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家族の喪失

作者: 浜太郎

「葬送のフリーレン」というアニメーションを見ました。

喪失という出来事をとても丁寧に描いていると思いました。

「喪失」は私がずっと考えている大切な事の一つです。

何も言わなくても そこには

切りたくても切れない ものがある


それは年月を重ねたことでしか生まれないものであり

たくさんの感情が混じり合った 一言では表せないものだ…

そう それは 好きなものや友人、恋人とは違うものだ


そんな

家族

の喪失


家族というそれぞれの一方的な想いの重たい関係が

時に嬉しく

時に苦しみをもたらすのだが

それが 無くなった時


膨大な過去が 襲ってくる


それは

ある意味 ほっと するのだけれど

その過去は あまりにも膨大過ぎて

自分の存在自体がグラついてしまいそうになる


それは

単純な悲しみ とは違う…


誰も

そのすべてを言葉にするわけにはいかないが

そのすべてを言葉にすることができない わけでもない

だから 黙して 語らずに 

こっそり 涙を流す


そして

それは

表面的な涙だ

そして

便宜的な涙でもある


深層まで己の感情を探れるもの(者)ならば

それを

涙でごまかしたり しないのかもしれない


何かを失う ということは

“失ったもの” を 背負うことなのかもしれない


今 テレビでは 

何かを失った者たちが

何かを自分で背負うことに決めて

一所懸命 

ラーメンを作っている


NHKのとある番組でアマチュアの料理好きな方々がラーメンを作ったいたのですが、その時紹介されたエピソードから産まれた言葉です。

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