか小町がいた。


 小さい体に、ベリーショートの黒髪。いつも大きな瞳で私を見上げながら、ぴょこぴょこととびはねている。落ち着きの無い後輩だ。


「今日の試合なんて、あんな本気空手みたいな蹴りを蹴ってくるんですもん。死ぬかと思いましたよ」


「なんだよ、本気空手って。旭新空手だろ」


「そうそう、それです! あんな蹴りをまともに受けたら、私、一気に昇天しちゃいますよ~。うれしくて」


「なんだよそりゃ……」


 私が椥辻学園第二高校の二年生になって、もう一ヶ月ほどたつ。何人か入ってきた部員の中にいたのが、この遠藤小町だ。


 空手部に入ってすぐ、小町は持ち前の身軽さと俊敏さで頭角をあらわした。どうやら中学のときに道場で空手をやっていたらしい。強い後輩が入部してくれるのはうれしいし、私も身が引きしまるから練習にも一層気合が入る。


 そう思っていたんだが。


「先輩、今日は二人でデートですね♪ まだ出会ってひと月なのに、もうこんな間柄になれるなんて思いませんでした」


「誤解を生むような発言をするな」


 気に入られたのかなんなのか、とにかく小町は私にばかりかまってくる。


 登校すれば途中の道から毎日ついてくるし、授業が終わればまっさきに教室の前までやってくる。部活がはじまれば私とばかり組みたがる。「もっと違うやつとも組まないと、強くなれないぞ」と云っても「実力は二の次、先輩は二の一です!」とわけのわからないことを云ってくる。


「先輩といっしょに帰れるなんて、私は学園一の果報者ですね」


「むずかしい言葉しってんな……」


「えへへ。先輩にほめられた~」


「感心しただけだって。違う意味で」


「えへへ、先輩に感心させちゃった~」


 私が何を云っても幸せそうに喜ぶ。本当、扱いに困る。


「先輩、顔きれいだし、ショートヘア似合ってるし、背が高くて強いしかっこいいし、実際空手の腕は全国レベルだし、ほかにも剣道とか弓道とか合気道とか茶道とかいろいろ精通してるし、女子全員にとってあこがれなんですよ。みんな言わないけど、こっそりそう思ってるんです」


「茶道はやってないって。っていうかいつから小町は女子全員の代弁者になったんだ」


「でも小町は違いますよ。先輩のために一生をささげるって出あった瞬間決めましたから」


「ささげられても困るんだけどな……結婚でもする気かよ」


「結婚! ああ、私が男だったらなぁ……。そうだ先輩、アメリカにいきましょう! アメリカなら同性結婚も認められてるらしいですよ」


「だれが行くか!」


「『行くか!』で思い出しましたけど、先輩、これからいっしょにどこいきます?」


「唐突だな! っていうかどこにも行かないよ。私はもう家に帰るんだ」


「えー。帰っちゃうんですかぁ。せっかくのデートがぁ」


「だからデートじゃないって……」


「デートですよぉ、私にとっては。はぁ……せっかく先輩にお似合いのアクセでも買いに行こうと思ったのになあ」


「アクセ?」私が訊くと、小町は不満そうな顔をつくって云った。


「先輩って、きれいでかっこいいのに、アクセとか全然つけてないんですよね。携帯だってストラップもなんにもないし。そもそもスマホじゃないし……」


「ちゃらちゃらしたのは好きじゃないんだよ。興味もないし。シンプルなのが一番」


「そういうと思いましたよ。だから小町が選んであげようと思ってたんです。私のカバンのイヌ太郎だってすっごくかわいいから、先輩にもイヌ太郎を、って」


「イヌ太郎?」


 小町は学園指定手提げカバンの持ち手についたアクセをみせる。


 そこには、銀色の細いチェーンにつながれた、イヌのマスコットがあった。


(うっ!)


