ごく普通の高校生だった俺がトラックにはねられて異世界転生する予定だった件
(例の如くトラックにはねられそうになる俺!
この勢いで異世界転生しちゃったりして…!?)
『だめだ!ブレーキがきかない…!!兄ちゃん避けろーーーっ!!』
うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーwWwwwWWW———…
ーーーWwwーーーーーーーーwーーーーーーwWーーーーーーーーWwwーw-w
すぐに人だかりができる。でも誰も目を合わせようとはしない。
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(なんか笑われてる…?写真撮られてSNSにUpされてしまうのか…きっと無様な最期なんだろうなあ…)
Ww———W——wW———
wWw…ーーー…WwW
W…Ww…——…W———
(えっ…誰も笑ってない…??)
wwwーーーーーWwーーーーーーーーーWーーーーーーーwwーーーwWw
『ほらキミしっかりして!』
(おお…これは…どこかの異世界にチート能力持って転生したのかな…?)
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『大変だ!脈拍が弱くなっている!』
(はい?)
『救急車は!?』
『呼びました!けどタイヤがパンクしたとかで到着はまだです!』
『心臓マッサージとAEDは!?』
『しました!でもだめそう!』
(えっ?なになに?何が起こってるの?)
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『救急隊の者です。午後4時14分、相当の蘇生行動の結果、蘇生不可能と判断。
現場にて死亡を確認…。ご臨終です…。』
『ここまでの冒険をセーブしますか?』
>はい
いいえ
セーブデータが破損しています。