 それを見た瞬間、私は目を奪われた。


 ぶち色の体につぶらな黒い瞳の、小さくてかわいい、愛らしい、いますぐにでも抱きしめたい、そのままさらってしまいたいくらい大好きな柴犬風のイヌのアクセが


「……せんぱい?」


 ――はっ!?


「先輩、いまイヌ太郎のこと、ものすごい目つきでみてませんでした……?」


「えっ? い、いや、なにいってんだよ。そんな……私がイヌ太郎なんて、好きなわけないだろ。好きなわけないし。好きなわけないから。第一、こんなかわいいキャラクター、私には似合わないし、いらないよ」


「え~。似合うと思うんだけどなぁ。ギャップですよ、ギャップ。試合では鬼人のような気迫に満ちた先輩が、実はゆるキャラ大好きとか、考えただけでもう……ああ! この思いをいますぐツイートしよう」


 そう云って小町はすばやくスマホを取り出すと、光速でキーをたたき出した。どうやら「ついったあ」とかいうのをやっているらしい。私はそっち方面にはうとくてよく知らないけど。


 ……とりあえず、助かった。


「じゃあ私、こっちだから」


 T字路になったところで私が云うと、ツイッターしおえたらしい小町が、少し驚いた様子で云った。


「あれ? 先輩の家、こっちじゃありませんでしたっけ」


「ああ、そっちなんだけど、ちょっと親に頼まれてる買い物があるから。……っていうか、なんで小町が私の家の場所、知ってるの」


「知ってますよぉ。先輩の後ろを何回かこっそりついていきましたもん」


「そういうストーカー行為は感心しないな……」


「でも先輩を尾行するのって大変でしたよ。先輩って、ちょっとでも油断したらすぐに後ろを振り返りますし。昨日も部活が終わってから追っていって、何回か心臓がとまりそうでした」


「だから昨日、つけられてるような気配がしてたのか……!」


「もっと尾行術を上達させないといけませんね。小町、がんばります!」


「がんばるところ違うだろ!」


 私の言葉なんて全く意に介さず、小町は「じゃあ先輩、お先に失礼しま~す」と元気に去っていった。


 小町って、調子だけはいいんだよな。そのエネルギーを私以外にも向けてほしい……。


 そんなことより。


 私は小町の帰った方向と反対の道に歩いていった。少し進んで角を曲がると、そこには小さな公園がある。


 ブランコとベンチ、鉄棒のほかには大きなクスノキが一本と草があるだけの、素ぼくな公園。いつも夕方に近所の主婦が子供づれでやってくる以外にはほとんど人気のない、小さな遊び場。私はそこへ入ると、まっすぐに木の根元まで進んだ。


 こもれびが差すクスノキの下に、ぽつんと小さなダンボールが置かれている。中をのぞくと、一匹の子イヌがいつもと変わらない姿でいた。


 イヌは私に気がつくと、うれしそうにしっぽをふってダンボールのふちに前足をかける。私は首をめぐらせて周りを確かめた。


 公園には、だれにもいない。だれかくる様子もない。小町がこっそりのぞいている気配も、ない。


 ――よし。


「元気だったか、太郎~!」


 私はしゃがみこむと、その小さくてかわいいイヌっころを両手でもちあげ、これでもかというほど全力で抱きしめた。


「ワン、ワン!」


「そうか、元気だな! よしよし~~」


「ワンワン! ワンワン!!」


「会いたかったぞ~! 遅くなってごめんな!」


 さっき私は、小町にウソをついた。


 別にゆるキャラが好きなわけじゃないし、ちゃらちゃらしたものをつけるのが嫌いなのも本当だ。


 でも、イヌだけは別。


 私は、イヌが大好きだ。死ぬほど好きなんだ。


 ペットのイヌも好きだし、イヌのキャラクターも好きだ。じっさい私の部屋にはイヌの人形やシールやペン入れやなにやらいろいろある。学校にはもっていかないけど。


 ひとしきり抱きしめると、私は太郎をダンボールに戻す。「太郎」という名前は、ダンボールに書いてあったメッセージにそうあったからだ。


『私の家で飼えなくなったので、だれか拾ってください。名前は太郎といいます』


 三日前にはじめて太郎をみつけたとき、身勝手な話だなと私は少し憤った。家の事情があったのかもしれないけど、こんなかわいいやつ、なんで公園に簡単に捨てられるんだ、って。


「ほら、これでも食べな」


 私はカバンからタッパーを取り出すと、ふたを開けて犬用の干し肉を太郎にやる。太郎は「ワン」とほえてから私の手先にあった肉にかぶりつき、はぐはぐしながら食べる。


「腹減ってたんだな。まだまだあるから、いっぱい食べろよ」


 ひとつずつ、私は太郎に与えてやる。太郎のエサを食べるしぐさがかわいくて、私の顔も自然とほころぶ。


 かなりの量をもってきたはずなのに、太郎はすぐに全部を食べ終えた。太郎は「もう無いの?」という目で私のことを見上げてくる。私は太郎の頭をなでてやりながら、視線を返した。


「よく食べるな~。今日はこれだけしかもってきてないんだ。ごめんな」


 タッパーをしまい、私は太郎をみつめる。太郎は私が帰ろうとしているのに気づいたのか、さみしそうに「ワン、ワン!」と何度もほえはじめる。


「私のうちで飼えたらいいんだけどな。お母さんが犬アレルギーだからだめなんだ。だれかいい人の家に飼ってもらえるまで、もうちょっとしんぼうしなよ」


 またエサ、もってきてやるからな。私はそれだけ云って、太郎のもとから離れる。太郎が後ろからさみしそうに「ワン、ワン、クーン……ワン、ワン!」と声をあげるのが聞こえる。これ、結構つらいんだ。


 明日はもっといっぱい肉をもっていってやろ。そう思いながら、私は今度こそ家路についた。











「ただいまー」


 私が家に帰ると、お母さんは晩ご飯の支度をしていた。


「おかえりなさい。もうすぐご飯ができますから、お風呂に入って着替えたら、すぐにきてくださいね」


 うんわかった、と私は云って、適当に荷物を片付けると、お風呂場に向かった。


 髪どめをはずして制服と下着を脱ぎ、お風呂場に入る。カランをひねってシャワーからお湯を出すと、私はそれをめいっぱい浴びた。


 浴びながら、目の前の鏡をみる。赤身がかったストレートのショートヘアに、少し切れ長の目をした私の顔がそこに映っている。


 同級生はみんな、おしゃれとかそういうのに気をつかっているみたいだ。ダイエットして、スリムな体型になって、かわいい服を着て。


 だけど――


 いまの私は、空手のことしか考えたくない。


 腕は太いし、胸はそんなに大きくない、と思う。背が高いことも、普通ならコンプレックスになるのかもしれない。性格だって、言葉づかいだって、男っぽいとよく云われる。


 でも、それでいいんだ。私は空手にかけているから。


 汗を洗い流して湯船につかる。手足をのばすと、全身がほぐれるようで、気持ちいい。


 明日は三十人抜きが目標だな。もちろん、一本もとられずにね。


 そんなことを考えながら、のんびりと時間を過ごす。


 お風呂からあがると、私は用意してあった部屋着に着替えて、カバンといっしょに二階に上がっていった。階段のすぐ横にあるのが、私の部屋だ


 扉を開けると、みなれた風景。フローリングの床に、机とベッドとボックス。机の上は完全に物置になってる。ボックスには、空手とか剣道、柔道の本。それに、イヌの人形やシールやペンいれやらなにやらのイヌグッズが大小多数。


 私はカバンを机の上にどんと置いた。今日は宿題もないし、ゆっくりできるな。そう思ってふとベッドの上に目を移す。


(――あれ)


 そこには、私が見たことのないイヌの人形が、無造作に置かれていた。


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